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Yamareco

記録ID: 197256
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

残雪期の槍ヶ岳(飛騨沢往復)

2012年06月05日(火) ~ 2012年06月06日(水)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
gucci1212 その他1人
GPS
17:21
距離
35.8km
登り
3,372m
下り
3,382m

コースタイム

■1日目
5:30 駐車場-6:00 新穂高登山口-7:45 白出沢出合 8:00-9:25 滝谷出合 9:40-10:45 槍平 11:20-16:30 飛騨乗越-17:00 槍ヶ岳山荘

■2日目
4:30 槍ヶ岳山荘-4:55 槍ヶ岳山頂 5:10-5:40 槍ヶ岳山荘<朝ご飯> 7:20-7:30 飛騨乗越-8:45 槍平 9:10-9:55 滝谷出合 10:05-11:10 白出沢出合 11:25-12:40 新穂高登山口-12:55 駐車場
天候 1日目 曇り時々晴れ
2日目 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ロープウェイ乗り場に近い新穂高温泉駐車場はちょっと高額 ※6時間500円
少し下ったところにある深山荘の対岸に無料の大駐車場がある。
しかし、ここから登山口まで15分ほど歩く必要あり。
予約できる山小屋
槍平小屋
深山荘の対岸に無料の大駐車場がある。
深山荘には露天風呂もあるよ
2012年06月05日 05:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 5:29
深山荘の対岸に無料の大駐車場がある。
深山荘には露天風呂もあるよ
登山届けを出して出発!
2012年06月05日 05:48撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 5:48
登山届けを出して出発!
新穂高ロープウェイの駅です
2012年06月05日 05:57撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 5:57
新穂高ロープウェイの駅です
単調な林道歩きが続きます
2012年06月05日 06:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 6:36
単調な林道歩きが続きます
穂高平小屋
2012年06月05日 06:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 6:55
穂高平小屋
白出沢を過ぎるとやっと山道らしくなってきます
2012年06月05日 08:02撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 8:02
白出沢を過ぎるとやっと山道らしくなってきます
ニリンソウがステキです!
2012年06月06日 10:21撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 10:21
ニリンソウがステキです!
ニリンソウの大お花畑です
2012年06月06日 10:20撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 10:20
ニリンソウの大お花畑です
このお花の名前は、きっとコミヤマカタバミ。
2012年06月06日 10:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 10:29
このお花の名前は、きっとコミヤマカタバミ。
このお花の名前は、きっとタチカメバソウ。
2012年06月06日 10:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 10:46
このお花の名前は、きっとタチカメバソウ。
ギンリョウソウ!初めて見ました
2012年06月05日 08:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 8:05
ギンリョウソウ!初めて見ました
ヒカリゴケも生育しています
2012年06月05日 08:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 8:42
ヒカリゴケも生育しています
ここではキジ打禁止です!
2012年06月06日 10:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 10:30
ここではキジ打禁止です!
このお花の名前は、ショウジョウバカマ。間違いない!
2012年06月05日 08:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 8:56
このお花の名前は、ショウジョウバカマ。間違いない!
サンカヨウ
2012年06月05日 08:25撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 8:25
サンカヨウ
だんだん山が近くなってきました
2012年06月05日 09:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 9:08
だんだん山が近くなってきました
滝谷出合。避難小屋があります。10人ぐらいは寝れそう
2012年06月05日 09:40撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 9:40
滝谷出合。避難小屋があります。10人ぐらいは寝れそう
滝谷を渡って槍平へ向かいます
2012年06月05日 09:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 9:43
滝谷を渡って槍平へ向かいます
雪渓トラバースが何度も続きます
2012年06月05日 10:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 10:22
雪渓トラバースが何度も続きます
槍平到着!水場あります。
2012年06月05日 10:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 10:46
槍平到着!水場あります。
槍平からが本番ですね。
ここから飛騨沢を登っていきます
2012年06月05日 11:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 11:52
槍平からが本番ですね。
ここから飛騨沢を登っていきます
ゆっくりと確実に
2012年06月05日 12:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 12:29
ゆっくりと確実に
振り返ると、だんだんとガスがかかってきました
2012年06月05日 12:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 12:29
振り返ると、だんだんとガスがかかってきました
まだまだ登りは続きます…。この登りの標高差は1000mほど。
2012年06月05日 13:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 13:17
まだまだ登りは続きます…。この登りの標高差は1000mほど。
いよいよホワイトアウト。目印の旗を見失わないように慎重に。
2012年06月05日 13:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 13:52
いよいよホワイトアウト。目印の旗を見失わないように慎重に。
まだまだ登っていきます。
2012年06月05日 14:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 14:32
まだまだ登っていきます。
ちょっとアルピニストっぽい?
2012年06月05日 14:37撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 14:37
ちょっとアルピニストっぽい?
だんだん斜度がきつくなってきます
しかも雪がグサグサで足元が滑る…
2012年06月05日 14:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
6/5 14:45
だんだん斜度がきつくなってきます
しかも雪がグサグサで足元が滑る…
あ!雷鳥だ!
2012年06月05日 14:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 14:52
あ!雷鳥だ!
雷鳥飛んだ!
2012年06月05日 14:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 14:52
雷鳥飛んだ!
がんばれ〜!
2012年06月05日 15:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 15:33
がんばれ〜!
この斜面めっちゃ急だ。夏道はジグザグになっています。
それを直登しているのだから当然か…
