櫛形山と三原山
- GPS
- 04:26
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 387m
- 下り
- 401m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:22
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
去年I子さんと出かけた大島デビューですっかり三原山の虜に。今回 ppoくんとの再訪の企みが一年越しで叶いました。図らずも同じ11月の最終週、暦で1日違いの大島入り。
朝から昨日までの悪天候続きが嘘のような晴天。それと引き換えに急に真冬の寒さとなり、東京の朝の冷え込みはなんと2度以下。大島は強風波浪注意報!去年と違って寒そーーー!
さて出航の竹芝桟橋から程なくくっきり富士山のお出迎えにカメラ(スマホ)から手を離せずの私の横でppoくんは爆睡。まあ、船は気持ちいいよね。
大島あっという間だね!?と。そらそうだろうよ。
本日の到着港はまた去年と同じく岡田港。待合ターミナルの建物は去年の待合ターミナルの建物のお向かいに建つガラス張り流線型シェイプのモダンで新しい建物になっていて気分も上がります!ホテルまでは今回も路線バス。ホテルで荷物を預けて身軽になったらさっそく三原山へ。
朝はあんな雲ひとつない青空だったのがホテルに着いた頃にはほとんど空が雲に覆われてたけど、その後昼にかけてその雲もだんだん少なくなっていくような空模様。あらゆる太陽照明演出に浮かんだり引っ込んだりする三原山と外輪山、雲間からの日差しに光る海の姿を楽しむお散歩となりました。さてさて話は戻ってホテルのある外輪山からカルデラ内に下りるとさっそく幻想的な樹海の森の中。その樹海を抜けると木々は徐々に高さを低くして低木となり、やがて低木もまばらになりススキの地帯を抜けて溶岩流と火山弾銀座地帯へ。変化する景色は常に新鮮に感動を与えてくれます。今回は三原山に直行せず、途中の分岐から櫛形山に登ってみてから三原山に向かうコース取りへ。櫛形山への道は不毛の黒い砂利道。所々ふかふかで富士山のように足が埋もれそうな所もあれど、ほとんどは昨日までの雨でなのか、硬めに締まっていて歩きやすい状態。黙々と登ります。櫛形山山頂は風が猛然と吹き荒んでいてこの後のコース取り計画作戦のためにとどまることを完全に拒まれている雰囲気。そんな中、この先すぐ横の白石山に照準を合わせたいところが、どうやらコースは無い模様。無計画にバリエーションコースという選択はせず、潔く平地の砂漠地帯に降りて三原山の南側から西への大回りで三原山火口を目指す事に。
砂漠地帯はこれまたまあまあ歩きやすく、標準コースを外れて目標地点にショートカットする形で横切って行くと初めは所々の肘丈位のブッシュだったのがだんだん腰丈のブッシュだらけの地帯に差し掛かったあたりで進むのが難しくなったので標準コースに戻り、ちょうどそんなタイミングでお腹も空いたのでお昼休憩に。風が強い中立ったままバインミーと活(火山)サンドを。その後はせっかくコースに戻ったにもかかわらず途中からまたコースアウトしてチャレンジショートカットの急斜面登りで火口を目指す事に。斜面は砂利道でモロモロ。その上雨で深い谷が無数に出来ていて、そんな谷をいくつか超えてなんとか火口のお鉢にホルニト付近で合流。あー、コースってなんて歩きやすいの。ただ一筋の垂直に足を下ろせる道作ってくれた誰かに心から感謝。そして、美しい海に下りる太陽の光のカーテンと金色に輝く海を見下ろしつつのお鉢巡り。一番の火口高みから地獄の釜のような火口を見下ろして三原山噴火パワーを思い知り、剣ヶ峰あたりからは立ち上る白い噴煙に活火山を感じ、大満足で下山。お鉢巡りは三原神社を通らなかったため一周に少し足りなかったので、明日は三原神社にも立ち寄ってみようかと。ここ三原山は私の一押しハイキングコース。そしてホテルの温泉も三原山ビューがナイス過ぎて、絶景温泉ナンバーワンの座を十勝岳温泉にしようか、こちらにしようか、迷った末にこちら三原山に軍配!ってことで、温泉、温泉!!今日は一日真冬の寒さの中の強風に吹かれ続けていて一日中涙を流していたから目も腫れ上がり顔も乾燥で風の刺激で赤く腫れ上がり真っ赤に。温泉で更に赤みを増したまんまる顔が出来上がり!お疲れ様でした。
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