双六岳 ワケあって2週連続西鎌尾根へ

2019年11月07日(木) [日帰り]

• GPS: 14:34
• 距離: 36.5km
• 登り: 2,595m
• 下り: 2,578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:51
• 休憩: 0:40
• 合計: 14:31

距離 36.5km 登り 2,596m 下り 2,591m

4:11 新穂高温泉無料駐車場
4:17 4:23 新穂高温泉バス停
4:23 新穂高登山指導センター
4:31 4:34 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
4:49 お助け風穴
5:02 中崎橋
5:11 笠新道登山口
5:21 わさび平小屋
5:36 小池新道入口
6:20 6:22 秩父沢出合
6:35 チボ岩
6:55 6:59 イタドリが原
7:21 7:23 シシウドヶ原
7:59 8:00 鏡池
8:03 鏡平山荘
8:54 8:59 弓折乗越
9:16 花見平
9:28 くろゆりベンチ
9:52 双六池
9:56 双六小屋
10:12 10:13 双六岳巻道分岐
10:16 10:22 双六岳中道分岐
10:55 10:59 双六岳
11:33 双六岳中道分岐
11:36 双六岳巻道分岐
11:45 双六小屋
12:18 樅沢岳
12:53 硫黄乗越
13:29 13:31 左俣乗越
14:36 千丈乗越
14:54 飛騨沢千丈乗越分岐
15:49 15:50 槍平小屋
16:21 16:22 藤木レリーフ
16:26 滝谷避難小屋
17:17 白出沢出合
17:46 穂高平小屋
18:13 小鍋谷ゲート
18:26 新穂高温泉駅
18:30 18:32 新穂高温泉バス停
18:42 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ時々曇り
稜線上は息苦しくなる程の強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘前無料駐車場　
最上段2,3台かな？暗くて分かりませんでした。

コース状況／危険箇所等

※11/7現在
◼️小池新道　
良く整備されていてとても歩きやすい。
・秩父沢の橋は外されていますが、降雨時でなければ渡渉ポイントは
　いくつかありますので個々で判断を。朝一は岩の凍結に注意。
・弓折分岐までは夏道。鏡平山荘から先の橋は外されています。迂回路あり。
・弓折分岐から双六小屋は日陰に一部雪が残っています。
◼️双六岳稜線ルート
中道分岐から双六台地の直登部分に雪が残っています。
稜線上にも一部雪が残っていますが、雪の無い場所を歩けます。
◼️西鎌尾根（双六小屋〜千丈乗越）
日陰に一部雪が残っています。
◼️飛騨沢ルート（千丈分岐点〜）
雪は残っていません。
・滝谷渡渉地点の木橋は朝一凍結するので注意。

※12爪アイゼンとピッケル持参も未使用。
　チェーンスパイクは双六台地からの下りと
　西鎌尾根千丈乗越手前のトラバースで使用しました。

その他周辺情報

ひらゆの森　600円

写真

11/7 5:59

本日初の槍ヶ岳と大喰岳、中岳

11/7 6:14

奥穂高岳方面の雲が赤く

11/7 6:19

秩父沢　
橋は外されています。朝一は岩の凍結に注意。

11/7 6:40

涸沢岳

11/7 6:40

奥穂高岳

11/7 6:40

ジャンダルム

11/7 7:22

シシウドヶ原

11/7 7:23

ここで初めて日の光を浴びます。

11/7 7:42

熊の踊り場　
鏡平まではあと少し。

11/7 7:58

鏡池

11/7 7:58

池は全面凍結。さらに逆光で逆さ槍は見えません。

11/7 8:01

たまには反対側から

11/7 8:02

鏡平山荘
正面には樅沢岳

11/7 8:03

池の橋は外されています。

11/7 8:54

まもなく弓折分岐

11/7 8:57

弓折分岐

11/7 8:58

弓折分岐から西鎌尾根

11/7 8:58

弓折分岐から槍穂高

11/7 9:00

稜線に出ると白山が見えます。

11/7 9:11

花見平　
奥には鷲羽岳と水晶岳

11/7 9:12

花見平から槍穂高

11/7 9:15

本日の目的地、双六台地

11/7 9:23

双六小屋が見えてきました。

11/7 9:26

くろゆりベンチ

11/7 9:28

くろゆりベンチから槍

11/7 9:29

くろゆりベンチから白山

11/7 9:33

双六小屋越しの鷲羽岳は絵になりますね。

11/7 9:33

右側に小笠を従えた笠ヶ岳が登場！

11/7 9:52

双六池は全面凍結

11/7 9:55

双六小屋
稜線ルート直登部の雪が気になります。

11/7 10:12

巻道分岐

11/7 10:15

中道分岐

11/7 10:29

直登下部は雪を踏まずに歩けましたが上部はそういう訳にはいきませんね。

11/7 10:33

双六台地の端に到着

11/7 10:36

双六岳と双六南峰

11/7 10:41

強風で吹き飛ばされそうです(>_<)　また振り返りたいと思う誘惑とも戦っています。

11/7 10:41

鋭い岩峰が多い北アルプスの中にあってひときわ異彩を放つ山、双六岳！

11/7 10:48

百、二百はおろか三百名山でもない。でもそんなことは関係ない！好きな山！ただそれだけ!!

