六甲全山縦走往復
- GPS
- 23:32
- 距離
- 83.0km
- 登り
- 5,447m
- 下り
- 5,346m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:18
- 山行
- 15:26
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 15:56
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
去年の3月に登山をはじめてから季節が巡り10ヶ月が経ちます。ろくにスポーツをしたことが無かった私は愛宕山(京都)を登るので精一杯だったのを覚えています。
登山に夢中になり始めてからどんどんできる事が増え、今では歩くのが楽しくてたまらないのです。テント泊やちょっとした雪山も経験し、今まで人生にない沢山のことをやった1年だったと思います。
そして新年が明け、1月中に何か大きな挑戦をしてみよう。それが今回の六甲全縦走を往復するというチャレンジです。
(お恥ずかしながら本当は今週熊野古道に行く予定を立てていましたが寝坊をしてしまったのです...それなら)六甲に行こう!!と覚悟を決めました。
お昼過ぎまで自宅で睡眠を取りパッキングをして準備を整えました。montbell愛好家で、登山着から靴まで染めています(10ヶ月でプラチナ会員になりました)。この日の為に買っておいたトレイルランシューズも解禁です!!
(挑戦登山には賛否両論あるとは思います。山はどんなに準備して、体力をつけていたとしても危険に変わりはないのです。危険だから行くなと言うなら全ての登山がそうなります。では何故山に行くのか?それは言葉に出来ないほどの不思議な魅力でいっぱいだからなのです!
私は必ずしも特別な装備を持って登山をする必要も無いと思っています。100人100通りの楽しみ方がある、それが山なのです。太古の昔、大峯の山奥で修行をした行者のように山を素肌で感じる。そんな山行だってあっていいと思うのです。勿論ほかの人に迷惑はかけちゃだめですよ。)
話がややそれました...
自分の限界に挑んでみたい、そう思うことがあります。ボロ雑巾のようになるまで歩いてみたい、人間の身体の可能性を知りたい。根っからのインドアだったのですが案外私はアスリート気質なのかもしれませんね(笑)
そんな私だからこそ今回の縦走を楽しめたのかもしれません。六甲山、正直舐めてました...めちゃくちゃ夜景が美しい。ナイトハイクや夜景登山もそこそこの頻度でやるのですが感動しました。宝石箱のような輝きが両手いっぱいにあって、夜景を眺めながら歩くだけでも大満足!!最近購入したミラーレスの一眼カメラを構え、写真も沢山撮りました✨
そうするうちに須磨浦公園に到着。折り返しからが本当にキツかったです。途中ですれ違った六甲全縦を目指す方に励まされたりしながらひたすら宝塚を目指しました。終盤の最高峰から宝塚が本当に長く、展望が殆ど無い延々アップダウンがある林道は精神的にも辛かったです。
でも歩ききった...自分自身でも驚きでした。達成感もありましたが、それよりも新たな可能性を打ち明けた!!そんな喜びが大きかったです。まだまだ未熟で、笑われるかもしれませんがTJARを本気で目指してみたいと思えるようになってきました。
そんな私ですが、ゆったりとした山歩きも好きですし、稜線を歩いたり、テント泊をしたり、山小屋で過ごす一時もかけがえのないものです。山屋とご飯を食べて他愛ない会話をする、そんな日もあるのです。ただの山好きなんですよ(笑)
今年も沢山登って色んな景色や人に出会い、様々な発見ができたらいいなと思います。かなり長文になりましたが、読んで頂きありがとうございました。
どこかの山でお会いしましょう!
凄過ぎる
Astraさん、
帰路の東六甲縦走路で追いついた者です。
ナチュールスパでお話を伺った際には驚きました。
私も塩屋からの縦走で初めて10時間を切り、達成感に酔いながら温泉に浸っていたのですが、一気に目が覚めました。上には上がいると。まず六甲縦走の往復を無補給でチャレンジしようとされた意気込みに脱帽です。また山行に対する考え方や自分の限界に挑んでみたいという姿勢には大いに共感します。親子ほど年齢が離れていますが、いろいろと教えていただきました。ありがとうございます。
今後のご活躍を楽しみにしています。
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する