巻機山(ヌクビ沢コース)
- GPS
- 07:26
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:24
天候 | 曇り〜山頂付近はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金(500円/日)は帰りに支払った。 |
写真
感想
夜明け前に桜坂駐車場に到着したが、料金所横は8〜9割埋まっていて、さすが紅葉シーズンの盛りという感じ。第4Pにトイレと靴洗い場があった。沢の道は不明瞭という前情報があったので、明るくなるのを待って入山。山岳会小屋の先の踏み跡を辿ったがルートが違うようで、すこし戻って夏道へ。草が生い茂っているらしいが、今回行った限りでは道は分かる。白看板から沢へ降りたが、急な斜面だった。
沢に降りてロープが張っている岩場をへつった先に吹上の滝が出てくる。右岸を巻いたが、のっぺりとした平たい岩は備え付けの鎖で越えた。靴も濡れたし、もういいやと思い直して沢中をいくようになった。アイガメの滝に近づくと風景ががらりと変わり、岩床になった。振り返ると、沢の良い景色が見られた。赤ペンキを辿っていくと水流の中をトラバるように10m鎖が付いていたが、この岩が良く滑った。試しにルートを外れて登ってみると、アイガメの滝が良く見えた。滝は傍にある巻道を使って越え、上部の鎖場で左岸にジャンプした。ここからゴーロ帯となり、紅葉の天狗岩が見えてきた。出合でヌクビ沢の方へ進み、沢屈曲部で布引岩となる。それなりに斜度があり、足場となるとっかかりが少ない岩だが、全然滑らないのでフラットフィッティングでOK。ちょっと楽しい。co.1220支流の出合のすぐ先にでてくるのは、行者の滝だろうか。co.1340?付近にも2段の滝があり、ためしに1段目を登ってみると、2段目は高い樋状の滝だった。これは登れそうにないので、1段目の下に戻って右岸巻道でクリア。この滝の上から、大岩が目立つようになる。一部崖崩れのせいで荒れていたが通過可。ペンキを辿ると微尾根への取り付きとなる。微尾根に乗るまでは急な草付き斜面で、棘のある葉が引っかかって痛かった。
稜線は草紅葉の盛りで割引岳も金色だった。これは行くしかないと思い立って、まずは割引岳へ向かったが、ピークに到着したらガスってきて残念だった。ただ、ガスの晴れ間から稜線を見れたので良し。巻機山へは御機屋(井戸尾根分岐)の看板を経由してケルンまで立ち寄った。ガスガスのケルンはわびしい。
ガスは稜線付近だけだったようで、避難小屋へ下って振り返ると稜線手前まで一望できた。積雪期は滑りに来たい。後はドロドロヌルヌルの井戸尾根を下って下山。駐車場に靴洗い場がある理由が分かった。ふと見ると、ウェアに小さい穴が空いていた。岩に引っ掛けたようだ。
ヌクビ沢コースはハイキングでなく沢登りのようだが、このコースはなかなか楽しかった。滝が出るたびに休んだり偵察したりしてた。沢沿いも稜線も色づいていて、良いタイミングで来られたのかもしれない。
再訪するとしたら、沢靴を履いて、丈夫なウェアを着こんでいこうと思う。
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