唐堀山(富山百山 1座目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:42
過去編については写真以外のすべての文章を感想欄に転載します。
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
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アクセス |
感想
6月初旬に発表された富山百山であるが、発表後に登る記念すべき1座目は唐堀山である。
山自体はものすごーく地味なので眺望とかを目当てにする登山者にとっては魅力がないだろう。
なぜ1座目にこんな地味な山を選定したか、ということについては時期的な理由があるが割愛。
下調べをおろそかにしたせいで全くアサッテな方向に車を向けてしまった。
「富山県と岐阜県との県境の山、国道41号を南下して加賀澤トンネルの手前」とおおまかに調べたが神岡を越えても該当のトンネルが見つからず「おかしいな」と思い始めても「この辺は県境が入り組んでいるはずだからもう少し先かな?」などと勝手に考えてずんずん進み、さすがに「これは間違ったな」と分かるまで相当の距離を移動してしまっていた。
地図を取り出してみると「神通川」のほとりだと思い込んでいた登山口取りつきは「宮川」だった。富山県側に逆戻りして国道360号に入りようやく車のデポ地に到着。恐らくロスした時間は50分ぐらいだろうか。余計な時間とガソリンを使ってしまった。
登山装備を整え、歩き始める。
この山に登るには、宮川を横切る300mぐらいの橋を渡って加賀澤トンネルに入り、500mほど行って非常扉を使って外に出て、非常用梯子を降りるというヘンテコなことをしないといけない。非常用扉は外からは開けられないようになっているのだが、角材で常時隙間ができるようになっている(すなわち外からも侵入可能。こうしないと帰ることができない)。関係者黙認の上、開けっ放しになっているのだろう。
取りつきへの道はもちろん初めからそのようなルートだったわけではない。数年前、飛騨地方を襲った豪雨災害で取りつきに至る旧道が崩壊して通行不能になっている事情による。
高山線鉄橋下の登山口から登り始めるがこの道は明らかに送電線の点検道である。なので登山者に向けての標識がいっさい無い。
それなりの急登なのだが剱岳周辺山のマゾ的な急登ではないのでゆっくり登れば問題ない。道の状態も良い。しばらく歩くと分岐があったので右を選択。結構登ってまた分岐があったので「左コースと合流したのだな。だから進路は右」と思ってそちらに向かうとどうも様子が変だ。山に登らず水平道のような様相を呈してきたので地図を取り出して検討。正規のコースは送電線が見えるはずなのだが全く見えないので先程の分岐は左へ向かうべきだったと合点。そのようにするとちゃんと最初の左ルートとの合流点に到達して正規道に入ることができた。
頂上近くになると何となく左側をトラバースしている道になっていくつかある分岐を右、右と辿るとヘリポートに到着。数人がくつろいでいた。
下山はもう一つのルートを辿ってみたがここも分岐が多数。「わからなったら踏み跡が明瞭な方を選択」で無事下山できたのだが最初の分岐点を通過しなかったので狐につままれたような思いをした。こういう送電線点検道というのは入り組んでいるのでいやだな。次回行くことがあったらまた迷いそうだ。
気づいて見れば写真は全く撮影していなかった。
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