赤木沢

2019年08月19日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.9km
• 登り: 890m
• 下り: 877m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:10
• 合計: 11:00

5:10 太郎平小屋
6:40 7:30 薬師沢小屋
9:00 赤木沢分岐
11:20 11:30 大滝
13:10 13:20 中俣乗越
13:50 赤木岳
14:30 北ノ俣岳
16:00 太郎平小屋
16:10 ゴール地点

天候

沢登り中→晴れ　その後登山中は雨

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号を往復（山に3泊）で予約。21,000円なり。
しかし、天候が悪くなり、山2泊に変更し一日早いバス便に変更できないか打診したが、往復で予約済みのため、変更を希望する場合には、既に乗車分である行きのバス便からキャンセル&再予約が必要で、帰りの便も当然キャンセル&再予約になると言われ、キャンセル料も馬鹿にならず、やむなく、山小屋に一日停滞して予定通り帰りのバス便を利用して帰宅。帰りのバス便を一日前倒しにする希望に対して、空席が無いなら仕方がないが、空席があるのであれば柔軟な対応ができないものかな？と感じました。実際、山は天候不良の毎日でバス便はキャンセルが相次ぎ、私が前倒しで乗りたいと希望したバス便の乗車客はたったの4名だったそうです（だったら乗せてくれたって！）。予約通りのバスにも7名程しか乗っていませんでした。
自家用車でのアクセスならば、スケジュール変更は容易、公共交通機関を利用するとこういう面が嫌だなと思いました。特に、今回の登山口「折立」は公共アクセスが良くない場所なので他の選択肢も無く（タクシー呼べば可能ですが）、気軽に来られない山だと改めて痛感しました。

その他周辺情報

登山口近くに歩いていける温泉はありません。
今回は、毎日アルペン号がバスで45分程の亀谷温泉に寄ってくれました。

写真

朝5時
太郎小屋前からスタート

今日の予報は、午前中は晴れ、その後は曇り&雨予報です

でっかいナメクジ？が岩の上のノロノロ歩いていました。
最初、動物の糞だと思いました＾＾；

月が沈みます

沢らしい雰囲気になってきました

薬師沢小屋までのルートは平坦で、気持ちの良い歩きが楽しめます。早朝となればなおのことすがすがしい♪

顔に付くとうっとしいクモの巣も、朝露で濡れれば自然の芸術に様変わり

お花も朝露に濡れて

朝陽が差し込んできました

眼下にきれいな沢が見えてくると・・・

程なく小屋に到着です。
ここで、冷やしてあったフルーツ缶300円をおやつに食べました

小屋前にある梯子を下って沢へ下り、沢登りスタートです

まるで白砂のビーチ

ナイアガラの滝って言うんだって＾＾

迫力があります！

どんどん滝が出てきます

滝を登って上から見たところ

黄色のお花の群生

大滝です

ここは高巻きします。
この岩のところを登っていきます

大分上がってきました

大滝を上から見ます

あと少しで沢も終わり・・・・

最初の一滴？？？

沢が終わって、中俣乗越へ向かいますが・・・・

ルートを間違えて、ハイマツの藪に迷い込んでしまった

GPSで確認して、来た道を少し戻り通常ルートへ復帰。
この時間帯は、ガスガスで見通しが利かず、やみくもに歩いたらコワいですね。

一般登山道に合流できました＾＾

赤木岳

このルート、もっと穏やかなイメージを勝手に持っていましたが、結構なイワイワルートでした

「ここって雷鳥はいないのかなぁ？」って思っていたら、丁度出てきてくれました。丸々と太った子でした。

北ノ俣岳
今年のGWにここで死亡遭難事故があったとか。

あーーーやっとゴールの太郎平小屋が見えてきました！！
この後、テン場のテントを撤収して、小屋に移動しました。

持参した食料はあるけれど、作る気力も無く・・・
何より温かい部屋でガッツリごはんを食べたかった！
この日の夕飯はトンカツでした。ご飯2杯ペロッ！！
冷えた身体を温めるべく、熱燗付きです♪

＜これは翌日の写真です＞
翌日は朝から結構な雨でしたが、夕方2時間ほど、それまでの荒れた天気は何だった？！と思えるほどの素晴らしい景色が広がりました。

チングルマ&小屋&薬師岳

わ〜〜〜〜い

太陽が沈んでいきます・・・
一瞬だったけど姿を見せてくれて嬉しかった

目の前にあったのに今回は登れなかった薬師岳が
くっきり姿を見せてくれました

感想

maroeri

念願だった赤木沢の沢登りです。
天気予報がコロコロ変わり、結局は午前中のみ晴れ。しかも、沢歩きが終わったとたんに雲&ガス&雨になりました。
沢で濡れた身体に雨が冷たく打ちつけて、体が冷えました。
体力と気力（根性：笑）があって歩き続けられましたが、体力が尽きて歩き続けられなくなれば一気に体が冷えて低体温症に陥ることでしょう。
一般登山道では登山者に会いましたが、沢歩きの間は誰にも会わず『貸切』となりました！