深夜の黒戸尾根 雨と霧で敗退して日向山へ 翌日はレンズ雲

- GPS
- 14:07
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 2,194m
- 下り
- 2,226m
コースタイム
23:45 尾白川駐車場
2:00 笹の平分岐
3:26 横手登山口
6:31 矢立石登山口
7:43 日向山
9:26 (下山開始)
10:52 尾白川駐車場
11:23 尾白の湯
| 天候 | 15日 雨のち曇り 16日 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
しかし、土砂降りの雨。
その後、濃いガスにつつまれて。
ライトで照らしているのに、道標までまともに光が届きません。
足元しか見えない状態。
これ以上のナイトハイクは危険と判断して、下山します。
感想
ナイトハイクで長距離、のはずでした。
計画では、
黒戸尾根
↓
甲斐駒ケ岳
↓
アサヨ峰
↓
鳳凰三山
↓
苺平
↓
千頭星山
↓
甘利山
↓
韮崎駅
というルートを歩く予定だったのですが。
長坂駅を21時過ぎに出発。
途中、コンビニによったりして、0時丁度に登山口に着くように歩きます。
23:45。尾白川駐車場に到着。
ちょっと早いけど、登山開始。
真っ暗。
月明かりもありません。
しかも、雨が降ってきました。
そのうちやむだろう、と思ってましたが。
だんだんと雨足は強くなり。
ゲリラ豪雨のような状態に。
たまらず木の下で雨宿りをして、雨具を着込みます。
30分ほどで小降りになったので、登山再開。
しかし、次第にガスが濃くなっていきます。
ライトが乱反射して、まったく前が見えない。
見えるのは、足元のみ。
なんとか笹の平分岐まで来ましたが。
この先、刃渡りとかあるし。
どう考えても危険です。
まだ深夜2時。
明け方まで待とうか。
いや、2時間近くじっとしていたら、蚊の餌食になることは明らか。
撤退します。
横手登山口へ下山。
下りは、標準CT並みのスピードで、とにかくゆっくりと。
下山後、近くの神社でしばらく休憩。
まだ朝の4時前。
この後どうしようか。
地図を見てふと目に留まったのが、日向山。
ここならすぐ近く。
お手軽に絶景が楽しめます。
で、日向山に到着。
突然、目の前に現れる砂浜。
これはすごい景色ですね。
晴れてたら、もっとよかったんだけど。
結局、山頂で1時間半ほどゆっくりしてから下山。
下山中、たくさんの人とすれ違いました。
学生の団体さんもいました。
人気の山なんですね。
下山後は、尾白の湯へ。
車が行列を作っていたので、混雑を覚悟しましたが。
温泉は比較的空いてました。
甲府のビジネスホテルで一泊。
16日は、甲府市内観光です。
まずはお寺巡り。
次は、県立美術館と文学館へ。
そしてワイナリー見学、とフルコース。
で、最後に要害山へ行ってきました。
登山口からは15分ほどで山頂に到達します。
遺構がしっかりと残っていて、なかなか面白いところです。
ここも、山梨百名山。
しかも、武田信玄生誕地です(実際は違うようですが)。
ま、でも、登山って感じじゃないですね。
途中ですれ違った家族連れ、ペットボトル1本だけ手にして登ってましたから。
お手軽ハイクにはちょうどいいと思います。
下山後は、ホテル要害の立ち寄り湯。
なかなか良かったです。
露天風呂から、甲府市内が一望できます。
ほかに客がいなかったので、完全貸しきり状態でした。
ビアガーデンも営業していたので、バスの時間までゆっくりと生ビールを。
気がつくと3杯も。
景色がいいと酒が進みますね。
甲府駅。
ふと空を見ると、異様な雲が。
レンズ雲。
しかも相当デカイ。
最後に珍しいものを見ることが出来ました。
まあ、ロングルートはまた今度の機会に。
コメント
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westmalle









westmalleさん、おはようございます。
土砂降り&霧での撤退、残念でしたね。
でも、夜間の濃い霧はほんとに怖いですよね。
奥多摩で一度視界数メートルというのを経験した
のですが、幸い歩いていた所が奥多摩周遊道路だった
ので、足元だけでもどうにかなりましたが。
黒戸尾根、最近ヤマレコでよく見かけるので、気に
なっていたのですが、アプローチが分らなくて。
駅から歩けるのですね。
いつか行ってみようと思います。
このレコお気に入りに頂きました。
westmalleさん、こんにちは。
長坂駅から韮崎駅ですか
30時間ぐらいでしょうか?