11/7 10:54

山頂到着

11/7 10:55

ここに来ると代表写真をどれにするか悩みます。選ぶのは双六台地越しの槍ヶ岳に決まっているのですが…

11/7 10:55

槍ヶ岳

11/7 10:56

笠ヶ岳

11/7 10:56

白山

11/7 10:56

黒部五郎岳

11/7 10:56

三俣蓮華岳

11/7 10:57

鷲羽岳

11/7 10:57

燕岳、大天井岳

11/7 10:57

ここから倍率を上げて　
槍ヶ岳

11/7 10:58

穂高連峰

11/7 10:58

乗鞍岳、御嶽山

11/7 10:58

笠ヶ岳

11/7 10:58

白山

11/7 10:58

黒部五郎岳

11/7 10:58

薬師岳

11/7 10:59

鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、立山

11/7 10:59

鷲羽岳、野口五郎岳

11/7 10:59

燕岳

11/7 10:59

大天井岳

11/7 11:03

ここからは槍ヶ岳&双六台地が続きます。
倍率やアングル等を変えて何度も撮影しましたf(^_^)

11/7 11:05

大天井岳〜奥穂高岳、ジャンダルム

11/7 11:05

雪が積もった双六台地は初めてです。

11/7 11:06

11/7 11:06

11/7 11:08

11/7 11:08

強風のせいでカメラを構え動かず立っているだけでしんどい(>_<)

11/7 11:09

11/7 11:09

11/7 11:10

11/7 11:10

11/7 11:11

11/7 11:11

11/7 11:12

11/7 11:12

槍穂高

11/7 11:12

やっぱり槍はセンターに

11/7 11:12

穂先のみ

11/7 11:13

上空の巻雲（けんうん）は低気圧接近の予兆。

11/7 11:13

槍とケルン

11/7 11:15

11/7 11:15

11/7 11:18

双六台地の端

11/7 11:24

下りはチェーンスパイクを装着しました。

11/7 11:35

ここでいったん槍ヶ岳とはお別れ。

11/7 11:39

双六小屋

11/7 11:47

冬期避難小屋　
強風が続きます。吹く向きによっては息苦しさも感じます。

11/7 12:08

ハロ　
やはり天気は下り坂か？

11/7 12:18

先週は真っ白でした。

11/7 12:20

樅沢岳　
前回はここも真っ白でした。

11/7 12:20

槍ヶ岳〜乗鞍岳、御嶽山

11/7 12:20

11/7 12:22

西鎌尾根　
強風がツラい(>_<)

11/7 12:42

でも前を向くと

11/7 12:42

常に槍が！

11/7 12:45

信州側はこの時間日陰になりますが風がしのげるので助かります。

11/7 12:46

これでガスって何も見えなければ心がポッキリ折れるかも。

11/7 12:46

湯俣川上流硫黄沢

11/7 12:50

硫黄尾根

11/7 12:50

11/7 12:52

硫黄乗越

11/7 13:00

11/7 13:02

11/7 13:08

風衝地

11/7 13:18

槍ヶ岳と左俣岳

11/7 13:25

この上が左俣岳山頂

11/7 13:29

槍穂高

11/7 13:31

左俣乗越

11/7 13:44

前回帽子を落としたことに気がついた場所

11/7 13:49

前回雷鳥に会った場所

11/7 13:51

しばらく進むと…あったー！＼(^_^)／
引き返せない距離ではなかったかな？あとの祭りですが。

11/7 13:55

千丈沢

11/7 14:08

11/7 14:18

ここを過ぎれば信州側に…風がしのげる

11/7 14:24

西鎌尾根上部

11/7 14:25

このトラバースの先に千丈乗越

11/7 14:34

千丈乗越　
強風に阻まれ予定より遅れています。日没確定(-_-;)

11/7 14:34

飛騨沢

11/7 14:36

槍ヶ岳はまた来年に

11/7 14:44

雷鳥には会えませんでしたが羽が…補食の跡か？
考えたくはありませんが(T_T)
誰の仕業だ( ｀Д´)/

11/7 14:47

中崎尾根へ進む予定でしたが、奥丸山を登り返す余力は無くまた左俣への激下りでガラスの膝が壊れそうなので…

11/7 14:54

千丈分岐点
飛騨沢ルート（右俣）で新穂高へ

11/7 15:02

笠ヶ岳

11/7 15:48

槍平のテン場　
北穂高岳と涸沢岳

11/7 15:50

槍平小屋　
奥丸山はまたの機会に。

11/7 16:21

滝谷

11/7 16:21

11/7 16:24

渡渉地点の木橋　
朝一は凍結します。

11/7 16:42

錫杖岳方面

11/7 16:47

11/7 16:53

大木場ノ辻

11/7 17:13

白出沢の手前で暗くなってしまいました。
でもここを渡れば安全安心の右俣林道。

11/7 18:41

無事帰還しましたが、明日は100%筋肉痛。2日後には膝や拇趾付け根に激痛の可能性が( ´Д｀)

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

よりみち

　　母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね？
　　ええ、初冬、槍から双六へいくみち、
　　西鎌尾根で落としたあのニット帽ですよ。

　　母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
　　僕はあのときずいぶんくやしかった、
　　だけど、いきなり雷鳥が出てきたもんだから。

これが2週連続で西鎌尾根を歩いた理由です。
元ネタは西條八十「ぼくの帽子」
ある小説が映画化された時にCMでさかんに流れていたので
50代以上はご存知の方も多いはず。40代後半はギリギリかな？
ちなみに帽子を落としたのは雷鳥のせいではありません。
実は会う前に落としていて、その部分は脚色しています(笑)


日帰り山行では自身最長の35�卍供�
30�劼鯆兇┐燭里禄蕕瓩討任后Ｅ卦ぁ�気温、高低差にもよりますが
おそらくこれが私の日帰りでの活動限界だと思います。　
ヤマレコユーザーには槍ヶ岳を絡めて日帰りで踏破される健脚、
鉄人、超人のような方がいらっしゃいますが、私には無理です(-_-;)

今回の山行は私自身の「凡人の証明」でもあります。