蔵王山（23日：御釜，刈田岳，地蔵山，24日：御釜，熊野岳）

2012年06月23日(土) ~ 2012年06月24日(日)

• GPS: 48:00
• 距離: 12.2km
• 登り: 316m
• 下り: 638m

コースタイム

23日：刈田山駐車場-刈田岳-刈田リフト分岐-熊野岳登山コース途中（下山者に山頂の様子を聞くと，視界無しとのことで山頂登山中止）-刈田山駐車場

※時間があるので，蔵王温泉からゴンドラにより地蔵岳登山（一昨年，脇を通り過ぎた山頂）に企画変更。

蔵王地蔵山頂駅-地蔵山-熊野岳・いろは沼分岐-蔵王温泉街への分岐-三山正見-少し進んで蔵王温泉街-蔵王温泉街への分岐へ戻る-いろは沼-観松平一周コース-蔵王ロープウェイ山麓線樹氷高原駅

24日：刈田山駐車場（再訪）-熊野岳-刈田山駐車場

天候

23日：濃霧，曇り
24日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

23日
刈田岳三等三角点
標高1,758m

霧に包まれる刈田嶺神社
※「天之水分神（あまのみくまりのかみ）と国之水分神（くにのみくまりのかみ）を御祭神とし、明治5年に水分神社（みくまりじんじゃ）という名になり、明治8年に刈田嶺神社と称するようになったとされています。」とサイトにありました。

気温2.5度
ちょっと寒いです。
天候回復が見込めないため，蔵王温泉へ移動です。

蔵王ロープウェイ山麓線
蔵王山麓駅のゴンドラ

ロープの種類は色々あるようです。

蔵王ロープウェイ山頂線
樹氷高原駅に到着するゴンドラ
複式単線自動循環式ゴンドラ(通称「フニテル」)

フニテルの説明板

同駅舎前にある「開運の鐘」

蔵王国定公園案内図

駅舎から出た広場に座す「蔵王地蔵尊」

地蔵岳山頂
標高1,736m

ヤマンバさま説明板

御田之神
いろは沼への分岐点

標識が落ちています。
左：いろは沼・ロープウェイ方向
右：蔵王温泉街5.0Km

蔵王温泉街コースを少し進んだところにある「三山正見」の碑
※「西の正面に朝日連邦，月山，飯豊連邦を望める見晴台で三山正見という石碑がある」とネットにはありましたが・・・
　天気のせいでしょうか？見晴はまったくありませんでした。

いろは沼の木道

天竜の松（蔵王連峰随一の太さ）
樹高8m
幹回り2.5m
※観松平:樹齢300年を超えるキタゴヨウマツ群生地。観松平一周コースで「名」が付けられている松は，次のページを参照ください。
　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-69374.html

蔵王ロープウェイ山麓線
蔵王山麓駅に到着直前のゴンドラ内からの地蔵岳（中央右）方面
（23日は，ここで終り）

24日：再訪刈田山駐車場
御釜は，大人気です。

近づいての御釜

正面からの御釜：勝手に「正面」と命名です。

大雪田の先に熊野神社

青空，白い雲そして，非難小屋
ここを直登です。

熊野神社到着

二等三角点
標高1,840m

熊野岳山頂の様子
右端に三角点

昨日歩いた地蔵岳，三宝荒神山方面

イワカガミ(岩鏡)
イワウメ科イワカガミ属

ハウチワカエデ？（羽団扇楓）
カエデ科カエデ属

ミネカエデ(峰楓)
カエデ科カエデ属

ワタスゲ(綿菅)
カヤツリグサ科ワタスゲ属

ザオウアザミ?(蔵王薊)
キク科アザミ属

ミツバオウレン(三葉黄蓮)
キンポウゲ科オウレン属

コマクサ(駒草)
ケマンソウ科コマクサ属

ツマトリソウ(端取草)
サクラソウ科ツマトリソウ属

オオカメノキ(大亀の木)
スイカズラ科ガマズミ属

フモトスミレ（麓菫）
スミレ科スミレ属

ミヤマスミレ（深山菫）
スミレ科スミレ属

コメバツガザクラ(米葉栂桜)
ツツジ科コメバツガザクラ属

アカモノ(赤物)
ツツジ科シラタマノキ属

コケモモ(苔桃)
ツツジ科スノキ属

アオノツガザクラ(青の栂桜)
ツツジ科ツガザクラ属

ムラサキヤシオ（紫八染）
ツツジ科ツツジ属
別名：ミヤマツツジ

ミネズオウ(峰蘇芳)
ツツジ科ミネズオウ属

ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)
ツツジ科ヨウラクツツジ属
※20120701：名前に「ガク」の修正をしました。

コヨウラクツツジ（小瓔珞躑躅）
ツツジ科ヨウラクツツジ属

タカネザクラ(高根桜)バラ科サクラ属

ナナカマド(七竈)
バラ科ナナカマド属

ゴゼンタチバナ(御前橘)
ミズキ科ゴゼンタチバナ属

アカミノイヌツゲ（赤実の犬黄楊）
モチノキ科モチノキ属

ズダヤクシュ(喘息薬種)
ユキノシタ科ズダヤクシュ属

エンレイソウ（延齢草）の仲間
ユリ科エンレイソウ属
※花期終了です。

バイケイソウ？(梅�濮�)
ユリ科シュロソウ属

ショウジョウバカマ（猩々袴）
ユリ科ショウジョウバカマ属

タケシマラン(竹縞蘭)
ユリ科タケシマラン属

ツクバネソウ（衝羽根草）
ユリ科ツクバネソウ属

マイヅルソウ(舞鶴草)
ユリ科マイヅルソウ属

ハクサンチドリ(白山千鳥)
ラン科ハクサンチドリ属

タテヤマリンドウ(立山竜胆)
リンドウ科リンドウ属

24日朝の散歩にて
賑やかな朝市が催されていました。
美味しいお味噌汁の無料配給。当然ご馳走になってきました。

路傍の石碑
蔵王山（左）と山神搭。
「蔵王クリニック脇の蔵王山碑・山神搭碑周りのドンデンガラ誰も刈らないので鎌で刈ってきた、蔵王温泉観光協会でこれらの記念碑等の保全について責任者を決めておく必要がある。」とのブログがありました。

