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Yamareco

記録ID: 2002005
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

鍋冠山(富山百山25座目)

2014年03月29日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.8km
登り
630m
下り
614m

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
0:36
合計
5:41
5:30
30
6:00
86
ため池前
7:26
7:31
72
分岐
8:43
9:14
47
10:01
49
分岐
10:50
21
ため池前
11:11
過去記録の転載です(2019.9.2転載)。
過去編については写真解説以外のすべての文章を感想欄に転載します。
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
真ん中に剱岳、右に大日岳、左に毛勝三山という眺めで近すぎず、遠すぎずなのはこの山ではなかろうか。
真ん中に剱岳、右に大日岳、左に毛勝三山という眺めで近すぎず、遠すぎずなのはこの山ではなかろうか。
僧ヶ岳、駒ヶ岳の稜線もくっきり。手前は大倉山だな。
僧ヶ岳、駒ヶ岳の稜線もくっきり。手前は大倉山だな。
右手側に高峰山、奥に大辻山、一番奥に鍬崎山
右手側に高峰山、奥に大辻山、一番奥に鍬崎山
弥陀ヶ原の奥に見えるのは鷲岳、鳶山かな。
弥陀ヶ原の奥に見えるのは鷲岳、鳶山かな。
備忘
707.1ピークが完全な左側になったらそろそろ分岐が近い。分岐点手前には左手にいきなり広葉樹の木々が出てくるので残雪期の目印になると思う。
備忘
707.1ピークが完全な左側になったらそろそろ分岐が近い。分岐点手前には左手にいきなり広葉樹の木々が出てくるので残雪期の目印になると思う。

感想

最近、歩荷訓練ばかりでがっつりした山に行っていない。
立山山麓のゴンドラが3月31日まで運行しているため鍬崎山の一泊山行(幕営訓練)を計画して登山届を県警にメール提出したが天気予報を見ると日曜日が荒れそうである。
低気圧が日本のど真ん中に来るような日に1500mを超えるような稜線にいたくない(今の時期なら冬山と同じコンディションだろう)のでこちらは泣く泣くキャンセルした。
残りの選択肢は2つ。延び延びになっている南保富士か鍋冠山。鍋冠山は途中から登山道がないのでほぼ残雪期限定の山(無理やり藪をこいで登る人もいるようだが)。
今週末を逃すと鍋冠山が登れなくなりそうなのでこれに決定。
この山の読み方は「なべかんむりやま」ではなくて「なべかんやま」らしい(遭遇した登山者はそのように呼んでいた)。ただ、公式には「なべかんむり」なので実際のところよく分からない。
富山百山が発表された時、標高が920mとなっていたが明らかに高峰山北側の小ピークと混同している。標高は900mである。「越中の百山」ではちゃんと900mになっている。

地図読みをきちんとして、ネット検索でコースや注意点を調べて万全を期す。
この山はコースが難しいのである。
今回はあわよくば隣の高峰山も狙うことにする(そういえば鍋冠山を目指して登ったら高峰山だった、という記録もどこかで見たな)。

予定より早く目が覚めたのでそのまま起きだし、準備して出発。
馬場島へ向かう県道を途中で右に折れ、西種に到着。
装備を整え薄暗い中、出発。集落の中を地図とにらめっこしながら歩く。かなり登ってから三角山と高峰山の分岐点に到着。どちらも直進のような看板の立て方だったので数歩歩いたが地図を取り出して右折が正解と判明。三角山とかではなくて骨原集落とでも書いておいてくれればわかりやすいのだが。
作業場のようなログハウスのちょっと先にため池があってこの付近から雪が積もっていたのでワカン装着。
ここからはただひたすら杉に囲まれた林道を行く。数日前(もしかしたら昨日)のトレースがあるのでそれを辿る。

(中略、詳しくは備忘で)

鍋冠山の取りつきからは急斜面だった。先行者のトレースを利用しながらえっちらおっちら登る。
登りきったら頂上だった(当たり前か)。
木の枝などが邪魔していて絶好というわけではないが素晴らしい展望だった。
頂上を堪能して降りにかかる。急斜面なので慎重に移動。
取りつき部まで来て思案。高峰山を狙うか?
去年までの自分なら躊躇なく突っ込んでいたが今回は「また今度狙おう」という気分になった。
なので来た道を帰る。
帰りに4人パーティー、時間を置いて2人パーティと遭遇。前者は高峰山、後者は鍋冠山狙いだそうだ。2人パーティのおじさんと少し立ち話、僅かな時間でも山談義は楽しいもんだ。
長い林道歩きに萎えながらも予想より大幅に早く下山。

備忘
・駐車スペースは西種のバス停前空き地が「誰からもクレームがつかない」ところだが、歩く距離が長くなる。
今回はため池付近まで雪が解けていたため、ため池手前のログハウス付近の路肩でも大丈夫だっただろう。
自分の後発組は田んぼのあぜ道前とかに停めていた(後ろが雪なので確かに交通の妨げにはなっていない)。
立ち話をしたおじさんは骨原に停めたそうだ。
・林道歩きの初期にヘアピンカーブが幾つかあるがマーキングがしてあるので迷うことはないかと思う。
・ヘアピンが終わったら道なりの長ーい林道。本当に長いので「行き過ぎたのでは」と思わないように。樹林越しに左前方に707.1ピークが見え始めたら安心できるかと思う。
・707.1ピークが完全な左側になったらそろそろ分岐が近い。分岐点手前には左手にいきなり広葉樹の木々が出てくるので残雪期の目印になると思う。
・分岐を右に行ってしばらくするとヘアピンカーブがある。右へ行くと多分釜池方面。2万5千分の1地図では微妙に分岐位置が違う。
・すぐに窪地がある。右側の縁に道がついいる。そこを過ぎてしばらくすると右側にそれなりの急斜面が出てくる。806ピークの斜面だが雪崩るのではないかと気が気ではなくなる。速度を上げて通過する。
・しばらく行くと高峰山の取りつき尾根となる。今回は1人分のトレースが尾根にあった(残りは鍋冠山方向)
・この時点で右側の斜面を適当に登って行けば鍋冠山(そのようなトレースもあった)。但し、慣れた人向けかと思う。
・両側に斜面が迫ってくる狭隘な急登が(まあせいぜい2,30m)登場するがコースが間違っているわけではない。これをそのまま行って、前方に窪地と広葉樹が見えたら右側の斜面に取りつけば良い(多分これが一番わかりやすい)。
・高峰山も狙う時は取りつきまで降りてきて逆側の斜面を登って行けば良いかと思う(多分)。現にそのようなトレースもあった。

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