燕岳 燕山荘泊 雷鳥に会えた
- GPS
- 30:17
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,763m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
4日 7:15燕山荘-8:00蛙岩-8:15大下りの頭-9:20燕山荘-10:45合戦小屋-13:30登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
穂高駅周辺の指定駐車場に車を止めると予約時刻に迎えに来てくれる。 中房温泉登山口まで1台7,500円(5人乗り) 帰りも電話で予約しておくと登山口まで迎えに来てくれる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されていて危険箇所はありません。 燕山荘手前にくさりがありますが使う必要性はないです。 登山道はすれ違いのできない狭い場所が多々あるので渋滞が起こりやすいです。 |
写真
感想
今回は登山初級者も含めての5人での燕山荘一泊での登山。
当初、中房温泉付近の無料駐車場を利用予定でしたが、この次期は平日でも駐車場が早々に満車になるという情報だったので穂高駅からタクシー利用することにしました。
穂高駅周辺の指定された駐車場に車を止め、タクシーで登山口まで40分ぐらいです。
登山口にはきれいなトイレと水・ビール等を売っている売店があります。
登りはじめから急登が続きますがゆっくり登れば大丈夫です。危険な箇所はありません。結構ご高齢な方もたくさん登られていました。
ベンチもほぼ等間隔にあるので少しづつ休んで登れます。
ただ、登山者が大変多いので休憩中も邪魔にならない配慮が必要と感じました。
合戦小屋では説明不要なぐらい有名なスイカをいただきました。
一切れ800円です。1/8ぐらいのサイズでしょうか?一人で食べると結構お腹がふくれました。
合戦小屋からはスイカ効果と森林限界を超えて見晴らしが良くなり槍が見えてくるので急登のつらさも幾分ましです。
燕山荘はきれいな山小屋です。
平日にもかかわらずたくさんの方が宿泊されていました。
私たちの5人グループは4畳のスペースでしたが、あと1〜2人追加になるかもしれないといわれました。結局は追加は無かったのですが、燕山荘の掛け布団がおもしろい布団でした。
掛け布団にファスナーがついていて寝袋状になるようです。
壁にも説明書があり、混雑していても布団を隣の人と共有することなく一人でゆっくりと寝られますと書いてありました。
燕岳へは燕山荘に荷物を置いてカメラだけを持って向かいました。燕岳の頂上は狭く大渋滞で写真を撮るのも大変でした。
朝は4時前から出発の方や準備の方で結構うるさいです。
私は騒がしいのになれているので熟睡していましたが、他のメンバーが近くのおば様方の団体の方々の高笑いや談笑で朝から眠れなかったと愚痴っていました。
これは山荘の問題ではなく利用者側のマナーの問題ですが。
私たちはゆっくり目の朝食で出発して表銀座を少し散歩してみようということでザックは山荘の前に置かせてもらい手ぶらで出発しました。
出発早々に山荘の下辺りで雷鳥を発見。雷鳥が結構近くまで歩いてきましたがカメラのシャッター音や人間の声にもぜんぜん驚くことなくのんびりとしていました。
燕岳からの下山は登ってくる団体が多く、道を譲りながらの下山で思ったより時間がかかりました。
第2ベンチを過ぎると登ってくる人も少なくなりスムーズに下山できました。
登山口に着いたらパトカーが2台が止まっていて、すぐに救急車がサイレンを鳴らしながら道を登ってきました。
見ていると男性が運ばれてきて処置を受けていました。
帰りのタクシーの運転手さんに聞くと第1ベンチ付近で滑落されたらしいとのことでした。
その後、家に帰って翌日の新聞を見ると燕岳で滑落した男性が死亡したとありました。ご冥福をお祈りいたします。
登山道自体は確かに特別に危険な箇所はありませんが、どんなところでもつまずいたり、道を踏み外したら危険なことには変わりありません。
先週の山行の八ヶ岳でヘリで救助されるところを目撃したことに続き、今週は滑落された男性と同じルートを下山していたことを肝に銘じて今一度安全に注意するように心がけようと思いました。
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