空木岳、南駒ヶ岳（千畳敷から中央アルプ主稜縦走・小屋泊）

2019年08月04日(日) ~ 2019年08月05日(月)

• GPS: 14:46
• 距離: 26.2km
• 登り: 1,920m
• 下り: 3,632m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:01

距離 10.3km 登り 1,173m 下り 1,021m

6:57 千畳敷駅
7:21 7:28 極楽平
7:35 7:38 島田娘
8:14 8:25 濁沢大峰
9:19 9:37 檜尾岳
11:00 熊沢岳
12:08 12:18 東川岳
12:32 12:40 木曽殿山荘
13:51 13:53 空木岳
13:58 駒峰ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:08

距離 15.9km 登り 747m 下り 2,636m

5:04 駒峰ヒュッテ
5:06 5:21 空木岳
6:08 6:09 赤梛岳
6:35 7:00 南駒ヶ岳
7:28 赤梛岳
8:15 8:18 空木岳
8:23 8:34 駒峰ヒュッテ
8:49 8:50 駒石(駒石山)
9:06 9:07 空木平カール分岐点
9:35 9:36 ヨナ沢ノ頭
9:50 小地獄
9:53 9:54 大地獄
10:20 マセナギ
10:25 尻無
10:42 池山小屋
10:47 10:50 池山尾根水場
11:14 タカウチ場(池山分岐)
11:31 11:33 空木岳登山口駐車スペース
11:43 空木岳登山道入口(第二取付点)
11:47 11:49 空木岳登山道取付地点
12:12 ゴール地点

天候

1日目　快晴→ガス、2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

0時大宮発　圏央道・中央道を乗り継いで3時15分に駒ケ根高原スキー場駐車場到着（無料）
暗闇の中、歩いて菅ノ平バス停へ（バス停には、既に2人の方が並んでいて3番目到着）
が、県道が昨日の大雨（雨量規制以上）で通行止め、県職員が現場確認後、開通したため、1時間遅れの6時バス運転開始。（3番目でしたので1台目のバスに乗れました。）
バス→ロープウェイで約1時間遅れの7時前に千畳敷に到着！

コース状況／危険箇所等

【千畳敷〜極楽平】　お花畑を見ながらの登り、カールの展望も良い。踏み跡しっかり迷うことなし
【極楽平〜檜尾岳】　中央アルプスの主稜歩き、序盤は平坦な稜線歩き、中盤以降は、小ピークのアップダウンがつづく。踏み跡しっかりで迷うことなし。直射日光を遮るものがないので、晴天時は暑いかも。。。
【檜尾岳〜熊沢岳】　鎖場あり、岩場も多い。危険な箇所もあり。アップダウンが多く距離の割には体力消耗する。踏み跡しっかりで迷うことなし。
【熊沢岳〜空木岳】　東川岳までは、5つの小ピークを越える。そこから木曽殿越まで激下り、空木岳までは300mの登り返し。第一ピーク後は岩場歩き、鎖場もあり。
【空木岳〜南駒ヶ岳】　稜線歩き。展望がよく最高。ピークを2つ程越える。鎖場はないが南駒ヶ岳の直前は岩登り。踏み跡しっかりで迷うことなし。
【空木岳〜マセナギ】　駒石くらいまでは、森林限界以上で展望最高！気持ち良く歩けます。大地獄・小地獄は、くさり場・梯子が多数で岩下りを楽しめます。踏み跡しっかりで迷うことなし。
【マセナギ〜駒ケ根スキー場】　踏み跡も濃くなり、歩きやすい。岩山小屋前に水場あり。下りのみだが、距離が長いので、地味に疲れるかも。。。