2012年06月05日 15:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
1
6/5 15:58
この斜面めっちゃ急だ。夏道はジグザグになっています。
それを直登しているのだから当然か…
やった!飛騨乗越が見えた!
2012年06月05日 16:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 16:26
やった!飛騨乗越が見えた!
飛騨乗越到着。
槍平からここまで約5時間かかりました…
ヘトヘトです
2012年06月05日 16:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 16:31
飛騨乗越到着。
槍平からここまで約5時間かかりました…
ヘトヘトです
稜線を槍ヶ岳小屋方面へ。ちょっと登ります。
稜線上は雪はありません
2012年06月05日 16:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 16:42
稜線を槍ヶ岳小屋方面へ。ちょっと登ります。
稜線上は雪はありません
槍ヶ岳小屋のテント場。
断崖絶壁だ
2012年06月05日 16:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 16:47
槍ヶ岳小屋のテント場。
断崖絶壁だ
そして、ガスの中から槍ヶ岳の穂先が姿を現してきました
2012年06月05日 16:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 16:52
そして、ガスの中から槍ヶ岳の穂先が姿を現してきました
槍ヶ岳の穂先が出てきた!けっこうデカイ!
2012年06月05日 17:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 17:43
槍ヶ岳の穂先が出てきた!けっこうデカイ!
常念岳、蝶ヶ岳方面。下に見える赤い屋根は殺生ヒュッテ
2012年06月05日 17:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 17:30
常念岳、蝶ヶ岳方面。下に見える赤い屋根は殺生ヒュッテ
槍ヶ岳山荘
2012年06月05日 17:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 17:01
槍ヶ岳山荘
槍ヶ岳山荘の晩ご飯。天ぷらだぁ
2012年06月05日 18:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 18:04
槍ヶ岳山荘の晩ご飯。天ぷらだぁ
南側。大喰岳が近い。遠くには乗鞍、御嶽も。
2012年06月05日 19:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/5 19:03
南側。大喰岳が近い。遠くには乗鞍、御嶽も。
そして夕陽がすばらしい。
雲海がオレンジ色に染まります。
双六岳、三俣蓮華岳方面です。
2012年06月05日 19:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 19:14
そして夕陽がすばらしい。
雲海がオレンジ色に染まります。
双六岳、三俣蓮華岳方面です。
夕陽を撮る友人
2012年06月05日 19:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/5 19:14
夕陽を撮る友人
翌朝、穂先へ向かいます
2012年06月06日 04:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:28
翌朝、穂先へ向かいます
最初は視界がよかったのですが
2012年06月06日 04:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:29
最初は視界がよかったのですが
だんだんガスってきました
2012年06月06日 04:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:32
だんだんガスってきました
なかなかハードです
2012年06月06日 04:37撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:37
なかなかハードです
途中、少し雪も残っていたりして、慎重にクリア
2012年06月06日 04:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:47
途中、少し雪も残っていたりして、慎重にクリア
さぁ、最後のハシゴです
2012年06月06日 04:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:50
さぁ、最後のハシゴです
行くぞ〜
2012年06月06日 04:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 4:50
行くぞ〜
2人で仲良くお決まりの槍ポーズ
2012年06月06日 05:00撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 5:00
2人で仲良くお決まりの槍ポーズ
山頂は意外と広いです。10人ぐらいは立てますね。
2012年06月06日 05:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 5:01
山頂は意外と広いです。10人ぐらいは立てますね。
古い三角点があります。
2012年06月06日 05:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 5:10
古い三角点があります。
槍ヶ岳山荘から槍沢への下り。
朝、3人の登山者が下って行かれました
2012年06月06日 07:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 7:05
槍ヶ岳山荘から槍沢への下り。
朝、3人の登山者が下って行かれました
雲海を撮る友人
2012年06月06日 07:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:08
雲海を撮る友人
朝の雲海もすばらしい
2012年06月06日 07:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:09
朝の雲海もすばらしい
さぁ、名残惜しいけれど、下りますか。
正面は大喰岳
2012年06月06日 07:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:23
さぁ、名残惜しいけれど、下りますか。
正面は大喰岳
飛騨乗越
2012年06月06日 07:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:29
飛騨乗越
正面のきれいな三角形のお山は笠ヶ岳ですね
2012年06月06日 07:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:29
正面のきれいな三角形のお山は笠ヶ岳ですね
下りは快適です
2012年06月06日 07:37撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:37
下りは快適です
ひゃっほ〜!気持ちいい〜
2012年06月06日 07:35撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:35
ひゃっほ〜!気持ちいい〜
ザックザックと足跡を刻みながら下ります
2012年06月06日 07:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 7:38
ザックザックと足跡を刻みながら下ります
友人、走ってます。
2012年06月06日 07:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 7:51
友人、走ってます。
だいぶ沢を下ってきました
2012年06月06日 08:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
6/6 8:13
だいぶ沢を下ってきました
槍平が見えた!
登りは5時間でしたが、下りは1時間半ほどでした。
かなり走ったもんね。
2012年06月06日 08:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 8:36
槍平が見えた!
登りは5時間でしたが、下りは1時間半ほどでした。
かなり走ったもんね。
きれいだなぁ
2012年06月06日 09:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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6/6 9:26
きれいだなぁ
雪融けが始まったお山と木々の芽吹きが春っぽいですね
2012年06月06日 09:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2
6/6 9:38
雪融けが始まったお山と木々の芽吹きが春っぽいですね
撮影機器:

感想

山を登る人なら誰もが憧れる槍ヶ岳に登ってきました!
甲信越の山に登ったときは富士山と槍ヶ岳を探してしまいますよね。
ピンっと尖がった姿はよく目立ちます。

今年の2月に厳冬期の八ヶ岳に登ったときに赤岳鉱泉に泊まりました。
このとき、同室の方と盛り上がって話が弾んだのですが、4月になってこのときの方が実は同じ会社の人だったということが分かり、連絡を取って「一緒に山に行きましょう」ということになりました。
いやぁ、すごい偶然もあるものです。

ルートは新穂高から飛騨沢を登って1泊2日で。
最初はテント泊の予定だったのですが、さすがに雪の中をテントを担いで飛騨沢を登るのはキツいだろうということで小屋泊にしました。
※実際、この登りはかなりキツかった…。テントを担いでいたら登れなかったかもしれない。

槍の穂先への登攀はなかなかスリルありました。

すっきり快晴、というわけにはいきませんでしたが、雨、雪には降られず、風も穏やかで恵まれた中での登山でした。
そして、標高3000mからの夕陽がすばらしかった。
泊まりの山行の醍醐味ですよね。

■駐車場〜新穂高〜白出沢出合
新穂高ロープウェイの近くに駐車場があるのですが、これは6時間500円と少し高い。2日まるまる停めると4000円ぐらいになっちゃいますよね。
少し下ったところにある深山荘の対岸あたりに無料の大駐車場があります。

新穂高から穂高平小屋を経由して白出沢出合へ。
単調な林道歩きです。これが2時間続きます。
朝はウォーミングアップにちょうどいいかもしれない。

■白出沢出合〜滝谷出合
白出沢を越えるとやっと山道っぽくなります。
緩やかな登り。
この時期はニリンソウがとてもきれい。
登山道の両側がお花畑になっています。
他にもお花がたくさん。
ギンリョウソウ(銀竜草)を初めて見ました。
また、ヒカリゴケも生育していたりして、とても楽しいルートです。
2人とも写真ばかり撮っていてなかなか前に進めないです。

■滝谷出合〜槍平
滝谷出合に避難小屋があります。10人ぐらい寝れそう。
槍平までは雪渓のトラバースが何回も続きます。
まだアイゼンを履いていないので、足を滑らさないように慎重に。
山がだんだん近くなってくるのが感じられます。
大きな沢を渡り、森に入って、それを抜けると広い平地に出ます。
ここが槍平。ここまで5時間近くかかりました。
でも、ここからが本番です。

■槍平〜飛騨乗越〜槍ヶ岳山荘
槍平で長く休憩してエネルギー補給。
ここからが本番です。
アイゼンを装着し、トレッキングポールをピッケルに持ち替えて出発します。
しかし、飛騨沢への登り口が分からない。
結局、標識やテープを見つけられなかったので、夏道とは違うことは分かっていましたが、沢をそのまま登っていきました。
左右の谷から崩れてきた雪崩のデブリでかなり歩きにくい。

長丁場なので焦らずゆっくりと慎重に。
正面に千丈乗越が見えますが、やがてガスってきて視界がだんだん悪くなります。
ここでホワイトアウトしたら方向を見失いそうだなぁとヒヤヒヤしていましたが、やがて目印の旗を見つけて一安心。
旗を頼りに高度を上げていきます。