どこかに泊まる予定だったのでしょうか?
計画が想像もつきませんが、長大な計画の出だしで下山はさぞ無念の事と思います。
達成した時のレコを是非見てみたいと思いました
お気をつけてリベンジ頑張ってください
(勝手に決めてスミマセン
ガスの中のナイトハイクは、本当に怖いです。
一歩一歩確認しながらの登山。
なんでもない道で、迷いそうになるし。
スピードが出せないので、ストレスが溜まるんです。
集中力が続きそうにないので、早々に撤退しました。
黒戸尾根へのアプローチ。
ほとんどの人が車で来て、仮眠してから登るようですね。
長坂駅からは10kmちょっとの道のりです。
millionさんなら2時間もかからないのでは。
途中にコンビニもあります。
あと、3:30着の深夜バス(毎日あるぺん号)っていう手もありますよ。
長坂駅から韮崎駅。
日帰りで予定していたんです。
甘利山には18時過ぎ。
そこから林道歩きで21時に韮崎駅着、のはずでした。
このルートだと、標準CTは35時間弱になると思います。
今回は、敗退したおかげでゆるハイクが楽しめました。
なので、まあよかったかなぁ、と思ってます。
いずれリベンジします。
westmalleさん、こんはんは。
いつもながら、壮大な計画をありがとう。見るたび眼からうろこ、こんな発想があったのかと感心させられます。
今回は残念でしたね。しかし、深夜大雨やら濃霧やら撤退しといて正解と思います。山は逃げません、って言うからね。
しかし最後のドーナツみたいな雲、あれもレンズ雲なんですか
またあなたらしいアイデアのレコ読ませてください
早めの撤退は正解だったようです。
ほかの人のレコ読んでいると、稜線上はかなりの強風だとか。
ま、もう一度計画練り直して、リベンジです。
レンズ雲または吊し雲ってやつです。
この雲、同日に何人かレコにアップしてますね。
富士山方面からとか、八ヶ岳の麓からとか、いろんな方向からの写真を見ることが出来て、これもヤマレコの使い方としては面白いなと思いました。
今週末は、まったりとテン泊の予定です。
ちょっと天気が心配ですが。
westmalleさん、こんばんは。
このレコ、気づきませんでした。7月16日は自分もこの近くを歩いていました。甲斐駒にも登りましたが、流石に長坂駅からは歩きませんね
このレコを読むと、やっぱり15日の方が天気が悪かったんですね。一日遅らせるのもてだったかもですね。
ところで当初の計画どおりなら、ヤマレコ初ですね。邯揚根から鳳凰三山の日帰りは有りますが、そこから千頭星山〜甘利山〜韮崎駅は、まず誰も考えないでしょう
苺平から千頭星山の区間は、ちょっと急で道も判り難い所が有るので、明るい内に通過しないと危険です。千頭星山〜甘利山〜車道は判りやすいです。
そこから韮崎駅までは、判りませんがきっとwestmalleさんなら大丈夫でしょう。そのレコを待っています
この計画は、そのうちまたリベンジする予定です。
といっても、日の長い6、7月じゃないと無理そうです。
大ナジカ峠のあたりで暗くなったら、相当危険ですよね。
長坂駅から歩くのはちょっと大変でした。
峠をひとつ越えるので、疲れてしまって。
日野春駅から横手登山口へ歩くほうが楽かもしれません。
次に挑戦するときは、尾白川キャンプ場にツェルト泊して0時スタートしようと思ってます。
そろそろ、第2回丹沢24時間が近づいてきましたね。
しかし今回のコース、相当キツそうです。
標準CT約35時間、休憩ナシの70%で歩いてもゴールは19時を超えてしまいます。
ちょっとトレーニングしておきます。
自分もそう思います。やっぱり途中からリタイヤして、ショートカットで鶴巻温泉でしょうか
日も短いので、来年の4月に第三回としてこのコース、もう一度やっても良いかなとも思っています。ただ危ない所は日中通るので、その点は安心ですが
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