秋はまだ？クタクタの武奈ヶ岳（1214m）

2012年09月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:15
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,056m
• 下り: 1,232m

コースタイム

坊村バス停9:45→11:56御殿山（1097m）→12:06ワサビ峠‐西南稜‐→12:40武奈ヶ岳13:00→13:35イブルギのコバ→14:00八雲ヶ原→14:20北比良峠→‐ダケ道‐16:05大山口→16:30イン谷口→‐桜のコバに向かわず322号線へ‐→17:00比良トピア（温泉）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

堅田駅8:50→江若交通で坊村バス停まで9:36着（土曜）。本数が少なくこの便のみ。

コース状況／危険箇所等

　坊村からは御殿山コースに入ります。バス停からは明王院の境内の方に進みます。まっすぐ進み白滝山の方に進まないようにしてください。白滝山側のコース入り口には登山届けボックスがあります。山岳指導員が付近でアドバイスされてます（・・・少々困惑。遭難が多いので無理ないですが。）

　登りは、武奈ヶ岳までは1000mの急登で2時間半です。ずっと続く急坂なので体力が必要です。今回は比良まで下りましたが4時間半から5時間はかかるので秋から冬はまた雨の日は、バス利用での出発の時間の関係で坊村への往復が無難かもしれません。

　過去の台風の影響で今回の下りに使用した北比良峠越えも武奈ヶ岳からの下りは多少荒れてます。下れないほどではないですが。他崩壊地点もあり注意が必要です。金糞峠方面はかなり荒れていて危険とのこと。避けた方がよいです。花崗岩のザレた道やごろごろした浮き石も多く、骨折などの遭難が多いのも頷けます。また多数の道が入り組んでいるため地図、コンパスでルートの確認も必要です。

　温泉はイン谷口から322号線へ舗装道で行くと比良トピアがあります。一時間ごとに比良駅への送迎9名乗りバスがあります。入るときフロントで予約が必要です。多いと乗れませんし17:55最終です。温泉入り口の外の店で生ビールも呑めます。

写真

9/2 9:59

坊村登山口。古い町並みです。

9/2 9:59

水がきれい。比良荘は食事できるみたいだけど高そう。水車が回ってます。

9/2 9:59

渓流が清々しい。

9/2 9:59

明王院。秘仏だそうでお前立ちの明王像のみ拝めました。地元観光案内によると「天台宗。平安時代初期に、延暦寺の僧であった相応（そうおう）（831-918）が回峰行（かいほうぎょう）の道場として開きました。相応が始めた回峰行とは独特の行で、100日間、1日30km、夜中に山中などを走るというものです。この厳しい行の道場にふさわしく、寺院は老杉が生い茂る深山におおわれており、境内は石垣に苔がむして霊気が漂っています。」とあります。いまでも修行がおこなわれているようで一日30km〜70kmあるくようです。すごい。

9/2 9:59

急坂の連続ですが自然林に覆われていてよい山です。

9/2 9:59

尾根に抜けると展望が広がります。

9/2 9:59

トリカブト。そろそろ秋の装い。

9/2 9:59

御殿山到着。武奈ヶ岳が見えてきました。

9/2 9:59

御殿山頂上！。

9/2 9:59

ワサビ峠。

9/2 9:59

ホトトギス。やはりいつの間にか秋到来。

9/2 9:59

ツルリンドウも咲いていました。

9/2 9:59

稜線をたどり頂上を目指します。今回の山行のハイライト。

9/2 9:59

遠くに初めて琵琶湖がみえてきました。

9/2 9:59

9/2 9:59

9/2 9:59

あちらのピークが武奈ヶ岳。

9/2 9:59

頂上です。360度展望できます。

9/2 9:59

琵琶湖は海みたいですね。

9/2 9:59

奥のお地蔵様は古そう。

9/2 10:00

下りの渓谷。歩きにくい道の連続でハード。

9/2 10:00

9/2 10:00

八雲ヶ原の高層湿原です。ここで一息。一服。しかしこのあとがまだまだ困難な山道。

9/2 10:00

途中、琵琶湖の大展望が広がります。

撮影機器：

GXR S10 RICOH

感想

mijinco

　今年の夏は暑くて8月はとても山に登る気になれないでいたらもう9月。思い切って武奈ヶ岳の急登ロングコースにしてみました。クタクタ。下山の二時間前位は足が動かないほどになり休憩の連続でした〜。
　やはり夏の1000m級の山は苦手です。無事に温泉まで到着してホッしました。大阪はかなり降ったそうで・・・。山で降らなくてよかったなぁ。