【1泊2日】 富士見平小屋テント泊の瑞牆山と金峰山
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- GPS
- 19:47
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 2,339m
- 下り
- 2,348m
コースタイム
8:10 瑞牆山荘
9:10-10:30 富士見平小屋 (テント設営+出発準備)
12:20-13:55 瑞牆山山頂 (昼食)
15:25 富士見平小屋 (休憩+夕食)
19:00 就寝
15日 金峰山
4:30 起床
5:40 富士見平小屋
6:30-7:00 大日小屋到着 (朝食)
7:25 大日岩
8:45 砂払ノ頭
9:15-10:50 金峰山小屋 (昼食+休憩)
11:15-12:25 金峰山
13:30 砂払ノ頭
14:10 大日岩
14:40 大日小屋
15:30-17:25 富士見平小屋(テント撤収+休憩)
17:25 瑞牆山荘
天候 | 14日 曇 時々晴れ 15日 夜明け前 雨 朝 霧・雨 昼以降 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時到着。早朝なので渋滞はなかったですが、3連休のため高速は こころなしか混んでいました。 <バス> 使ってはいませんが、バスも有るようです。 (写真を参考にしてください。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道の状況(危険箇所など) ■富士見平小屋まで 慎重に歩けば問題ない登山道ですが、下記に注意すれば初心者でも 問題なさそうです。 ・滑りやすい岩(高さのある大きなステップも有る)…とにかく慎重に ・熊出没…熊ベルを持つか、大きな声で喋る ■瑞牆山 富士見平小屋からの道のり同様に、滑りやすい岩場が複数個所有りますが、 瑞牆山への道のりは、より過酷。 ・湿った花崗岩がとても滑りやすいロープ場が沢山あります。 ・足元の石も、湿っていてとても滑りやすかったです。 (雨あがりだからと思いたいとことですが、こけむしている森の 様子をみると年中湿っているのではと思いました。) ・時には熊も出るらしい。(ツキノワグマ) ・沢も横断します。 (天気が悪い時は、富士見平小屋の主人に相談するべきと思います。) ■金峰山 前日に瑞牆山に行っているせいか、さほど危ない感じはしませんでしたが、 連休中に、怪我人が複数人出ていることもあるので、やはり、 瑞牆山同様に、初心者が気安く入れる山ではない気がします。 ・湿った花崗岩で滑らない様にすること ・熊への注意 上に加えて ・砂払ノ頭〜山頂は、山梨側の絶壁に注意 ・基本的に大きな石だらけの登山道の為、こけないように慎重に。 ・五丈岩を登る場合は、落ちたら即怪我という認識をもって、 怪我したら遭難者になるという認識を持つこと。 (当日はたくさんの人が上に立っていましたが、それ以上に 途中であきらめた人が沢山いました。私もその一員です。) ●登山ポストの有無 瑞牆山荘 駐車場、富士見平小屋、大日小屋などなど、 いたるところに登山ポスト有り。 初めて、こんなにも登山ポストが沢山ある山に来ました。 フリークライミングのメッカだから?遭難が多いから? とにかく、今回は難なくポストを発見して投函できました! ●下山後の温泉や飲食店情報 ■飲食店 瑞牆山荘に自販機有り。(ちょっと割高ですが下山直後のコーラがうまい!) ■温泉 ラジウム温泉がありますが18時半までの受付。 日によってはもっと早く閉まるので、要注意です。 |
写真
感想
当初の予定では、木曽駒〜空木岳の縦走のでしたが、足の調子、天候ともに、いまいちだったので、最悪キャンプだな。と思いつつ、瑞牆山と金峰山への山行を計画しました。
●山行全般
とにかく滑りやすい岩が多い山塊でしたが、
