城ヶ平山(富山百山23座目)、峠山、ハゲ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 498m
- 下り
- 495m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は朝日町にある南保富士を狙っていた。
早出したいので昨日の夜はずいぶんと早く就寝したのだが電話で叩き起こされた(夜9時前だから電話をかけるにはまだ普通の時間。自分が早寝しすぎなのだ)。
叩き起こされはしたが自分にとっては朗報の電話だったので今度は興奮して眠れなくなってしまった。
睡眠不足で南保富士はちょっと嫌なので、出発の時間を遅らせることができ、かつ難易度も1ランク下の城ヶ平山にした。
この山は一昨年の12月に登っている。
今回は、前回行かなかったハゲ山や「おおかみこどもの雨と雪」のロケ地も訪ねようと思った。
自分としては先行者のトレースを利用させていただく作戦でゆっくり家を出たつもりなのだが、1番乗りになってしまった。
衣類の調節を細かに行い、汗をかかないように登って行く。
カモシカの出迎えを受け、気分が良い。
城ヶ平山までは前回も登っているので頂上直下のロープ設置個所に気を付ける程度でサクサク登ったが時間かかりすぎ。まあ、仕方ないかな。
しばらく休んで先へ行く。ここから足がずぼっと沈む感じがしたのでワカンを装着。ハゲ山方面の尾根道はS字を描くように続くので距離がそれなりにある。
分岐を過ぎてしばらく行くと峠山だった。ここでは毛勝三山当たりがはっきり見えたが肝心の剱岳が霞んでダメだった。しかし帰りでは少し見えた。
峠山頂上でようやく数人に遭遇。西種から登ってきた人たちである。バーナーをたいて食事の支度をしていた男性と少し言葉を交わしたのち、ハゲ山へ向かう。
新しいトレースがついているので歩きやすく、小ピークを巻いて次のピークがハゲ山だった。
しばらくしたら女性二人が登ってきたので入れ替わる形で山頂を後にする。
再びの峠山(ここにも夫婦連れと思われる登山者がおられた。本日は賑わっている)を経由して浅生へのエスケープルート分岐へ向かう。
予定では「自分がハゲ山まで足を伸ばしている間に西種からの登山者や城ヶ平山からの周回ルート登山者がトレースをつけているはず」ということになっていたが、本日は誰もこのルートを使っていなかった(登ってきている人もいない)。
分岐で休憩がてら少し考える。かなり古そうだがそれなりにしっかりしたトレースがあったので「万一ルートをロストしても登り返す体力と時間はある」と思い、トライすることにした。
谷筋の道なので雪崩が気になった。樹林帯だから普通は大丈夫だがこればっかりは運の要素がある。
急斜面を抜けてようやくほっとする。降るにつれて雪質が重くなり足も沈む。上部の尾根筋では「ワカンを外そうか」と思っていたが外さなくてよかった。
トレースが最後まで残っていたのとマーキングもそれなりにあったので無事浅生登山口に到着。
ワカンを外したり衣服を調節したりした後、林道を20mほど降ったらいきなり「おおかみこどもの花の家」だった。
中に自由に入ってよいとのことだったので入らせてもらったが自分独りなのでなんとも寂しい。
しばらく内部を見学して退出。さすがにこの時期は「聖地巡礼」はオフシーズンか。
さて、帰ろう。林道を大岩方面へ歩く。林道は除雪してあるが路面が雪でつるつるの所や凍結している所もあるので気を付けなければならない。さらに降って行くと林道が小川状態になっていた。
水量が結構あるので脇で雪を踏んだりしながら四苦八苦して降りていく。時々罠のように凍結個所があったり、どうしても流水の中を歩かなければならないところもあって登山靴に浸水しないかと気が気ではない。本日の核心部はこんなところにあった。
ようやく流水地帯を抜けドライブイン瀧路に寄り、にゅうめんを頂く。林道に水を流す理由については「浅生地区に1世帯だけ現住しており、林道凍結を防ぐため水を流している」とのことだった。
家へのお土産もこのお店で求め、少し歩いて駐車場に戻った。
今回、靴下を2重にしたら靴擦れが発生しなかったのでこれが雪道のデフォしようと思う。とにかく、本日は天気にも恵まれて充実した山行だった。
立ち寄り湯は「アルプスの湯」。帰路の途中にあるのでこれもありがたかった。
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