会津駒ヶ岳「快晴の会津駒〜冬季幕営訓練」

2019年12月14日(土) ~ 2019年12月15日(日)

• GPS: 27:45
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,299m
• 下り: 1,289m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:17

距離 8.9km 登り 1,269m 下り 125m

7:03 村営グラウンド
7:07 会津駒ヶ岳登山口
7:45 7:50 会津駒ヶ岳滝沢登山口
8:29 8:32 ヘリポート跡
9:47 9:48 水場
12:05 12:15 駒の小屋
12:37 13:00 会津駒ヶ岳
13:12 13:19 駒の小屋
13:20 幕営地

2日目

• 山行: 2:31
• 休憩: 0:05
• 合計: 2:36

距離 5.8km 登り 37m 下り 1,174m

8:10 幕営地
8:12 8:15 駒の小屋
9:23 水場
9:53 ヘリポート跡
10:21 10:23 会津駒ヶ岳滝沢登山口
10:42 会津駒ヶ岳登山口
10:46 村営グラウンド
10:46 ゴール地点

天候

12/14(土) 快晴のち暴風雪
　　　　　夕方から深夜まで暴風雪、積雪は30~40cmは増した。
12/15(日) 濃霧のち曇り 山頂付近は強風、標高が下がると風は落ち着いた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桧枝岐村の国道は凍結しておりスタッドレスタイヤは必須
ここまでくる国道も峠付近はスリップ注意

桧枝岐村 村営グラウンド駐車場に駐車させてもらいました。

コース状況／危険箇所等

駒ヶ岳登山口から車道を歩いて階段取り付きへ、車道はうっすらの積雪
※尚、車道から登山道が階段取り付き付近まであるのでそちらを利用したほうが楽です。
階段からしばらくは積雪も少ないのでツボ足で登ぼる、先行者が何名かいたのでトレースはバッチリでラッセルはありませんでした。
標高1500m付近で雪が深くなったのでスノーシューを使用した。

危険個所は特にないが、今回の下山時、駒の小屋付近から降りる尾根までホワイトアウト状態で目視では方角が見当がつかなかった、GPSを頼りに下る尾根を探ることになった。

夕方から深夜にかけて暴風雪が吹き荒れ、一晩で積雪は30~40cmは増えました。

その他周辺情報

■公衆浴場 燧の湯
入浴料：500円
源泉かけ流し
詳しくはこちら↓
http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/
露天風呂は12：00〜でした

