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記録ID: 217141
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ハイキング
富士・御坂

宝永山(御殿場口新五合目から一周)

2012年08月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:30
距離
12.1km
登り
1,327m
下り
1,317m

コースタイム

御殿場口新五合目9:00-10:15三辻10:20-(昼食10分)-13:00第一火口分岐13:05-14:20宝永山山頂15:10-(大石茶屋でカキ氷15分)-16:30御殿場口新五合目 登り5時間(標準5時間5分) 降り1時間5分(標準1時間50分) 合計6時間5分(標準6時間55分)
天候 晴れ時々曇り、気温20℃〜24℃涼風が吹いて快適。ただ、休憩などで立ち止まると汗が冷やされて寒くなります。全体にガスが流れていました。
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往】品川駅5:55発(JR東海道線)7:05着国府津駅7:08発(JR御殿場線)7:55着御殿場駅8:20発(富士急行バス)8:50着御殿場口新五合目 【復】御殿場口新五合目16:55発(富士急行バス)17:25着御殿場駅17:40発(JR御殿場線)18:28着国府津駅18:56発(JR東海道線)20:02品川駅着
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はありませんが、富士山独特の山道に要注意です。宝永第一火口から火山礫の長い登りが続きますが、これが一歩を踏み出す度にずれ落ち、大変エネルギーを消耗することになります。また下山時の大砂走りではスピードをあげて降りていくことが出来ますが、足下には細心の注意が必要です。漫然とスピードを上げると、転倒したり、けがにつながりかねません。
御殿場口新五合目から見た富士山頂と宝永山
2012年08月19日 09:21撮影 by  943SH, SHARP
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御殿場口新五合目から見た富士山頂と宝永山
富士山は大小様々なコブ山を抱えており、この双子山もその一つ
2012年08月19日 09:22撮影 by  943SH, SHARP
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富士山は大小様々なコブ山を抱えており、この双子山もその一つ
五合目周辺まではこのような樹林帯が続く。
2012年08月19日 10:52撮影 by  943SH, SHARP
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8/19 10:52
五合目周辺まではこのような樹林帯が続く。
登山道わきに花咲くヤマホタルブクロ
2012年08月19日 11:25撮影 by  943SH, SHARP
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登山道わきに花咲くヤマホタルブクロ
御殿庭と呼ばれる針葉樹林帯
2012年08月19日 11:26撮影 by  943SH, SHARP
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御殿庭と呼ばれる針葉樹林帯
宝永第三火口
2012年08月19日 11:33撮影 by  943SH, SHARP
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宝永第三火口
火山礫の中に植物群が島を作っている
2012年08月19日 11:33撮影 by  943SH, SHARP
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火山礫の中に植物群が島を作っている
第三火口壁の先に宝永山山頂が見えている
2012年08月19日 11:34撮影 by  943SH, SHARP
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第三火口壁の先に宝永山山頂が見えている
砂礫地に映えるメイゲツソウ
2012年08月19日 11:39撮影 by  943SH, SHARP
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砂礫地に映えるメイゲツソウ
宝永第二火口
2012年08月19日 12:02撮影 by  943SH, SHARP
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宝永第二火口
宝永第一火口 まるで火星の世界だ
2012年08月19日 13:05撮影 by  943SH, SHARP
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宝永第一火口 まるで火星の世界だ
第一火口底から見た宝永山山頂
2012年08月19日 13:09撮影 by  943SH, SHARP
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第一火口底から見た宝永山山頂
第一火口の中央火口丘?
2012年08月19日 13:09撮影 by  943SH, SHARP
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第一火口の中央火口丘?
こんな火山礫の道を登って行く
2012年08月19日 13:18撮影 by  943SH, SHARP
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こんな火山礫の道を登って行く
宝永山山頂(2693m)
2012年08月19日 14:21撮影 by  943SH, SHARP
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宝永山山頂(2693m)
宝永山第一火口壁から富士山頂への道が延々と続く
2012年08月19日 14:24撮影 by  943SH, SHARP
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宝永山第一火口壁から富士山頂への道が延々と続く
火口壁から下山道へ向う
2012年08月19日 14:47撮影 by  943SH, SHARP
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火口壁から下山道へ向う
宝永第一火口壁からガスに隠れていた富士山頂がかすかに見えた
2012年08月19日 15:09撮影 by  943SH, SHARP
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宝永第一火口壁からガスに隠れていた富士山頂がかすかに見えた
有名な大砂走り 降り出したら、もう止まらない
2012年08月19日 15:22撮影 by  943SH, SHARP
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8/19 15:22
有名な大砂走り 降り出したら、もう止まらない
どこまでも続く大砂走り
2012年08月19日 15:29撮影 by  943SH, SHARP
8/19 15:29
どこまでも続く大砂走り
下からガスって来て何も見えない砂走り
2012年08月19日 15:40撮影 by  943SH, SHARP
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下からガスって来て何も見えない砂走り
五合目近くにある大石茶屋 カキ氷をいただく
2012年08月19日 16:27撮影 by  943SH, SHARP
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五合目近くにある大石茶屋 カキ氷をいただく
撮影機器:

感想

長い間気になっていた宝永山火口へ行って来た。江戸期の綱吉時代(1707年)に大爆発を起こして、江戸の町に大量の灰を降らせた富士山最後の噴火でできた側火山で、富士山頂直下に大きな穴を今でも荒々しく見せている。今回は御殿場口の新五合目から砂地を歩き出し、まず双子山へ向った。鏡餅を二つ並べたような山容で、傾斜はゆるく登ってみたく思ったが、今回の宝永山火口めぐりは最終バスの時間の関係で、時間的余裕が無く、双子山登頂はパスした。しばらく針葉樹林帯が続き、ほとんど人に会うことなく静かな山歩きができた。双子山など周辺一帯はまるでパッチワークのような植物群が広がっていて、おとぎの国へ迷い込んだような雰囲気だった。樹林帯を抜けると、突然大きな窪地が現れ、それが宝永第三火口であることを知った。宝永火口は一つだけと思っていたが、実は三つの火口が連なったものだったのだ。第三火口壁をトラバースするように登って行くと、その先に第二火口が大きく口を開けていた。そしてその奥に第一火口の上半分がその巨大な姿を見せていた。眺めとしては、なかなかの迫力である。火口壁に腰掛けて、おにぎりを食べながら、その圧倒的な大パノラマに魅入られた。昼食後、富士宮口五合目への分岐点を右折して、第一火口の底へ降りていった。底から見上げた宝永山山頂の山肌は異様で、まるで火星にいる様な風景だった。中央火口丘(?)の横を通り過ぎ、どこまでも続く火山礫の道をスタミナを消耗させながら山頂めざして登って行く。やっとの思いで宝永山山頂へたどり着くと、あらためて宝永第一火口の巨大さが実感できた。と同時にその宝永火口を抱える独立峰としての富士山の桁違いの大きさに感動した。最終バスの時間が気になって、下山道である大砂走りに突入したが、思いの外スピードが出て、大幅に時間短縮でき、茶店でカキ氷を食べる余裕までできた。

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