【日帰り】白峰三山縦走（奈良田↑広河原↓）

2019年09月14日(土) [日帰り]

• GPS: 11:55
• 距離: 26.8km
• 登り: 3,493m
• 下り: 2,795m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:56
• 休憩: 0:59
• 合計: 11:55

距離 26.8km 登り 3,493m 下り 2,809m

3:09 奈良田駐車場
3:23 奈良田第一発電所
3:50 3:51 森山橋
4:05 4:08 早川水系発電所取水口
6:13 6:17 大門沢小屋
8:02 8:10 大門沢下降点
8:38 8:39 農鳥岳
9:01 9:04 西農鳥岳
9:33 9:36 農鳥小屋
10:29 10:30 間ノ岳
11:01 11:02 中白根山
11:22 11:27 北岳山荘
11:41 トラバースルート分岐
11:54 吊尾根分岐
12:05 12:12 北岳
12:23 両俣分岐
12:30 北岳肩ノ小屋
12:50 12:55 小太郎尾根分岐
13:00 13:05 草すべり分岐
13:41 13:53 白根御池小屋
14:50 白根御池分岐
15:01 広河原山荘
15:04 ゴール地点

お恥ずかしい話ですが、2回ほど道を誤りました。
その1：森山橋の先の橋を渡らずにそのまま坂を上る。
その2：早川水系取水口から先の渡渉点でロスト（40分ほど彷徨ってました。）
　　　（渡渉後、若干下ったところに登山道があります）

天候

快晴のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

奈良田駐車場スタート
広河原〜奈良田　山梨交通バス1230円（1030円＋利用者協力金200円）
（奈良田駐車場は22時時点では2〜3割程度しか埋まっていませんでした）

コース状況／危険箇所等

登山ポスト　第一発電所停留所脇にあります。
川・沢を渡る箇所でロストしました。
白根御池からの下り（トラバース）で、山腹より落石の恐れあり。
登山者多数のため、稜線部の下りでは落石しないよう注意が必要です。
（危ないので登りの方に道を譲りましょう）

写真

9/14 3:40

十五夜の満月の明かりを受けながらスタート
（このあと月は沈んで、星がきれいに見えてました）

9/14 3:39

トンネルの左手に進みます（登山届のポストあり）

9/14 3:54

迂回路を通ります（車道脇の土手を通ります）

9/14 4:04

分かりやすいサイン

9/14 4:07

この吊橋はあまり揺れません。

9/14 4:25

この吊橋は結構揺れました。この先の渡渉点でロストしました。
沢を渡って少し下ったところから進みますが、誤って沢に沿って登ったり、ずいぶんウロウロしてしまいました。

