北岳・間ノ岳・農鳥岳（広河原〜奈良田）暴風ニモマケズ

2019年09月01日(日) ~ 2019年09月02日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,454m
• 下り: 3,135m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:39

6:35 広河原インフォメーションセンター
6:37 広河原・吊り橋分岐
6:39 広河原山荘
6:55 白根御池分岐
8:18 8:24 白根御池小屋
9:51 9:52 草すべり分岐
10:11 10:12 小太郎尾根分岐
10:43 10:49 北岳肩ノ小屋
11:06 両俣分岐
11:26 11:30 北岳
11:42 吊尾根分岐
11:57 トラバースルート分岐
12:14 北岳山荘

2日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:12

5:36 北岳山荘
6:00 6:02 中白根山
6:41 6:49 間ノ岳
7:33 7:38 農鳥小屋
8:15 西農鳥岳
8:45 8:53 農鳥岳
9:20 9:24 大門沢下降点
11:05 11:24 大門沢小屋
12:48 早川水系発電所取水口
12:59 13:02 森山橋
13:30 奈良田第一発電所
13:48 奈良田駐車場
13:48 ゴール地点

天候

9/1（日）麓は曇り時々雨、稜線はガスと暴風時々曇り
9/2（月）稜線は暴風時々晴れ→ガスと暴風、麓は曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・奈良田駐車場（無料）
・山梨交通バス（奈良田駐車場〜広河原）1,030円　※利用者協力金200円別途必要

コース状況／危険箇所等

・暴風吹き荒れるガスの中の稜線は道迷いに注意（特に間ノ岳〜西農鳥岳間の風が強かったです）
・大門沢分岐からの長い下りでは渡渉ポイントが複数あり、増水時は要注意

その他周辺情報

・北岳山荘テント場 800円
・町営奈良田の里温泉「女帝の湯」550円
　http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/spa/narada.html

写真

9/1 6:37

橋を渡って対岸へ。北岳山頂も見えています。

9/1 7:15

白根御池小屋までは急登が続きます。

9/1 8:19

白根御池小屋に到着。奥に北岳山頂が見えています。

9/1 8:24

小屋のすぐそばにある御池。テント場も。

9/1 8:29

草スベリコースを登ります。ジグザグ道が続きます。

9/1 9:45

トリカブト

9/1 10:15

小太郎尾根分岐に出ると、

9/1 10:13

仙丈ヶ岳に

9/1 10:14

小太郎山とその奥に甲斐駒ヶ岳

9/1 10:16

帽子を被った富士山

9/1 10:22

北岳バットレス

9/1 10:44

肩ノ小屋に到着。

9/1 10:47

鳳凰山地蔵ヶ岳のオベリスクが見えました。

9/1 11:19

ガスガスですが、北岳山頂が見えました。

9/1 11:26

北岳山頂に到着。2度目の山頂は荒れてました。

9/1 11:37

北岳山荘のテント場を目指します。

9/1 11:54

ガスが流れ、間ノ岳への天空の散歩道が現れました。

9/1 12:06

好きな景色です。

9/1 12:12

北岳山荘に到着。

9/1 13:04

風が強いので、一段下のテント場のハイマツ帯に設営。誰もいなくて寂しかった。

9/2 5:16

ガスが晴れ、富士山が！

9/2 5:16

短時間ですが、きれいな朝焼けの富士山を見ることができました。

9/2 5:17

ご来光！まさか見れるとは。

9/2 5:32

朝陽と富士山

9/2 5:42

間ノ岳を目指します。右（西）からの風が強い！

9/2 5:48

ガス間からまた富士山が現れました。

9/2 5:50

ブロッケン現象。初めての体験！

9/2 6:01

中白根山に到着。

9/2 6:04

気持ちの良い稜線

9/2 6:16

ケルン越しの間ノ岳

9/2 6:22

またまた富士山。何か日の出の時よりも近くに感じました。

9/2 6:39

いよいよ間ノ岳

9/2 6:42

間ノ岳に到着。ガスガス…

9/2 6:47

と思ったら急に晴れて、撮っていただきました！百名山65座目ゲット☆

9/2 6:50

さすがにもう綿毛ですね、チングルマ。

9/2 7:00

ここからガスと暴風の始まり。

9/2 7:33

農鳥小屋。親父さんが一瞬顔を出されましたが、すぐ引っ込んじゃいました。

9/2 8:05

険しい縦走路。右からの暴風で、右耳がおかしくなりました。

9/2 8:15

西農鳥岳に到着。景色皆無。メガネが水滴だらけで見えないので、ここから0.3の裸眼で。

9/2 8:25

ガスの中の岩稜帯

9/2 8:45

農鳥岳に到着。暴風霧のせいで頭の右側だけサイヤ人みたいになってます。

9/2 8:54

ミヤマヤハズハハコ

9/2 9:06

ウサギギク

9/2 9:15

ガス間に大門沢分岐が見えました。

9/2 9:20

これが下山の目印

9/2 10:49

渡渉地。まだ簡単なやつ。

9/2 11:22

大門沢小屋に到着。ひっそり。

9/2 11:41

登山道が小川になってました。

9/2 12:43

渡渉地。難しいやつ。

9/2 12:47

吊り橋。横がスケスケで恐怖でした。

9/2 12:52

広い工事現場？ちゃんと案内標識があります。

9/2 13:21

落石注意

9/2 13:30

奈良田第一発電所に到着。ここからはダンプがバンバン通行する車道を歩きます。

9/2 13:48

無事奈良田駐車場に下山しました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

dokoiko

4年前に初めてテント泊をした思い出の北岳。その時は間ノ岳に行けなかったので、今回はテント泊で白峰三山を縦走することにしました。
草スベリコースは初めてでしたが、想像以上の急登でいきなりやられました。稜線はかなりの風で寒く、北岳山頂はガスガスでした。北岳山荘のテント場もかなりの風で設営場所に悩みましたが、誰も張っていない一段下のハイマツ帯に設営。誰もいないので正直寂しかったです。
夜間、心配だった雨は降りませんでしたが、テントが飛ばされそうになったり、気温が10℃くらいまで下がって寒くて眠れませんでした。
翌朝、テントから出ると辺り一面真っ白。しかも強風。今日もあかんか〜と期待した富士山の朝焼けを諦めかけた途端、急に明るくなり、ガスの中から朝陽と雲海に浮かぶ富士山が！感動的な幕開けでした。
間ノ岳まではガスったり晴れたりの繰り返し。間ノ岳到着時はガスってましたが、少し待っているとガスが流れ、素晴らしい展望の中、百名山65座目の写真をゲットできました。
しかしここからが大変。晴れ間は一切なくなり、風もMAX！西農鳥岳までの稜線が一番すごく、風速10m以上はあったと思います。帽子も被れず、メガネもガスの水滴で濡れてしまうので、0.3の裸眼で稜線を歩き通しました。
大門沢への分岐までくると風も収まりホッとしましたが、長い下りで膝が崩壊しそうに。いくつか渡渉ポイントもあり、ちょっとヒヤヒヤしながらも楽しかったです。
いろいろ大変でしたが、充実した初秋の山行を楽しめました。