夏の盛りの白馬〜旭岳父子ツアー(猿倉より大雪渓往復:ムスコの山靴損壊で三山周回断念…)
- GPS
- 14:58
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 3,006m
- 下り
- 3,014m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 10:01
天候 | (初日)晴れのち曇り、雪渓上ガス、夕刻晴れ (2日目)朝快晴、のち時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(11日昼の下山時は満車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大雪渓途中、土砂崩れ・堆積区間通過、通行注意 ・旭岳の登路、マーキング等なし、ハイマツの尾根取付き点から薄い踏跡あり(下山時ルート分かりにくく、スリップ・落石等注意) |
その他周辺情報 | 猿倉より八方尾根入口へ下る途中、日帰り温泉「おびなたの湯」あり(大人600円、露天風呂のみ。休憩スペース等なし) |
写真
装備
備考 | 一部GPSログ欠落部を手動入力で補ったため、標高グラフ・歩行距離表示がおかしくなっています。(※実際の歩行距離は25km弱) |
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感想
山の日3連休、長男と連れ立って北ア・白馬岳ツアーへ。小生は約10日間のロング休暇満喫中なるも、ムスコは遅めの夏休み取得予定のため、金曜夜発・日曜帰りの ″サラリーマン″ 登山です。さすがに夏山ピークシーズン、登山口の猿倉駐車場は土曜午前1時半時点でほぼ満車状態。名物・大雪渓も早朝から行列のできる盛況ぶりです。
北ア屈指のメジャーなルートとはいえ、標高差約1,500m、落石やスリップのリスクもあるコースは侮り難く、父子でヘルメット(小生は自転車用を急遽調達)+アイゼンで上下武装。約6時間の登りで安全・快適に頂上直下の村営宿舎に到着です。初日は小生自身の本ツアー唯一のターゲット、日本百高山・旭岳へ空身でピストン(ムスコには付き合わせてしまい申し訳ない…)。はっきりした登山道はありませんが、先人の足跡をGPSで辿り、薄い踏み跡を登りつめると標高2,867mの旭岳山頂到着。三角点も標識もない地味なピークながら、眼前の白馬三山や向こう正面の剱岳など息を呑む展望に大満足。居合わせた男性ソロの方(この方も百高山挑戦中の由、お盆期間でもこういうマニアックな方ぐらいしかこの山に来るハイカーはいない模様…)と記念写真を撮り合い、宿舎に戻るとアルプス山上には珍しいバイキング形式の夕食に父子とも大満足。星空鑑賞を楽しんで午後8時過ぎには就寝。
翌朝は午前3時半起床、大賑わいの白馬岳山頂で午前5時前、素晴らしいご来光を仰ぎます。留守宅にラインでメッセージ+写真送った後、小屋に戻り朝食を済ませ、いざ白馬三山縦走に踏み出そうとしたその直前、ムスコ殿の簡易登山靴の底が絶妙のタイミングで剥がれ、小屋番の方から「その状態では、厳しいルートの鑓温泉コースを下るのは無理」とダメ出し。靴紐の予備で応急処置し、誠に残念ながら元来た大雪渓を再び下ることに。さすがに夏の3連休中日、朝早くから多くのハイカーが列をなして雪渓を登ってきていましたが、落石を起こさぬよう注意しつつ、ムスコの靴の状態を気にかけ慎重に下山。
幸い、雪渓の上ではアイゼン着装で靴底の更なる崩壊が食い止められたこともあり、約3時間半で昼前には麓の登山口に無事帰着。″天然クーラー″の超気持ち良い雪渓歩きで体温上昇・体力消耗もセーブでき、日本最高所の温泉小屋・白馬鑓温泉はまたの機会に、ということで諦めもつきました。近くの野趣溢れる熱々の露天風呂で2日間の汗を流し、間道を通って安曇野ICまでは極めてスムーズ。甲府の先で想定外の約20kmの事故渋滞(通過に2時間要…)につかまりましたが、何とか夜9時前に自宅帰着。充実の2日間の親子山行を終えました。一晩休んで装備を整え直し、今夜から今度は末っ子君を連れ、夏休み後半の立山登山・秋田帰省ツアーに出撃です!(ノロノロ大型台風の動きは未だに気懸かりですが…。)
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