鋸岳&アサヨ峰(戸台河原登山口・北沢峠テン泊)
- GPS
- 21:05
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 3,610m
- 下り
- 2,533m
コースタイム
04:25 戸台河原登山口出発(鋸岳まで7時間標記)
05:22 三峰川発電所取入口
05:28 第二堰堤
05:51 第1号床固
05:57 唐沢出合
06:29 歌宿沢出合
06:36 角兵衛沢出合・角兵衛沢登山口標記(第1高点まで5時間標記)
06:54 徒渉後登山口ケルン
08:02 ガレ場突入
08:41 大岩下ノ岩小屋
10:22 角兵衛沢ノ鞍部
10:43 鋸岳(第1高点) 10:51
11:10 角兵衛沢ノ鞍部
12:24 大岩下ノ岩小屋
13:59 登山口ケルン
14:18 角兵衛沢出合
14:28 熊ノ穴沢登山口
15:24 丹渓山荘
15:53 八丁坂下
16:21 八丁坂ノ頭
17:12 大平山荘
17:28 北沢峠
17:40 長衛小屋テン場
■2019/08/04
05:00 長衛小屋テン場出発
06:53 栗沢山 06:56
08:04 アサヨ峰 08:17
09:20 栗沢山
-途中昼食-
11:22 長衛小屋
11:25 長衛小屋テン場 12:15
12:25 北沢峠 12:35(臨時バス)
-北沢峠から戸台大橋間バス移動-
13:13 戸台大橋 13:15
13:17 和泉原井筋水取り入れ口跡(車道から分岐して下る)
13:18 公衆?トイレ
13:21 ゲート
13:34 戸台河原登山口帰着
天候 | ■2019/08/03 未明まで小雨、朝方晴れ、10時頃からガス・曇り、13時半頃から雷鳴、14時半頃から1時間ほど小雨。気温15〜18℃、肌寒い(終日20℃以下) ■2019/08/04 朝から快晴、10時頃から部分的にガス、午前中概ね晴れ、午後高曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
都内(21:53)−首都高速−中央自動車道−伊那IC−県道87号−<駒美>−県道88号−<沢尻南>−国道361号−<高遠公園下>−国道152号−<戸台口>−仙流荘−<戸台大橋>−戸台河原登山口駐車場(02:07/274km) ■復路 戸台河原登山口駐車場(13:47)−<戸台大橋>−仙流荘−<戸台口>−国道152号−国道361号−伊那IC−中央自動車道−<小仏45キロ渋滞>−首都高速−都内(21:04/545km) ■駐車場 戸台大橋を過ぎて1.2キロほど走ると丹渓荘があり、残り0.4キロ程で戸台河原登山口の駐車場に着きます。 マップコード:1037 092 212*1 注:戸台大橋を過ぎて0.1キロほどの所に黒川に下る分岐があり戸台河原の駐車場と繋がっていますが、途中にゲートがあり通れません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■戸台河原登山口−角兵衛沢登山口 登山口を入るとすぐに戸台川です。右岸に車道跡があり、草は伸びていますが快適に歩けます。 30分ほど歩くと車道跡は途切れ右岸は進めません。ここで左岸に徒渉します。飛び石で渡れる状況ではなくハイカットの登山靴でも水没する水量でした。 しばらく左岸を行くと、右岸に再び車道跡が見えるので右岸に徒渉します。右岸の車道跡は第二堰堤の手前まで繋がっています。 第二堰堤は右岸に整備された高巻きの登山道で越えます。第二堰堤の落ち口で左岸に徒渉します。水量にもよりますが、堰堤の上を歩けば濡れなく渡れそうですが、滑ると危険です。 左岸に渡った後は、踏み跡や赤テープを目印に角兵衛沢出合まで歩きます。明確な「角兵衛沢出合」の標識がありますので、ここで河原に降り、徒渉箇所を探して右岸に渡ります。 角兵衛沢の登山口には、身の丈ほどのケルンがあり容易に判ります。 ■角兵衛沢登山口−鋸岳(第1高点) 登山口からシラビソの登山道を登って行きます。踏み跡は薄かったりしますが新旧の目印テープが豊富でコースを外すことはないと思います。 樹林帯を出るとガレ場の連続です。コース取りは自由ですが、右手側に赤テープやジグザグの踏み跡があり、ガレ場を直登するより楽かもしれません。鞍部の手前ではガレ場の通過を強いられます。 鞍部から第1高点まではそれほど難易度は高くありません。 ■角兵衛沢登山口−北沢峠(長衛小屋テン場) 角兵衛沢登山口から徒渉で左岸に渡り、角兵衛沢出合の標識から北沢峠に向かいます。河原は大石ゴロゴロで歩き難いですが、河原から少し離れた場所に河原と平行して明確な踏み跡と赤テープがあります。 赤河原分岐辺りで2箇所ほど徒渉があります。渡れそうもない場所がありますが、滑りそうな丸太の橋が架けられています。 丹渓山荘から急登が始まり、つづら折りに付けられた八丁坂は長く堪えますが、登山道は明確で要所に赤テープもあり2時間ほどで大平山荘の下の南アルプス林道に飛び出します。 大平山荘からは南アルプス林道をショートカットして北沢峠に向かい、長衛小屋テン場は10分程です。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
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写真
感想
前回ヤマレコに記録を書いたのが6月初め、既に8月に入ってしまった。
週末毎に雨だったり、所用が入ったりで2ヶ月近く山に行っていない。
この間、3回ほど計画を立てたがすべて雨で流れてしまった。
この週末の天気、日曜日は良さそうだが、土曜日の午後は雷雨の可能性もあるので、午後は稜線にいたくない。
そこで以前計画した南ア・鋸岳の計画を引っ張り出した。
予定では、戸台河原の駐車場に車を止め、戸台川を遡上して角兵衛沢から第1高点に立つ(その前に三角点ピークに寄る)。第1高点から第2高点へ行き、熊ノ穴沢を下る。赤河原分岐から八丁坂を登り北沢峠でテン泊する。
この距離を歩くとCT17時間、明るくなってから歩き始めると北沢峠の前で日没になる。
そこで駐車場を早朝3時に出発する。最初の徒渉点では薄暗いかも...