今まで登ってきた山と一味違いました。
・瑞牆山
岩が多いのは想像していましたが、想像以上でした。
本当の初心者にはオススメできない気がしました。
(登り)
岩にコケに湿度の高い森の様子は、屋久島の白谷雲水峡みたい。
ぼちぼち登っていると、しばらくしたら大ヤスリ岩が登場。
クライミングをしている人がいないかなぁ、っと探すが、本日はいませんでした。
それにしても、こんな岩よく登るなぁ。
山頂について下を見下ろすと、大ヤスリ岩がありましたが、改めてクライミングという競技ができる人たちはスゴイなぁ、と思いました。
(山頂)
山頂からは、金峰山、八ヶ岳、富士山は見えましたが、とにかく雲が多かったです。
いつもは天気に恵まれていて晴天ばかりだったので、逆に、青空に浮かぶ雲のある景色に新鮮さを感じました。
(下り)
下山は、岩場の急降下のため膝への負担は大きかったでが、想像していたよりも足の調子は良くて、明日の金峰山行きも決行することにしました。
・金峰山
前日の瑞牆山の疲れが残っているかと思いきや、逆に歩いたことで足の回復が早まったのでしょうか、快調に登りました。
(登り)
とにかく、大日岩を除けば砂払ノ頭までは原生林の中をもくもくと登りましたが、砂払ノ頭で一気にテンションUP!
やっぱり、眺望のよい稜線に出ると身が軽くなりますよね〜。
ということで、ここからは、写真撮影でなかなか先に進まない。。。
そうこうしているうちに、トイレアラームが発動!
山頂か小屋に行くかの分岐で、小屋を選択。
山小屋でトイレとお昼ご飯をたべ終わったころには、さっきまでガスで隠れていた山頂が見えるではないか!!
分岐での判断は正しかった!
当初の予定では山頂が先だったけど、臨機応変に対応することで、穏やかな気持ちで山頂での時間を満喫することがでいました。
(岩登り)
鳳凰三山のオベリスクよりは断然登りやすそうなので、五丈岩を登ってみようとチャレンジ!
すでに数人登っていたので、難なく行けると思いましたが、甘かったです…。
おそらく、上に立てたのはボルダリング、クライミング経験者ではないでしょうか?
難所をクリアーできず半分くらいの所で断念。。。
この程度の岩を登れる技術は身に付けたいなぁ、と思いました。
ボルダリングジムも自宅から徒歩20分程度にあるし、少しくらいはクライミングを習おうかなぁ。
●富士見平小屋テント泊
テント場は、整地もされていてペグも刺しやすい居心地の良いテン場でした。
ただし、森の中なので虫が多い。
フライの下の空間に数十匹のハエが大集合しました。
ご飯は、新しいフライパンを新調し、いつもフリーズドライかレトルトの山飯にSPAMを追加。
駐車場からテン場までが1時間未満、湧き水も小屋そばにあるので水もたったの500mlで良かったので、悩むことなくビールと焼酎を担いできました。
今度は、アルプス縦走でSPAMを試そうと思います。
森林限界上で景色見ながらのSPAMは絶品なんだろうなぁ〜。
●自然観察
今回は、ツガの新緑がとにかく綺麗でした。
そして、熊には会いたいけど会いたくないと思ってベルを鳴らしながら歩いたらやっぱり遭遇せず。
でも、所々で獣のにおいがしたので奴ら(ツキノワグマ)は必ずいます。
皆さんも細心の注意を。。
●反省
今回の一番の失敗は、下山後の計画に対して無計画だったこと。
無計画がために、ラジウム温泉に間に合わず、お風呂に入らず帰宅。
とにかく、山中での計画は入念に行っていますが、下山後まで及びませんでした。。。
二人ともラジウム温泉に相当期待していたのでガッカリ…。
あきらめて、須玉ICまで直行した結果 中央道の大渋滞にはまり、踏んだり蹴ったり。
それでも、釈迦堂PAのラーメン美味しかったし、釈迦堂PAで大山行男さんの写真が見れて良かったです。
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