「ドンデンガラ」？？？
　「オオイタドリ（From 蔵王温泉）：夏の終わりころから、ド〜ンと幅を利かせているオオイタドリ。」とありましたが次のサイトも見つけました。
　http://www.t-bunkyo.jp/toshokan/minwa/otogirisou/text/05.html

三つの階段が合流！
中央が，酢川温泉神社への階段です。

凡そ200段。
神社に到着です。

三階段合流地点の脇にある上湯共同浴場
共同浴場の中では一番熱いとか。
夜，一風呂頂きましたが，チョイ熱で良い湯でした。

上湯共同浴場の説明板

河原湯共同浴場
上湯の少し下にありましたが・・・

「湯船の底から涌き出るすのこ敷きの温泉です」等の説明板

裏に回ると「湯畑」風です。

「ゆだまり」説明板
文末は「湯畑のようなものを形成しております。」と結ばれています。ヤッパリ!!

下湯共同浴場
上湯と同じ泉源だそうですが，引き湯のため上湯よりはぬるく，良い湯だそうです。
脇には足湯がありましたが，時間外なのでしょうか？お湯がありませんでした。残念！

蔵王温泉由来の説明板もあります。

蔵王温泉大露天風呂
蔵王温泉の街から少し登ったところにある大きな温泉です。
1日の始まりに一風呂浴びました。
ここの朝湯もお勧めです!!

蔵王温泉大露天風呂説明板

コメント

kajyuki

こんばんはyamabito さん
　ようこそ蔵王へ
yamabitoさん、お天気もまぁまぁだったみたいで。
満足していただけたことと信じています
蔵王のお花、結構いいでしょう。
ぜひ『感想』も追加 してくださいな

yamabito

Re:こんばんは
　kajyukiさん　今晩は

　イヤー，蔵王はいい山ですね。
　そして，温泉も堪能してきました。（これは，後日，コソッと写真を追加する予定です。 ）

　それにしても，ハクサンチドリが多いのには，相変わらず驚かされます。
　なお，今回は，一昨年，山頂を巻いた道を選んだために登れなかった「地蔵岳」を主目標としていたのですが，やっと登れました。

　初日，刈田岳から熊野岳，地蔵岳へと抜けようと思い霧の中熊野岳を目指したのですが，すれ違った人に山頂の様子を訊くと，視界無しとのことでした。このコースは花よりも眺めなので，即，縦走計画を中止。蔵王温泉からロープウェイで登り直し，いろは沼経由で下山するお花見コースにしました。
　一昨年もそうでしたが，このコースは期待を裏切らないですね。お陰で沢山の花に逢えました。

　翌日の朝は，山に雲がかかっていたので，御釜は望めないなと思っていたのですが，食事が済む頃，西に青空が見えたので，これは御釜を見に行くしかない，と出かけましたが，これが正解でした。
　そういえば，「正面からの御釜」の写真は，kajyukiさんのプロフ写真とほぼ同じ位置で撮影したようですね。場所を変え，沢山撮った写真のなかでも，この写真が一番安定感があり，気に入って掲載としたのですが，期せずして一致に驚いています。（もしかしたら，kajyukiさんのレコを見ているうちに，この写真が気に入るように洗脳されていた 　のでしょうか？）
　そしてなんと，熊野岳ピストン終了まで視界があったのですが，刈田山駐車場に着いた途端，深い霧です。山の天気は本当に変わり易いですね。一寸のタイミングでラッキーでした。

　蔵王の南の方の山にも興味はあるのですが，土地勘もなく一寸不安。kajyukiさんのレコを参考にさせていただき，計画したいと思っていますので，今後も宜しくお願います

サク姉

蔵王
こんにちわ。

冬に一度だけ遠征しましたので
懐かしく思い出しながら拝見しました。

蔵王地蔵尊さまは大きいのですねぇ。
お花もキレイで、夏のシーズンに行ってみたいです。

yamabito

Re：蔵王
　sakusakuさん　今晩は

>冬に一度だけ遠征しましたので
　やはり「樹氷」がお目当てだったのでしょうか？
　昔は少しスキーをしていましたので，冬の蔵王に２〜３度訪れました。
　当時はリフトやゴンドラが大変混んでいた話を，ゴンドラの添乗員の方に話したところ，「ええ，そう聞いております。今はそんなことはありません。」とのこと。　ガーン !!
　ジェネレイションギャップじゃ無くて，時代錯誤？！
　今は，ゴンドラの待ち時間は無し。樹氷見学も楽になったようですね。

>蔵王地蔵尊さまは大きいのですねぇ。
　ゴンドラを降りたところの広場にドーンと構えています。
　確かに，かなり立派ですね。

　 ，，樹氷 　加えて 。
　今回入れなかった「すのこ敷きの温泉」は，要チェック事項になってしまいました
　温泉でお会いするかも知れませんね