その他周辺情報

こぶしの湯に寄りましたが、１４時から営業とのことで、今回は残念！！
https://chuo-alps-resort.com/family/kobushi/

写真

8/4 5:47

菅ノ台バス停。今日は3時20分頃から並び、3番目でしたが、大雨による県道通行止めで始発は6時からになりました。1番バスでロープウェイ乗り場へ。

8/4 6:39

ロープウェイからの景色。今日は天気が良くて最高です。

8/4 6:39

日暮の滝？アナウンスで紹介していましたが、滝の名前忘れました。

8/4 6:50

千畳敷カールです。やっぱりいいね！

8/4 6:57

下界は雲海です。

8/4 6:58

ここからはお花畑の花たち

8/4 7:01

ヨツバシオガマ

8/4 7:02

夏山の定番チングルマ

8/4 7:04

振り返り千畳敷カール

8/4 7:07

キーキー鳴き声聞こえたので、カメラで望遠してみると小猿でした

8/4 7:12

チングルマ畑は最高ですね！

8/4 7:13

コバイケイソウも最高！夏山ですね！！

8/4 7:19

極楽平までもう少し

8/4 7:23

極楽平に到着！

8/4 7:25

ヒメウスユキソウ

8/4 7:25

三ノ沢岳

8/4 7:25

御嶽山が見えました

8/4 7:26

序盤は、平坦な稜線歩き

8/4 7:32

振り返り宝剣岳方面

8/4 7:33

今回の山行目的の空木岳と南駒ヶ岳

8/4 7:33

アップ

8/4 7:43

この稜線の景色が最高

8/4 7:47

白の高山植物

8/4 7:55

シャクナゲは終わりです

8/4 7:56

ピークへ向けて登ります

8/4 8:03

警戒心のない鳥がいました

8/4 8:20

山標。文字が消えているのでわかりませんが、濁沢大峰でしょうか？

8/4 8:28

岩場のアップダウンを歩く

8/4 8:31

鎖場もあり

8/4 8:35

気を付けて登ります

8/4 8:43

途中、チングルマ畑に癒される

8/4 8:44

この黄色いお花は？

8/4 8:45

梯子をくだる

8/4 8:48

ピンクのこれは？名前が出てこない？？

8/4 9:17

檜尾岳に到着！この山を目的にきた方とは、ここでお別れ！！

8/4 9:17

歩いてきたルート。奥に宝剣岳

8/4 9:18

次の目的地の熊沢岳

8/4 9:18

檜尾岳避難小屋

8/4 9:20

三角点に恒例のタッチ

8/4 9:28

ここでパノラマ

8/4 9:42

檜尾岳のカールでしょうか

8/4 9:56

ハクサントリカブト

8/4 9:57

まだまだ遠い熊沢岳

8/4 10:42

50分位で熊沢岳山頂に到着！

8/4 11:14

駒ケ根方面からガスが沸き上がる

8/4 12:06

東川岳に到着！だんだん、雲が増えてきました。午後には雷が気になるので早めに歩きます。

8/4 12:07

空木岳

8/4 12:25

激下り木曽殿越

8/4 12:29

木曽殿山荘

8/4 13:17

激登り、やっと第一ピーク。標高が高いと、いつもより足がきついです。

8/4 13:21

岩場あるき

8/4 13:29

ストックをしまって、岩登りを楽しみます。

8/4 13:35

山頂はガスの中

8/4 13:48

空木岳山頂に到着！

8/4 13:49

三角点に恒例のタッチ

8/4 13:50

明日、山頂にはまた来るので、山小屋へ

8/4 13:55

今日、宿泊する空木駒峰ヒュッテ。本日の泊りは、私を含めて10名程度で混んでなく快適でした。昨晩は激込みだったらしいです。おじさんとお喋りしながら晩飯し、19時頃に消灯！

