雲取山・飛龍山〜丹波
- GPS
- 11:53
- 距離
- 27.0km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,179m
天候 | 晴れのち曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 6:00JR青梅線奥多摩駅着 バス 西東京バス(580円) 06:15 奥多摩駅発 08:53 峰谷着 【復路】 バス 西東京バス(980円) 18:50 丹波山温泉発 19:46 奥多摩駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 飛龍山山頂から禿岩までの道は踏み跡が薄くコースを外れやすくなっています。 また、前飛龍の前後は岩をよじ登ったり段差のある岩場を下りるので注意が必要です。 分岐点には道標が設置してありますが、雲取山から丹波の間では、分岐以外のところには若干少ない印象があります。 【峰谷→雲取山】 峰谷バス停から民家の間を抜けて登山道が始まりますが、すぐに舗装路に出ます。 舗装路は、ところどころ脇に登山道があってショートカットできます。 舗装路の終点はゲートが閉まっていて、脇を通り抜けて林道を進みますが、林道歩きは短く、すぐに登山道の入り口があります。 登山道は一度林道に出て、それを横切って再び登山道に入ります。 赤指尾根との合流後は急登が続き千本ツツジに至ります。 千本ツツジから穏やかな登山道が延び、短い急登を登って七ツ石山、急坂を下りるとブナ坂、富田新道分岐まで軽い登りが続き、急登登って小雲取、避難小屋を仰ぎながら登りきると雲取山頂に至ります。 【雲取山→飛龍山】 最初に勾配の急な坂を一気に下ります。 急下りの登山道は狭く左右に笹が生い茂り、カラマツが登山道近くまで迫っていてうっそうとしています。 三条ダルミを過ぎると狼平でいったん開ける以外は笹原の樹林帯に細い登山道がゆるく下りながら長く続きます。 沢山の木橋がかけられていますが、鉄骨製で揺れることなく安心して渡れます。 直接木に掲げられた小さな道標に誘われて登山道を脇に逸れ、飛龍山に至ります。 【飛龍山→丹波】 飛龍山山頂から禿岩に向かう道は、途中、樹木に遮られてコースが見にくい上、踏み跡が薄いためルートを見失いやすくなっているので注意が必要です。 前飛龍の直前は急登の上、岩場をよじ登る所もあります。 サオラ峠を過ぎると丹波山展望台への道標がありますが、残念ながら樹木に遮られて見られませんでした。 天平尾根は倒木が多いですが、歩行には問題ありません。 丹波天平の分岐を丹波方面に進むとつづら折りの長い急坂を下ります。 丹波小学校の柵扉を開けて敷地を通り抜けて舗装路を下るとバス通りに至ります。 |
写真
感想
みなさん、こんにちは。
蒸し暑い日が続きますが、山の涼しさはこの上ない心地よさを感じます。
今回は一時の暑さを忘れるため、また、最近のマイブーム=木橋を見るために雲取山・飛龍山に行ってきました。
【計画】
今回は、KSK-Yさんの山行(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-207735.html#viewcomment)
そして、isshyhideさんの山行(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-203817.html#viewcomment) を参考にさせていただきました。
飛龍山は、以前から気になっていました。
よく行く雲取山周辺を地図で見ていて近いようで遠い、行けそうで行けないと思って諦めていました。
isshyhideさんのレコを拝見すると私のマイブーム=木橋が多いとのことで、がんばって行ってみようと計画しました。
土曜日に行くことを予定していたのですが、幸い休暇が取れたので平日の山行になりました。
平日は、バスの運行時刻により峰谷から登る方が長い時間を確保できます。
【峰谷→千本ツツジ】
峰谷から集落を通る舗装路を進み、ゲート直前の脇に「峰のツガ」があって、そのまま山道が続いているように見えますが、舗装路に戻りました。