CT17時間を2時間短縮して15時間とする。
このタイムで行けば北沢峠に18時には着くだろう。
駐車場に着いたのは深夜の2時、1時間ほど仮眠ができるかな...
エンジンを止めて仮眠をしようとしたが蒸し暑い。河原なので窓を開けると虫が入る。
エンジンをかけ冷たい風に当たった瞬間、夢の中に落ちた(夢は見ていないけど)
。気が付くと4時半が近い。あちゃ〜...寝過ぎてしまった。
この時間では第2高点に行く時間が無い。三角点ピークも諦めた。
折角だから第1高点のピストンだけでも...
10時半少し前、角兵衛沢ノ鞍部についた頃からガスが上がりはじめた。
第1高点に着いたときは第2高点はきれいに見えていた。しかしすぐにガスに飲まれてしまった。行かなくて正解だったかも...
雷が恐いのでチャッチャト下る。
13時半を過ぎた頃から雷鳴が響きはじめた。既に樹林帯まで下っていたが、谷底に響くような雷鳴は気味が悪い。
14時に登山口まで降りて来たが、上空が暗くなってきた。
14時半頃から雨が降り出したが1時間ほどで止んで、何とか明るい内にテン場に着くことができた。
翌日は好天、テン場の混み具合から百名山と百名山と重なるルートを避けて栗沢山からアサヨ峰をピストンしてきた。
鋸岳、栗沢山、アサヨ峰、三山とも山頂を独り占め、静かな山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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hottenさん、こんばんは!
お互いに出撃が少なく、コメントを書く手間が省けていましたね。
毒舌攻撃に遭わず、精神安定上、実に有益でしたよ
私の場合、多忙が理由でしたが、hottenさんは、ツキの無さかと
タイトルを拝見した時には、甲斐駒経由で行かれたと思いましたよ。
怖いところが、大好きなお方ですからね〜
でも、テン泊装備では危険すぎますよね
当初の計画と違うようですが、天候からみても良き判断でしたね。
流石は年の功であります!
渡渉の貧乏アイテム、インスタ映えはしませんが
実用性はバッチリですね
真夏のアルプスなのに、喧噪を逃れながらの行程。
お見事でした!
こんにちは、tailwindさん!
一度は甲斐駒経由の六合目石室小屋でテン泊も考えたのですが、70リットルのザックでは鹿穴が潜れないし、バランスも悪くP2-P1間も厳しいので北沢峠のテン泊に変えました。
もっとも一番の理由は、六合目小屋には の自販機がない、長衛小屋には缶 の自販機も生 もある
角兵衛沢の取り付きと熊ノ穴沢の取り付きは10分程なので、中間辺りにテン泊ザックをデポしてサブザックでP1-P2と回る予定でしたが、寝過ごしてしまいました
寝ないで運転してきて、即登山はもう無理です
久々の山行は南アでしたか。
メジャーなのは長衛小屋のテン場ぐらいでここを起点に甲斐駒、仙丈に見向きもせずアサヨ峰ってところがいかにもらしいですね
ここのテン場は混雑の印象しかなくできれば利用したくない...
岩室で泊まるのもありだったと思いますが、 がないのがネック?
栗沢山とアサヨ峰は昨年行ったときにはそれなりに人がいましたけど、空いてたのは時間帯のせいかな?
でもこの界隈では穴場ですね。
鋸岳は大好きな山のひとつです
第2高点は残念でしたが、今度は釜無川から日帰りピストンなどいかが
甲斐駒も仙丈もスゴイ人だったと思いますよ
長衛小屋のテン場もスゴイ数だし、長衛小屋も予約でいっぱいで、飛び込みはダメみたいでした。
大半はこの2峰でしょうから、シャイな私はイモを洗うような山頂では山頂標にたどり着けません
第2高点は、テン泊ザックでは厳しいので、甲斐駒経由で岩室にテントを張ってサブザックでピストンか、熊の穴沢の登山口でビバークしてピストンをしようかなんて考えています。
釜無川の車道歩きはチョットね
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