9/14 4:30

キツリフネ

9/14 5:36

沢や川を渡るポイントは複数ありましたが、増水していなかったため特に危険は感じませんでした。
このあと急傾斜。（1箇所ロープあり）

9/14 5:48

急傾斜の登りを終えると緩やかな傾斜の美しい落葉広葉樹林帯を抜けていきます。

9/14 6:11

アキノタムラソウ群生（道中で一番多くみました）

9/14 6:12

トリカブト

9/14 6:13

タマアジサイ。これから咲く個体も結構ありました

9/14 6:21

桟木を踏みながら進めば特に問題はありません。

9/14 6:23

単管パイプの階段。下りの方が滑りやすいかもしれません。

9/14 6:29

丸太はしっかりしているのでこれも桟木を踏んで進めば大丈夫です。

9/14 6:30

オオバコウモリ（？）

9/14 6:31

キオン

9/14 6:32

サラシナショウマ。花の形が試験管ブラシ

9/14 6:33

サラシナショウマから見上げたら大門沢小屋が。

9/14 6:33

大門沢小屋

9/14 6:36

小屋の右手を登っていきます。

9/14 6:44

ベニテングタケ。有毒。毒成分のイボテン酸は同時に旨味成分らしい。非常に気になります。

9/14 6:44

沢沿いのルートの切れ間から稜線が。まだまだ遠い。

9/14 7:06

振り返ると富士山も。

9/14 7:45

石ころと木の根多い箇所

9/14 7:50

高度を上げると、コメツガ・シラビソの針葉樹林帯からダケカンバの広葉樹が優占する林に。

9/14 8:03

ゴーロ帯上端の広場。
ハイマツ帯になかなか入らない。

9/14 8:07

でも振り返るとふっじっさーん！

9/14 8:10

ハイマツ帯の急登。

9/14 8:17

ナナカマド

9/14 8:29

ホシガラス。ハイマツの実の食べ跡があちらこちらに。

9/14 8:54

ようやく大門沢降下点に到着。

9/14 8:54

広河内岳方面。

9/14 8:55

農鳥岳の稜線ルート。

9/14 8:59

9/14 9:05

チシマギキョウ

9/14 9:05

富士山もくっきり

9/14 9:13

9/14 9:15

中央アルプスもくっきり。

9/14 9:17

どこまでも続く山容に南アルプスの雄大さを感じます

9/14 9:22

八ヶ岳もくっきり

9/14 9:23

間ノ岳・北岳方面

9/14 9:23

鳳凰三山に奥秩父主脈もはっきり

9/14 9:23

少し雲が湧いてきましたが、高峰にはかからず見渡す限り快晴

9/14 9:24

農鳥岳から間ノ岳。

9/14 9:25

農鳥岳山頂

9/14 9:28

西農鳥に歩を進めます

9/14 9:52

西農鳥岳山頂

9/14 9:52

南アルプス南部方面　まだ足を踏み入れたことがないので改めて伺いたいと思います

9/14 9:54

間ノ岳・北岳

9/14 9:55

中央アルプス全山お目見え！

9/14 9:55

北アルプス方面も。

9/14 9:56

農鳥小屋まで下降します。

9/14 10:17

農鳥小屋。

9/14 10:21

「ウケケケ」と見えてしまうのは疲れているからでしょう。
売店で手ぬぐい（500円）を購入しました。

9/14 10:22

間ノ岳への登りから農鳥岳方面を振り返る。
これを見るために来た、と言っても過言ではありません。

9/14 10:39

ついつい振り返る

9/14 10:46

9/14 11:15

9/14 10:47

ここまでくるとやはり賑わってました。

9/14 10:47

仙丈ケ岳・鋸岳・甲斐駒ヶ岳もばっちり

9/14 11:22

中白根山への縦走路も気持ちいい。

9/14 11:18

中白根山頂

9/14 11:47

間ノ岳方面を振り返る。

9/14 11:49

美しい縦走路。

9/14 12:03

北岳山荘。受付脇に水道（飲用可）があり、1Lほどいただきました。ありがとうございます。

9/14 11:42

ヘリで荷受け・下ろしを行っていました。小屋の上空にいる時間は10秒に満たないくらいでしたが、小屋のお兄さんに伺ったら1日で10数回も行うということで、頻繁に往来していました。

9/14 12:14

さあ、最後の登り。

9/14 12:33

タカネシオガマ

9/14 12:39

吊尾根分岐

9/14 12:44

踏破してきた山が見えるのも素晴らしい

9/14 12:51

間ノ岳の見事な位置に雲が。

9/14 12:52

北岳山頂。やっぱり賑わってました

9/14 12:53

ガスも上がってきてしまいました。

9/14 12:30

登ってくる人がかなり多いため、下りは飛ばさず、14時のバスではなく、最終バスで下山するように計画変更。
（高山病の症状も出ていたので自重）

9/14 12:40

両俣分岐

9/14 12:40

続々と登ってこられますので、道を譲ります。

9/14 12:40

北岳肩の小屋。ピントが死んでますが、ここからの眺めもいいですね。

9/14 12:47

9/14 12:47

小屋前の様子。人がすごい。テントもいっぱいでしたが、小屋泊の方は大変だったかと。

9/14 12:51

ここも傾斜が強く浮石が多いため、下りは先に行ってはいけません。

9/14 12:55

大樺沢から雲が湧いてきてます

9/14 12:57

仙丈ケ岳は最後まで見えました。

9/14 13:07

小太郎尾根分岐。こっから気合入れて下ります。

9/14 13:07

といってもこの状況なので、まずは登りの方が進んでから。

9/14 13:21

ダケカンバ林から

9/14 13:35

針葉樹林帯へ。

9/14 13:39

9/14 13:41

気づくとダケカンバに戻ってる。

9/14 13:42

9/14 13:45

センジュガンピ

9/14 13:50

ようやく白根御池が近づいてきた。

9/14 13:57

アキノキリンソウの大群落と白根御池のテント村

9/14 13:57

池とテント群も山らしくていいですね。

9/14 13:58

白根御池小屋の水道。南アルプスの天然水を存分にいただきました。ありがとうございます。
ここで10分ほどの大休止。

9/14 14:13

小屋から先はしばらくトラバース道

9/14 14:22

1箇所、通行危険な箇所がありました。
落石に当たったらひとたまりもありませんので速やかに通過します。

9/14 14:49

トラバースが終わると激下り。

9/14 15:06

大樺沢ルートとの分岐に出てしばらく進むと

9/14 15:17

広河原山荘。2021年6月に移転予定なんですね。

9/14 15:19

吊橋を渡って

9/14 15:20

広河原着。お疲れさまでした。
これ以上はないほどに天候に恵まれ、南アルプスの大展望を堪能するとともに、多くの方とのすれ違いの際にお声がけいただき、心のやすらぐ素晴らしい山行となりました。ありがとうございました。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

Canon PowerShot SX710 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） GPS ファーストエイドキット 保険証 時計 タオル カメラ

感想

スー

前日までは雨も降る予報も、好転し雲が取れてくる予報に。
奈良田駐車場に22時頃到着し、仮眠。翌2時30分から準備し、3時出発。

危惧していた渡渉点でのロストはまさに的中し、
心が折れかけましたが、進んでよかった。

今日山に来ないでいつ来るんですかーっていうくらいの快晴で、
素晴らしい眺望を存分に堪能することができました。

前回の平ヶ岳はすれ違ったのは5名と、なんとも静かな山行でしたが、
今回はさすがににぎわっていましたね。
おかげさまでソロの私まで楽しい山行になりました。ありがとうございました。

【3連休初日の好天ゆえに…】
奈良田〜広河原の始発のバスは4台出たそうですが、到着が遅れたり、座れなかったり大変だったようです。また、2本目以降のバスも同じような状態だったそうです。