早池峰山剣ケ峰

2011年08月13日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.5km
• 登り: 847m
• 下り: 854m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:09

4:51 スタート地点
6:51 7:01 安倍ヶ城
7:36 7:43 徳兵衛山
8:32 8:44 早池峰剣ヶ峰
9:20 9:40 徳兵衛山
10:10 10:20 安倍ヶ城
12:00 ゴール地点

天候

晴時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川井住田大規模林道線の悠久の道トンネルの宮古側に路上駐車
（駐車場はあるのだが施錠されていた）

コース状況／危険箇所等

高桧山の中腹までは自然探勝路として整備されたこともあり道は明瞭だが、安倍ケ城への登りは下草が被ったり、倒木に遮られたりして道は不明瞭です。
徳兵衛山から森林限界となり道はしっかりしてくる。
危険個所はありませんが、安倍ケ城の岩戸を探そうなどと考えると命がけになりますw

写真

8/13 4:51

川井住田大規模林道のトンネル宮古側出口の横に踏み跡があり、
ここが登山口です。

8/13 5:00

道はやがて廃林道になります

8/13 5:06

廃林道が尽きるところに現役の林道

8/13 5:13

それを少し下ったところに

8/13 5:15

登山道分岐があります。

8/13 5:30

登山道のまわりには巨木がたくさんあり、

8/13 5:35

その巨木を巡る探勝路として整備されています

8/13 5:41

特筆すべきは地元でウッコと呼ばれるイチイの大木
イチイは成長が極めて遅く、ここまで大きくなるには数百年かかるといわれています。

8/13 5:56

巨木の森を抜けると、鬱蒼とした針葉樹林帯の急登が始まります。
林床はカニコモリの大群落！

8/13 5:57

今までとは違い、下草灌木が登山道を隠し、道迷いに注意です
赤布は随所にありますので、慎重に見極めて進みます

8/13 6:15

このルートの一番キツイ箇所でしょう。

8/13 6:34

独標1451mは風倒木多く、明るい雰囲気でした。
見事なまでに倒れており、強烈なダウンバーストを食らったかのようでした。

8/13 6:39

道迷い注意です。

8/13 6:45

路傍に巨石が目立つようになると

8/13 6:51

5合目の標識
すぐ横の斜面にガイドロープが張られていたので
行ってみると・・・・

8/13 6:52

安倍ケ城の標柱
ここが遠野物語で安倍貞任の母住めりと記載された場所だ

8/13 6:53

前方にはこれから登る徳兵衛山や早池峰剣が峰が見える

8/13 6:54

南側は雲海未満の雲

8/13 7:01

あれが安倍が城か？

8/13 7:34

早池峰剣が峰が近づいてきました

8/13 7:34

惚れ惚れするほどの尖り具合です。
この特徴ゆえ、三陸沖で漁をする方たちのタイセツな目印だったそうです。

8/13 7:36

徳兵衛山到着
当初はこちらが安倍ケ城と踏んでいましたが、違いました。

8/13 7:43

蛇紋岩地帯に突入したようで、固有種が目に入るようになりました。
これはナンブトウチソウ

8/13 7:50

早池峰剣ヶ峰本峰の登りが始まりました

8/13 8:25

しばし灌木帯の中を我慢の登り

8/13 8:29

ぽっかりと森林限界に入るとピークは目の前

8/13 8:30

来し方を振り返るガスとの競争になりそうだ

8/13 8:32

ほどなく早池峰剣ヶ峰山頂

8/13 9:14

高山植物を愛でる
タカネナデシコ

8/13 9:15

イブキジャコウソウ

8/13 9:15

ウメバチソウ

8/13 9:20

ミネウスユキソウ

8/13 10:09

早池峰山本峰は湧き出るガスの中でした
帰りは往路を忠実に戻ります

8/13 11:09

下りの方が道を外しやすいので要注意です。

8/13 11:29

古い道標
これは大規模林道が出来る前のものでしょう

8/13 12:00

登山口も戻ってきました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X3 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

Manekko_I

大規模林道が開通したために注目されるルートになりました。
早池峰本峰に比べて道は荒れていますが、静かな山旅を満喫できます。
当日は一人の登山者とも会いませんでした。