記録ID: 1920132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
立山周回ーホワイトアウトでビビりまくりー
2019年07月06日(土) [日帰り]
富山県
aberchan
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:52
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 857m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れのちガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅前の登山者用無料駐車場に駐車(6:15くらいで6割くらい埋まっていました) 7時始発のケーブルで美女平駅へ その後7:15の臨時バスで室堂へ 事前にネット予約で7時のケーブルを予約、切符売り場に並ばず窓口で発券してもらいました。混雑時は便利です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【室堂〜一ノ越】 舗装された歩きやすい登山道、数カ所雪渓を横切りますが、踏み抜きなどなく、全く問題ありません。 【一ノ越〜雄山】 がれた登山道、落石に注意しながらジグザグに登っていきます。 【雄山〜大汝山〜富士ノ折立】 岩場をトラバース気味に登っていきます。富士ノ折立へ登る道は、コースがわかりにくいですが、手がかり・足がかりもあり、慎重に登れば問題ありません 【富士ノ折立〜大走り】 コースが整備されておらず、かつ、通る人が少ないため、慎重に下る必要があります。最初の雪渓を横切る際、向こう側の夏道をしっかり見ながら渡ります。左に下ると別の沢に降りるので危険です。渡った後の夏道も途中から雪渓に吸収され、トレースもなくなり、ルートファインディング能力が必要です。雪渓も途中から斜度が急になり、アイゼンとピッケルがあったほうが安全です。雪渓も下りきったら大きく左側に回り込むので、ここでもルートを見つけながら進む必要があります。我々は、1個目の雪渓横断時からホワイトアウトとなり、コースが見えなくなり、ビビりながら下りました。おまけにプチ滑落気味になり、肝を冷やしました。GPSにルートを入れ、自分の位置を確認しながら、安全に降りる必要性を痛感しました(GPSにコースを入れていましたが、すっかりホワイトアウトで舞い上ってビビりまくりました)。翌朝コース全容を下から見て初めてコースの危険性を痛感しました。 |
その他周辺情報 | 下山後、みくりが池温泉に宿泊。談話室工事中でしたが、問題ありませんでした。16時頃入浴した際は浴槽にお湯が補充されず、ぬるめのお湯でしたが、22時頃入浴すると浴槽にお湯が出ており、しっかり温まりました。朝も入浴したので、しばらく体から硫黄臭が抜けませんでした。お湯は白濁し硫黄臭がしますが、とてもいいお湯でした。 |
写真
感想
この時期の登山は、コース状況の把握が最重要。思いつきで十分な準備もなく危険なコースに足を踏み入れたことを大いに反省しています。こういう時に限ってホワイトアウトという予測していない状況に陥り、危うく、道迷いになるところでした。室堂までバスで簡単に来ることができ、標高差も600mほどしかなく、少し油断があったと思います。このような恥ずかしい記録ですが、少しでも、皆様の参考になれば幸いです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:777人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する