暴風雨の立山(剱・三山縦走撤退)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 861m
- 下り
- 859m
コースタイム
9:00 室堂→9:50 雷鳥沢キャンプ場 10:30→12:30 別山乗越(剱御前小舎)(泊)
■7月14日
7:35 別山乗越→7:55 別山南峰(2874m)→8:10 別山乗越 9:00→10:10 雷鳥沢キャンプ場<温泉> 11:15→12:15 室堂
天候 | 7月13日 曇りのち雨 7月14日 雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
美女平駅→室堂 バス 約1時間 |
写真
感想
例年、7月の3連休は20日前後の梅雨が明けるか明けないかのタイミングで、夏山に行くには天気が不安なことが多いのですが、今年はカレンダーの関係で3連休のタイミングが早まり、まだまだ梅雨明けしていない状況。
お天気が悪いことは分かっていたのですが、この季節の天気予報はあてにならないので、イチかバチかテントを担いで行って来ました。
<予定>
7/13 室堂〜雷鳥沢キャンプ場〜<雷鳥坂>〜別山乗越〜剱沢キャンプ場(テント泊)
7/14 剱沢キャンプ場〜剱岳〜剱沢キャンプ場(テント泊)
7/15 剱沢キャンプ場〜別山〜真砂岳〜富士ノ折立〜大汝山〜雄山〜室堂
テント泊で2泊3日で剱岳も立山三山も歩くという贅沢プラン。
悪天候なら雷鳥沢で温泉でも入ってまったりしようかなぁという気楽な山行き。
しかし、天気は悪いほうへ転がり、雪も多く残っていたので剱岳はもとより悪天候だと下山できなくなることが怖かったので、予定を早めて帰ってきました。
<結果>
7/13 室堂〜雷鳥沢キャンプ場〜<尾根ルート>〜別山乗越(小屋泊)
7/14 別山乗越〜別山〜別山乗越〜<尾根ルート>〜雷鳥沢キャンプ場〜室堂
夜行バスで富山に入り、富山の友人にケーブルの立山駅まで送ってもらい、ケーブルとバスで室堂へ。
大展望を期待していたのですが、山の上はガスがかかっていて景色は楽しめず。
「まぁ、天気は回復するだろう」と根拠のない期待を持って雷鳥沢へ下る。
雷鳥沢から見上げると斜面はまだまだ雪が残っています。やはり今年は雪が多い。
雷鳥坂を登って別山出合まで登ろうと思いましたが、視界も悪いし雪の斜面を上がるのがキツそうだったので、室堂乗越を経由する尾根ルートで登ることにしました。
尾根もところどころ雪が残っており、しっかりルートを確認しながら登らないと道に迷いそうです。
天気は相変わらず。ときどきガスが晴れて視界は開けるのですが、すぐにまたガスがかかってしまう状態。やや寒い。
天気は悪いですが、ハクサンイチゲが咲きほこっていて癒されます。
室堂から3時間半ほどかかって別山出合の剱御前小舎に到着。
ここからこの日の目的地である剱沢までは40分ほどの下り。
小屋の中でご飯を食べていると雨がぱらついてきたので、雨装備をして「さぁ、出発しよう」というときにドシャ〜と大雨が。
風雨が収まってから出発しようと小屋で待機するも、雷も鳴り始め、3時になっても収まらなかったので、このまま小屋に泊まることにしました。
翌日、剱沢でテントを張ってから剱岳を目指そうかと。
天気予報では翌日は好転するということだったんです。
夕方、雨がやんで1時間ほど視界が晴れて剱岳が姿を現しました。
う〜ん、すごい!あれをどうやって登るんだろう。
しかし、翌朝はまた雨、風が激しく…
剱岳はもとより三山方面もキツそうで、翌日の天気も読めないので、「もっと天気が荒れて下山できなくなっても困るし…」ということで風雨の隙をついて下山することにしました。
ただ、どこもピークを踏まずに撤退するのは悔しいので、別山(2880m)まで往復してきました。
雷鳥沢に下って、ヒュッテで温泉に入ってビール。
数年前の7月3連休の八ヶ岳縦走撤退のときのような感じになってしまいました。
でも、小屋のあったかい部屋と布団で休め、山好きの方たちといっぱいお話ができて、温泉でまったりと、体を休める山行になってそれはそれで楽しかった。
雷鳥もたくさん見ることができたし。
まぁ、今回は下見、ということで。
天気がいいときにリベンジします。
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