写真

12/14 5:39

久しぶりの桧枝岐村

12/14 6:33

道の駅 尾瀬桧枝岐
明るくなるまで少し休憩

12/14 7:04

村営グラウンドの駐車場に駐車して出発

12/14 7:08

会津駒ケ岳登山口

12/14 7:08

ん？団体さんが居るな
話をしてみたらワンゲルの人達で自分と同じテント泊らしい
一人かと思っていたけどこれは心強い。

12/14 7:11

車道を歩く、これが長い
帰りに気づいたけど登山道が別にあったのね

12/14 7:46

こっちも一応、駒ヶ岳登山口
ここから本格的な登りの始まり

12/14 7:52

昨シーズンに紛失したままだったストックを新調しました。

12/14 7:58

日の出

12/14 7:58

登り始めが一番傾斜がキツイ

12/14 8:33

駐車場で隣だった方、スキーで悠々と登って行く
こっちは久しぶりのテン泊装備で息切れ切れ

12/14 9:15

標高1500m付近
ツボ足の限界、スノーシューを装着

12/14 10:12

トレースはバッチリ

12/14 11:14

お、東北最高峰！燧ヶ岳

12/14 11:26

日光白根山

12/14 11:32

やっと駒の小屋が見えた〜

12/14 11:35

むむむ？中央に見えるのはもしかして…富士山？

12/14 11:36

拡大、拡大
写真だとよくわからないけど、まず間違いなく富士山だろう

12/14 11:36

会津駒の山頂がやっと見えた

12/14 11:38

富士見林道の先には燧ヶ岳
その右に見えるのは至仏山

12/14 11:40

小屋までもう一登り

12/14 11:46

シュカブラ

12/14 11:50

キレイにトレース作っていこう

12/14 11:53

目の前に見えてるのに中々近づかない…

12/14 11:53

山頂を見上げると4名アタックしているのが見えた

12/14 11:53

新潟の山々

12/14 11:55

燧ヶ岳と至仏山

12/14 12:06

駒ノ大池がある所だが当然雪の中
でも雪が飛んで氷が少し見えるな

12/14 12:07

駒の小屋
完全閉鎖の小屋
冬季入り口などはないようだ

12/14 12:13

小屋の近くにテント張ろうかと思ったけどいい場所なさそうだなぁ

12/14 12:13

とりあえず先に山頂へ向かうか

12/14 12:18

快晴の天気

12/14 12:25

彩雲？

12/14 12:40

会津駒ヶ岳(2133m)
4年ぶりの山頂に立った

12/14 12:46

越後三山の峰々
荒沢岳、中ノ岳、八海山…も見えてる？

12/14 12:50

至仏山の麓には真っ白な尾瀬ヶ原が見える

12/14 12:49

奥只見湖

12/14 12:55

パノラマ��

12/14 12:56

パノラマ��

12/14 12:57

燧ヶ岳、至仏山
尾瀬の名峰が一望だ

12/14 12:57

中門岳の向こうには守門岳、浅草岳
東洋一の雪庇が出来る山域すでに白さが違う

12/14 13:12

吹き溜まりがスゴイ

12/14 13:18

小屋前に戻りデポしたザックを回収

12/14 13:22

小屋から少しなはれた場所に決めた
西側は小高くなっており西からの風も防げそうだ

12/14 14:03

設営完了
南側が開いていたので雪のブロックを少し積んでみた

12/14 15:07

最近お気に入りのコカ・コーラ燻製の鬼レモンサワーで乾杯
と言ってたら予報通り小雪が降り出した

12/14 15:36

とりあえず暖まりたかったので酢豚食う

12/14 17:31

夕食はビビンバ

12/14 19:56

16時ごろから暴風雪になり20時前ですでにこの積雪
外に出たくなかったけど、生理現象がね…
一瞬テントの入り口を開けただけでテント内が真っ白になったよ…

12/15 8:15

暴風は夕方から朝まで続いた、とても寝れる状況ではなくテントが潰れないかと生きた心地がしなかった…
朝がこれほど待ち遠しかったのは初めてかも

12/15 8:15

ワンゲルの皆さんは小屋前にテントを張っていた
しっかり雪を掘りテントを張っていたようですね。
自分もこれぐらい掘ればよかった思いました。

12/15 8:15

下山する尾根どっち…？
ガスが濃く、目標物もわからない状況
GPS頼りで方向を探ることになってしまった。

12/15 8:56

一晩で積雪は一変
スノーシューでも膝まで埋まる量になった
アップダウンのない下山でよかった…

12/15 9:20

今日一番で登って来た人とすれ違った
トレース助かったー

12/15 10:22

ここまで来ればもう終わったようなもの

12/15 10:29

登りでは気づかなかったけど道路のこの辺から

12/15 10:30

登山道があることに気づいた
ここ下ればかなりショートカットできるんじゃね？
予想は的中

12/15 10:43

登山口まで無事に下山！
お疲れ様でした

12/15 10:46

駐車場に戻ると車には5cmほど雪が積もっていた

12/15 12:02

帰りは燧の湯で暖まり帰路に着いた

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

テント泊装備一式 アイゼン スノーシュー ストック ピッケル

感想

manimani

冬季幕営訓練をしに会津駒ヶ岳へ遠征
4年前の夏に一度登った山だが冬季は初めてになる。
快晴の天気の下、意気揚々と登り始めた。しかし久しぶりの大型ザックしかもテント泊装備、見る見るとペースダウンしていった。
　前も登った滝沢コース、登り始めが急登で徐々に傾斜は優しくなっていく。
しかし今は雪山、標高が上がるにつれてツボ足は出きつくなり標高1500辺りからスノーシューの出番となった。森林限界を抜けると一気に景色が良くなる、特に目立つのが燧ヶ岳だろう。東北北海道で最高峰の山、その姿に男らしさを感じた。
山頂では越後三山や守門などまだ未踏の山々に思いを馳せるのであった。
時刻は13時、すでに西の方の雲行きが怪しくなっているのが解った。
早くテントを張った方が良さそうだな…

今回の目的は冬季幕営訓練
小屋から少し離れた場所に設営して祝杯を挙げていると天気はすぐに小雪が舞い始めた。見る見る天候は荒れ始め大雪に変った。20時ごろどうしてもトイレに行きたくなり外に出ようとするとすでに入り口が埋まっていた。テントの周りはすでに20cmは積雪が増していた。暴風雪の中テントの周りを雪かきして早々にテントに舞い戻った。一瞬開けた入り口から雪が吹き込みテント内は雪まみれだ！
風はどんどん強くなりテントが暴れて壊れるんじゃないかと恐怖を感じた。
必死でテントを支えながら、早く夜が明けてくれるのを待つ、これほど朝が待ち遠しかったのは初めてかもしれない。朝には雪はやんだが強風と濃霧の天候、朝食もおにぎり一個を食べただけで早々に撤収開始、テントのフレームは見事に曲がってしまっていた。折れなかっただけマシですね、折れていたらと思うとゾッとします。
一晩で積雪は30~40cmは増えたようで、ふもふもの新雪を楽しむ余裕もなく足早に下山したのであった。

冬季幕営訓練にはなりましたが、課題も多く見つかった今回の山行になったかな？

コメント

mooree

お疲れ様！
テントポールが曲がる程の強風の中の幕営はさぞ生きた心地がしなかったでしょう(笑)
樹林帯まで下がって幕営するのかと思ってたけど、小屋の近くだとあらゆる方向から風がきそうですね😅
お互い厳しい修行になりましたね😁
それでも、普段あまり見れない越後や会津の山々が綺麗に見えて羨ましく見てましたよ。会津駒に登ったのもかなり前だし、しばらく会津方面に行ってないので、久々にまた行きたくなりました💨

manimani

Re: お疲れ様！
小屋近くの場所、西側が高くなってて良い場所だと思ったんだけどなぁ
ワンゲル部達がやっていたようにしっかり雪を掘り下げてテントを張っておけばよかったよ。
一人でやるにはかなりの重労働になりそうだけど💦
越後の峰々すごかったよー、来年にでも行きましょ！

chicken_man

さすがは会津
こっちは土砂降りだったけどそちらは雪でしたか。
風もセットだったのはちょっと余計だったかも知れないけどなんだかうらやましい気がします(笑
でも森林限界での幕営は荒れると大変ですよね。
ポール折れなくてよかったです。
今回の訓練で効果はバッチリだったんじゃないでしょうか。
お疲れさまでした。

manimani

Re: さすがは会津
想像以上の強風には参りましたよ💦
おかげでいい経験ができました(もうコリゴリですが(笑)）
会津地方の山はほとんどわからない山ばかりですけど、良い山が沢山ありそうですよね。
問題は遠いってことですが(笑)