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Yamareco

記録ID: 2068500
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

妙義山(白雲山)

2019年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:09
距離
5.7km
登り
996m
下り
984m

コースタイム

日帰り
山行
5:16
休憩
0:53
合計
6:09
8:24
26
8:50
39
9:29
11
9:40
9:58
11
10:09
26
10:35
10:37
30
11:07
34
11:41
38
12:19
12:39
73
13:52
14:03
18
14:21
14:23
10
14:33
0
14:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
妙義神社駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
・妙義神社〜第一見晴
木段などの一般登山道。危険箇所なし
・第一見晴〜辻
踏み跡が少なく日陰で湿った登山道。二本杉茶屋跡から大の字が見える。少し行くと急傾斜の鎖場を降りてトラバースする場所があり注意が必要。
・辻〜大の字
石と木が混ざった登山道を降り、平坦になったあと、最後垂直に近い岩を登る。足場が小さく危険度は高い。
・辻〜見晴
湿り気を帯びた長い鎖場は緊張を誘う。途中から景色が開ける
・見晴〜大のぞき
ビビリ岩、背ビレ岩等名の付いた鎖場が出てくる。日が当たっているので乾いているが高度感があり、足場が乏しいため危険。高所恐怖症には厳しい
・大のぞき〜天狗岩
最初の鎖の劇下りが核心ポイント。腕に頼りすぎるとすぐパンプしてその後腕が使い物にならなくなるので注意
・天狗岩〜相馬岳
天狗岩過ぎた所で道迷いしやすい場面があるので、通ったところを覚えておくといいと思う。その他特筆する所はなかった
・相馬岳〜タルワキ沢コース
浮石や滑りやすい岩が多く転倒に注意
その他周辺情報 駐車場の近くに道の駅があり、トイレ休憩やお土産に便利
大鳥居からのスタート。バックには荒々しい山塊
2019年10月20日 08:24撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:24
大鳥居からのスタート。バックには荒々しい山塊
重要文化財に指定される神社で、一般の参拝客の方も見られた
2019年10月20日 08:26撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:26
重要文化財に指定される神社で、一般の参拝客の方も見られた
140段はあったと思う。オラワクワクしてきたぞ!
2019年10月20日 08:31撮影 by  iPhone 8, Apple
10/20 8:31
140段はあったと思う。オラワクワクしてきたぞ!
登り切ったところから
2019年10月20日 08:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:34
登り切ったところから
分かりやすいMAPの看板がある。これの紙媒体が登山届の箱の中にもある。
2019年10月20日 08:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:36
分かりやすいMAPの看板がある。これの紙媒体が登山届の箱の中にもある。
大の字に右回りで登るつもりがいきなりルートを間違えて中間道に入ってしまった。こちらからでも登れるので問題はないが。
2019年10月20日 08:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:50
大の字に右回りで登るつもりがいきなりルートを間違えて中間道に入ってしまった。こちらからでも登れるので問題はないが。
道は荒れている。危険度はそこまででもない
2019年10月20日 08:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 8:50
道は荒れている。危険度はそこまででもない
二本杉茶屋跡からの大の字。結構離れていて小さい。
2019年10月20日 09:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:05
二本杉茶屋跡からの大の字。結構離れていて小さい。
荒々しくそびえる白雲山
2019年10月20日 09:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:19
荒々しくそびえる白雲山
ツルツルの岩場の下りとトラバースに鎖が付いている。ここは最初の大きな危険ポイント
2019年10月20日 09:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:20
ツルツルの岩場の下りとトラバースに鎖が付いている。ここは最初の大きな危険ポイント
辻を経て大の字への最後の登り。第2の危険ポイント。途中の枝が邪魔になる
2019年10月20日 09:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:39
辻を経て大の字への最後の登り。第2の危険ポイント。途中の枝が邪魔になる
大の字。景色は抜群!
2019年10月20日 09:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 9:41
大の字。景色は抜群!
最初の鳥居が見える
2019年10月20日 09:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:48
最初の鳥居が見える
下仁田、富岡方面。雲が綺麗
2019年10月20日 09:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 9:49
下仁田、富岡方面。雲が綺麗
まだまだ先は長い
2019年10月20日 09:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:55
まだまだ先は長い
大の字の後ろ姿もいいね
2019年10月20日 09:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 9:56
大の字の後ろ姿もいいね
辻からは危険な上級コース。今まで上級コースやなかったんかい
2019年10月20日 10:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 10:09
辻からは危険な上級コース。今まで上級コースやなかったんかい
奥の院からの鎖場。近くを湧水が流れているので湿っていて怖い。
2019年10月20日 10:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 10:17
奥の院からの鎖場。近くを湧水が流れているので湿っていて怖い。
こちらも濡れた鎖場。
2019年10月20日 10:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 10:25
こちらも濡れた鎖場。
見晴に到着。中々の高度感で足がすくむ。
2019年10月20日 10:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:35
見晴に到着。中々の高度感で足がすくむ。
妙義富士方面
2019年10月20日 10:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 10:36
妙義富士方面
裏妙義の山々。左から烏帽子岩、赤岩、丁須の頭。奥には浅間山
2019年10月20日 10:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:36
裏妙義の山々。左から烏帽子岩、赤岩、丁須の頭。奥には浅間山
関東平野の景色が素晴らしい
2019年10月20日 10:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:36
関東平野の景色が素晴らしい
段々畑のような地形が面白いです
2019年10月20日 10:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:37
段々畑のような地形が面白いです
その名の通りビビった岩。ここはもう稜線上になるので、すっぱり切れ落ちたところを渡らなくてはなりません。足元が滑らないかヒヤヒヤ
2019年10月20日 10:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 10:41
その名の通りビビった岩。ここはもう稜線上になるので、すっぱり切れ落ちたところを渡らなくてはなりません。足元が滑らないかヒヤヒヤ
歩いていた?道を見ると、クライミングルートと錯覚する
2019年10月20日 10:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:56
歩いていた?道を見ると、クライミングルートと錯覚する
背ビレ岩。
2019年10月20日 10:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 10:59
背ビレ岩。
足場が安定しているので難易度は高くはないが両側がスッパリ切れ落ちているので高度感が半端ない。下は見ずに通過した
2019年10月20日 10:59撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 10:59
足場が安定しているので難易度は高くはないが両側がスッパリ切れ落ちているので高度感が半端ない。下は見ずに通過した
紅葉が綺麗ですね。なんて言ってる余裕もなく
2019年10月20日 11:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 11:01
紅葉が綺麗ですね。なんて言ってる余裕もなく
大のぞきから天狗岳を望む
2019年10月20日 11:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 11:07
大のぞきから天狗岳を望む
大のぞきからの恐ろしい下り。
2019年10月20日 11:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 11:08
大のぞきからの恐ろしい下り。
長い下りで降りるのに12分もかかった。腕がパンパン。
2019年10月20日 11:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 11:20
長い下りで降りるのに12分もかかった。腕がパンパン。
天狗岩(天狗岳?)。休憩にはいいスペース。比較的なだらかな道が続く。
2019年10月20日 11:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 11:41
天狗岩(天狗岳?)。休憩にはいいスペース。比較的なだらかな道が続く。
裏妙義もいつかは行ってみたい
2019年10月20日 11:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 11:45
裏妙義もいつかは行ってみたい
相馬岳到着。1104mでもアップダウンが多く標高以上に登った感はあった
2019年10月20日 12:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 12:19
相馬岳到着。1104mでもアップダウンが多く標高以上に登った感はあった
金洞山。やべぇ形をしております
2019年10月20日 12:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 12:20
金洞山。やべぇ形をしております
2019年10月20日 12:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 12:20
帰りはタルワキ沢を下る。今までの鎖に比べればなだらかだが、滑りやすい
2019年10月20日 13:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 13:04
帰りはタルワキ沢を下る。今までの鎖に比べればなだらかだが、滑りやすい
キノコ
2019年10月20日 13:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 13:31
キノコ
中間道に出ると整備が行き届いていて安心する。
2019年10月20日 13:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 13:45
中間道に出ると整備が行き届いていて安心する。
第2見晴から金洞山
2019年10月20日 13:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 13:52
第2見晴から金洞山
下の方は紅葉しかかっている
2019年10月20日 13:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 13:53
下の方は紅葉しかかっている
金洞山と紅葉
2019年10月20日 13:56撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 13:56
金洞山と紅葉
金鶏山
2019年10月20日 13:56撮影 by  iPhone 8, Apple
10/20 13:56
金鶏山
671m岩峰
2019年10月20日 13:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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10/20 13:59
671m岩峰
大黒の滝。この辺りは落石が多いらしい
2019年10月20日 14:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 14:15
大黒の滝。この辺りは落石が多いらしい
第1見晴から、石門方面の奇岩
2019年10月20日 14:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 14:22
第1見晴から、石門方面の奇岩
第1見晴から
2019年10月20日 14:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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第1見晴から
神社境内の妙義山MAP
2019年10月20日 14:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
10/20 14:41
神社境内の妙義山MAP