以前、ここに立ち寄った際、山道を登ったのですが、ルートを見失って強引に進んで林道に出てそのまま林道終点まで行ったことがありました。
林道は長くゆるやかでのんびり歩くのにはちょうどいいのですが、だいぶ遠回りして時間をロスした印象がありました。
赤指尾根と合流し、本格的な登りが始まります。
急登を見上げると尾根らしき稜線が見え、千本ツツジの尾根に着いたのかな?と思うことがしばしば。
実際の時間よりも長く感じました。
【雲取山】
先月雲取山に行った際、虫に悩まされました。
今回も歩行中、ハエや蜂がまとわりつきましたが、山頂には不快な虫はなく、外で食事ができました。
虫といえば、奥多摩小屋あたりからトンボのが増え続け、山頂では大群となっていました。
山頂に着いたときは誰もおらず、とても静かでした。
しばし山頂を独占していると三峰から登ってきた方にごあいさつ。
7時から登り始めてピストンでお帰りになるとのことでした。
二人で眺望が楽しめないのを残念がりました。
次第に天気が下り坂になり、昼食を終える頃には雷鳴が聞こえ出しました。
【雲取山→飛龍山】
ずっと遠雷を聞きながら進みました。
北天のタルまでの間、笹原には無数のケモノ道があり、登山道の真ん中には存在を主張するように大きなフンが落ちています。
笹原からガサガサ音が聞こえてきて、しばらくじっとしているとシカやサルの姿を目にしました。
ところどころで木々の間から石尾根方面やミサカ尾根が見えますが、雲がかかって写真を撮っても稜線がはっきり写りません。
登山道は笹原の中に細く一筋伸びていますが、笹が覆いかぶさっていてますます細く見えます。
スパッツをつけていなかったので、足首と靴は、終始、笹の露で濡れていました。
【木橋】
雲取から飛龍までの間は、お目当ての木橋がたくさん設けられていて、一つひとつ観察してきました。
橋のほとんどは鉄骨構造でしっかりした橋脚で支えられており、上部の横板(踏み板)が木製でした。
谷を渡すタイプが多く、足がすくむほどの高い場所に設置されているものもあります。
橋の下には役割を終えた総木製の木橋が無残に崩落しています。
個人的には総木製の橋の方が好きです。
歩くたびに揺れが感じられて、橋のがんばっている感が伝わってきていいのです。
鉄骨製はマッチョで揺れがなく安心して渡れますし、耐久性も勝るので今後は増えていくでしょう。
もちろん、総木製にしても鉄骨製にしてもそれを設けてくれた方に感謝は忘れません。
【飛龍山→丹波】
前飛龍の直後は段差のある岩場を下りるのでポールでバランスを取りながら、場所によっては、後ろ向きになって岩をつかみながら下らないと進めないところもありました。
岩場を過ぎても、勾配はきつく、木の根が露出して滑りやすく進むのに時間がかかるのでストレスを感じます。
急な下り坂が終わると緩やかな下りの登山道が延びています。
楽に足が前に出て歩きやすく、気持ちよく進めました。
【天平尾根】
天平は、「でんでいろ」と読むようです。
木と木の間が広く、見上げると空が見えます。
長時間うっそうとした中を歩いてきたので、余計に開放感を感じます。
背中に夕陽を浴び、長くなった自分の影を見ると、今回の山歩きが終わるさみしさを感じ、惜しむように長い長い平らな道をのんびり歩きました。
LArcさん
レポを拝見しました。
また計画に私のレポを紹介して頂き、嬉しく思います。
トレイルの様子も詳細に記載されており、読む人を意識されているのがすごく伺えます。
木道がお好きなのですね。
最近、丹沢に行ってきました。
ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉尾根と所々、木道になっている箇所があり、オススメです。
(知っておりましたらすいません。。。)
今後とも、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
お断りもせずに紹介した失礼をお許しください。
丹沢には大変魅力を感じていて、地図を買ったのですが、一度しか行っていません。
いかんせんヒルが怖いもので敬遠してました。
もうその心配も無さそうなのでご紹介いただいたコースにチャレンジしてみようかと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する