やはり、この時期の雪は状態がとても悪いです。
腐っていてグサグサ。
アイゼンが効かず、ピッケルもズボッと刺さりこんでしまう状況。
足元も滑り、かなり難儀します。
しかも斜面が急になってきて、なかなかきつい。

でも、左右の這い松帯からは「グェ〜、グェ〜」と雷鳥の鳴き声が。
かなりたくさんいますね。
励まされます。
そしたら、1羽の雷鳥がヒュ〜と飛んできました。

飛騨沢の最後のほうはかなりの急坂です。
これを乗り越えてやっと飛騨乗越へ到着しました。
「乗越(のっこし)」の意味が分かったような気がします。

槍平から5時間。よくがんばりました。
下りは雄大な笠ヶ岳の姿を眺めながら、走ったり尻セードをしたりしながら1時間半ほどで下りてきました。

乗越からは雪のなくなった稜線を歩き槍ヶ岳山荘へ。
ガスの中から穂先が姿を現してきました。
目の前で見ると、想像していたよりもデカイです。

山荘に着いてまず乾杯。
晩ご飯。天ぷらのなかなか豪勢なご飯です。
距離にして約15km、雪の中、標高差約2000mを11時間かけて登ってきました。
暖かいごはんがおいしかった。

そして夕陽がとてもきれいでした。
雲海がオレンジ色に染まっています。
わずか15分ほどですが空が次々と色を変えて行きます。
山の上で夕焼けと朝焼けを眺めるのは泊まりの山行の醍醐味ですよね。
これがあるから山登りはやめられません。

■槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳山頂(標高3180m)
翌朝、早起きして穂先へ。
鎖、ハシゴがしっかり付いているので、危険度は少ないです。
でも、なかなかスリルがありますね。
しかも、ガスってきて岩やハシゴが濡れてきて、ちょっと怖い。

そして槍の頂上に到着。
意外と山頂は広いです。10人ぐらいは立てる感じ。
山頂ではお約束の槍ポーズを。
夏は賑わう槍の山頂も今日は自分達だけのものです。
ガスって景色が楽しめなかったのが残念ですが、十分満足しました。

さすがに寒いので記念撮影をしたらすぐに下山。
下りのほうが怖いですね。


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コメント

gucci1212さん、こんにちは〜☆
花の名前ですが
9枚目→コミヤマカタバミ
10枚目→サンカヨウ
14枚目→ショウジョウバカマ
だと思います。

夕焼け、朝の雲海とも、すばらしい景色ですね
2012/6/7 20:41
ありがとうございます!
komakiさん、お花の情報、ありがとうございます。
9枚目はミヤマカタバミかコミヤマカタバミかですが、花弁の大きさからコミヤマカタバミだと思います。
10枚目ですが、サンカヨウかと思いましたが、葉っぱの形が少し違っていて、他の方からタチカメバソウではないかと教えてもらいました。
写真を探したら、サンカヨウも写していましたのでアップしました。

本当にすごい夕焼けでした。
がんばって登ったかいがありました!
2012/6/7 22:22
はじめまして!
写真が素敵ですね!
お花も、夕日も、朝の雲海も、残雪の山並みもどれも美しくて、思わずコメントさせていただきました。

雪景色が楽しめるうちに私も槍か穂高に行きたいと考えているところです。
飛騨沢ルートは通ったことがありませんが、無雪期でも「とんでもないところに道が付いてるな〜」と上から見てて思います。
体力的に厳しそうですが、その分あんな夕日が見れたら最高ですね。

参考になりました、ありがとうございました!
2012/6/8 0:26
はじめまして!
yokowvさん、はじめまして!

コメントありがとうございます。
飛騨沢はきついことは覚悟していましたが、想像以上にきつかったです〜
でも、途中、雷鳥が出てきたりして励まされました。
夕焼けはほんときれいでした〜

雪が残っているうちにぜひぜひ。
白い斜面に夕陽のオレンジが染まるのを見ると、日ごろの嫌なことを全部忘れられます〜
2012/6/8 21:44
はじめまして。makasioと言います。
5日の夕日、僕は八ヶ岳から見ていました。
きれいでしたね。

しかし、その夕日の写真、素晴らしいです。

山は努力した者には必ず、素晴らしいおまけをくれますね。
2012/6/9 10:09
はじめまして!
makasioさん、はじめまして!
八ヶ岳のレポート読ませていただきました!
雨の中の縦走、おつかれさまでした。
あの日、槍から八ヶ岳も見えましたよ〜

夕焼けは最高にきれいでしたね。
数秒ごとに刻々と空の色や雲の形が変わり、時間を忘れさせてくれました。
こんなにステキなことがあるから山に登るのはやめられませんよね〜
2012/6/9 11:03
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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