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 GPS 携帯 時計 カメラ
共同装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 GPS 携帯 時計 カメラ

感想

今年は鎖場、岩場をテーマにしていて今回はその集大成として妙義山を選びました。
噂に違わず恐ろしい山でした。

今回登ったのは妙義山の中でも表妙義の白雲山と呼ばれる一帯。
距離や標高は大したことはないものの、危険な鎖場が連発するため気を抜けない所です。
穂高を登ったことである程度の岩場には耐性がついたと思ったのですが、
ここは別次元の怖さがありました。以下自分が感じた印象です。

まず足場が小さい。
穂高に比べ浮石の心配は少ないのですが、つま先数センチの突起では中々踏ん張りがきかず、さらに濡れている箇所が多いので常に滑る心配があります。
滑ったら最後、足は宙に浮き鎖か岩をつかむ状態になります。
それを大の字直下の下りでやりました。
膝を岩に打ち付け鎖にぶら下がっている状態。
大事には至らなかったがマジで焦りました。

今まで鎖場は鎖に頼りすぎず、足元の安定を重視し、鎖はあくまで補助というのをよく目にしていたのでそういう登り方降り方をしてきたのですが、こういう場所では鎖に頼った方が安全にいけると思います。
上半身を極力岩から離して靴をフラットに接地する方法。
鎖が切れる確率は足が滑る確率よりはるかに低いと思うので。

あと、ネガティブな思考に陥りやすい。
穂高などはワクワクしながら岩登りをしていたのですが、こちらは難所を超えるたびに退路を断たれているような感覚がして、もし滑ったら、もし怪我をしたら、もし体力が尽きたら、などと余計なことを考えてしまいました。
慎重を重ねることは大事ですが、ビビってしまうと心拍数も上がり頭の中がパニックになってしまいかねませんので、一度ネガティブ思考に陥りそうになったら心を無にするのも一つの方法と思います。

しかし登った後は今までにない手ごたえを感じるようになり
低山とは思えない充実感がありました。
難易度は全く違いますが、稜線歩きは岩殿山と似ている感じがしました。
まだまだ経験不足を痛感する山行でしたが、今後もチャレンジしていきたいなと思います。

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