8/5 4:41

暗闇のなかのオレンジが幻想的

8/5 4:42

お盆に歩く予定の南アルプス

8/5 4:52

お日様が顔を出しました。

8/5 4:54

山々、雲海にマッチしたご来光です

8/5 4:58

太陽が眩しい

8/5 5:00

空木岳が赤く染まる

8/5 5:04

中央アルプス稜線もモンゲンロート

8/5 5:04

良い景色です。

8/5 5:04

オレンジの世界

8/5 5:09

早速、空木岳山頂へ

8/5 5:14

山頂から八ヶ岳と南アルプス

8/5 5:14

雲海に浮かぶ空木岳

8/5 5:17

木曽駒ヶ岳方面

8/5 5:19

空木岳山頂をバックに1枚

8/5 5:27

それでは南駒ヶ岳へ向かいます。

8/5 6:06

ピークから空木岳

8/5 6:06

雲海に浮かぶ南アルプス

8/5 6:06

堂々とした山容の南駒ヶ岳

8/5 6:22

摺鉢窪分岐

8/5 6:33

摺鉢窪避難小屋

8/5 6:41

南駒ヶ岳山頂に到着！

8/5 6:41

昨日歩いた稜線と空木岳、宝剣岳がバッチリ

8/5 6:41

南アルプス南側

8/5 6:41

塩見岳の裏から富士山が顔を出す

8/5 6:41

越百岳と安平路山

8/5 6:42

山頂はこんな感じ

8/5 6:42

御嶽山と乗鞍岳

8/5 6:43

御嶽山アップ

8/5 6:43

乗鞍岳アップ

8/5 6:50

恒例のパノラマ南〜西側

8/5 6:50

恒例のパノラマ西〜北側

8/5 7:07

それでは戻ります。

8/5 7:43

小ピークへ向けて登る

8/5 8:09

行きは気づきませんでしたが小ピークに石柱がありました。

8/5 8:10

空木山山頂までもう少し

8/5 8:14

空木山山頂に到着！

8/5 8:14

朝とは違う木曽駒ヶ岳

8/5 8:14

それでは下山開始です。

8/5 8:26

空木駒峰ヒュッテにより、デポした荷物を回収

8/5 8:32

雲海や八ヶ岳をバックにした池山尾根は最高

8/5 8:43

振り返り空木岳

8/5 8:45

駒石

8/5 8:52

この展望のすばらしい尾根歩きももう少しで終わります。

8/5 8:58

歩いてきた尾根を振り返る

8/5 9:39

ギンリュウソウ

8/5 9:48

クルマユリ

8/5 9:58

大地獄の鎖場を激下り

8/5 10:24

マセナギ

8/5 10:28

尻無。登山道経由で池山へ向かいます。

8/5 10:53

池山小屋の水場で水を補給

8/5 11:34

林道終点の登山口

8/5 11:42

三本木地蔵

8/5 11:51

猿が登山道に座り込んでいます。近づくと牙を見せて威嚇してきます。こちらも負けずに、あっちいけって威嚇したところ2m程度移動したので、そのすきに通り抜けました。途中、至近距離で威嚇してきましたが、こちらもストックを向けて威嚇しかいしたら襲ってこませんでした。

8/5 12:12

天界とは違い、下界は暑いな〜って思いながら、スキー場駐車場に無事ゴール。2日間お疲れ様でした。

撮影機器：

DMC-TZ85 Panasonic

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具上下 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション2ℓ 水3ℓ ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 笛 計画書 ミニランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ シェラフ

感想

Fujikazu

今年の夏山第一弾は、昨年予定していたけど、登れなかった中央アルプス空木岳へ行ってきました。
昨年は、千畳敷から日帰りで空木岳を登って下山する計画でしたが、去年の木曽駒ヶ岳登山の時に経験したバスとローウェイの混雑を考えると、登山開始時間が遅れるのを想定して、山小屋1泊で計画しました。
朝3時20分頃に菅ノ台バス停に到着。早く来すぎたのかバス待ち3番目。
ただ、昨日の大雨でロープウェイへ向かう県道が通行止めになっており、係員の話では、運転開始が6時過ぎということで、出はなをくじかれてしまいました。
始発バス・始発ロープウェイに無事乗ることができ、1時間遅れの7時から登山スタート。
気温は涼しいものの真夏の太陽に照らされて、汗だくになりながら、中央アルプスの主稜を歩きました。
この主稜は、小ピークが多数ありアップダウン思ったより多かったことと岩場もそこそこあり、結構ハードの山行でした。
また、このルートは水場がないということもあり、5リットルの水を背負ったザックの重みと3000m級の薄い空気により、思ったとおりに足が動かない。ただ、遅くなると午後の雷が怖いので、誤魔化しながら足を動かし前に進みました。
ただ、快晴の展望最高の稜線歩きは、疲れているけど気持ち良い。そんな感じで駒ヶ峰ヒュッテに到着。
日曜日ということもあり混雑もなく、ゆっくりとした小屋泊を楽しめました。

2日目は、前日よりも天気が良く、御来光と空木岳・南駒ケ岳の稜線歩きと大展望を楽しみ、池山尾根の約10kmを下り、無事、下山できました。
梅雨開けが遅れ、約1か月ぶりの登山でしたが、天気に恵まれ、中央アルプスの大展望を事故なく楽しむことができたことに感謝します。

コメント

くまよ

こんにちは！
2日間ずっといい天気でしたね。
写真がどれもきれいで、楽しく歩いてる気分で見ましたよ。
さすがのFujikazuさまでも3000m超えると足が重くなるのですね。私は1000m超えたらもうポンコツです笑
7月の天気がイマイチでしたから、8月、少しでもたくさん歩けるといいですね！

Fujikazu

Re: こんにちは！
返信遅くなりすみません。
足が重い原因は、どちらかというと６月、７月に運動（登山）もせずに、
暴飲暴食をしたツケではないかと思います。
７月は異動の時期で、送別会と歓迎会の連発で大分身体が鈍ってしまいました。
梅雨が明けた８月は、その分取り返したいと思います。