北八ッ・北横岳(双子池テン泊予定が...)
- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 802m
- 下り
- 800m
コースタイム
08:16 北横岳・縞枯山登山口
08:58 スキーゲレンデ横断
10:16 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
11:07 三ツ岳分岐
11:17 北横岳ヒュッテ(小休止) 11:31
11:47 北横岳南峰 11:53
12:01 北横岳北峰 12:05
12:17 クサリ場
12:30 撤退地点
12:45 北横岳北峰
12:51 北横岳南峰
13:03 北横岳ヒュッテ
13:08 三ツ岳分岐
13:40 雨池峠分岐
14:04 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
14:41 スキーゲレンデ横断
15:25 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場
雪山です。前進できずに撤回したレコですのでコースタイムは参考になりません。
ルート工作のためクサリ場の手前にザックをデポしたときザックにGPSを入れたままだったので、クサリ場から撤退場所までのログはありません。
天候 | 午前中曇りパラパラ小雪、午後ときどき青空 山麓駅駐車場:ー5℃、坪庭:-10℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■復路:北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場−<白臼台別荘地>−県道192号−<本町東>−国道152号−<新井>−国道20号−諏訪IC−中央自動車道−<小仏渋滞>−首都高速−都内 ■駐車場 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場(無料) マップコード:218 831 709*22 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■山麓駅−山頂駅 新雪で踏み抜きがありましたが、コースは明瞭で迷うような箇所はありません。 途中でスキーゲレンデを横切ります。朝はロープウェイが動いた時間でスキーヤーなどはいませんでしたが、午後の通過はスキーヤーと交差しますので、注意して渡りましょう。 ■山頂駅−北横岳北峰 山頂駅からの登山者が多く、踏み跡明瞭です。初めてのエリアなので、雪が多いか少ないか分かりませんが、南峰、北峰とも危険箇所はありませんでした。 ■北横岳北峰より先 北横岳北峰までは山頂駅から多くのツアーや登山者が入っていますが、北横岳北峰より先はこの時期テン泊が前提となります。 北横岳の少し先に南八ヶ岳の展望が開けるポイントがありますが、その先へ入る人はいないようでクサリ場までトレースはありませんでした。 ピッケルだけ持って空身でクサリ場を下りましたが、雪深くその先のルート工作が出来ずに撤退をしました。 |
写真
感想
この3連休、初日の22日は松本で所用を済ませ、23日、24日とテントを担いで常念岳東尾根に行こうと準備をしていた。
ところが烏川の友人に聞いてみると雪が少ないと言う。
東尾根の取り付きは身の丈ほどある笹が生い茂っている。中途半端に倒されて雪がないと大変な薮漕ぎを強いられる。
そこでいままで一度も足を踏み入れたことのないエリアにテントを担いで行くことにした。
北八ヶ岳...過去2月に蓼科山に登ったことはあるが、天狗岳から北のエリアは未踏のエリア。計画をしたこともないエリアなので一から調べる必要があった。
山麓駅の駐車場に車を駐め、北横岳から大岳経由で双子池に下りてテン泊をする。
翌日は雨池峠から縞枯山に登り、茶臼山から大石峠を経由して麦草峠に出て、五辻を通って駐車場に戻って来るというユル企画。
初日は山麓駅から歩いたとしても4時間半弱で双子池に着くCT。
23日は好天は期待できないが、翌24日は期待できそう。
早く着いても仕方がないので、8時頃に山麓駅を出ることにした。
久々のテン泊ザックはビールを4本入れて25キロ、途中のコンビニでロングを2本追加して26キロ。
前日の夜に雪が降ったようで、駐車場は雪掻きや融雪剤を撒く車が走り回っていた。
山麓駅から山頂駅までは歩く人も少なく何回か踏み抜いたが、中ほどまで来ると6,7人のスキーヤーがシールで登ってきて雪を圧雪してくれ、楽に登れるようになった。踏み抜きは少なくなったが、重荷のせいか滑るので12爪アイゼンを装着。
山頂駅から先はツアーなども入っていて、雪はほどよく踏まれて快適だった。
北横岳の山頂では、風が結構あったが青空も見え始め、蓼科山がきれいに見えた。
北横岳の北峰から大岳に踏み出した。
最初はトレースがありにんまりだったが、すぐにトレースは引き返していた。
クサリ場に来た。クサリは半分ほど出でいたが、テン泊ザックでここを下るには躊躇するほど雪があった。
そこでザックを降ろし、空身でルート工作をするべくクサリを引きずり出しながら下った。
クサリの末端でカラビナを掛けビレーを取りながらルートを探したが目印などはまったく見当たらない。
GPSを頼りに少し進んだ所で、胸まで沈んだ。
恐らくブッシュの上に雪が乗っていて、下のブッシュを踏み抜いたと思われる。
それでも何とか進めないかと前進したが、2度目に落ちたときに気持ちが切れた。
この辺り新雪が吹き溜まっているのか1メートル以上雪がある。
空身で何とか這い上がったが、26キロのザックを背負っていたら這い上がれないかも知れない。
春まで雪の中はいやだなぁ...帰ろう...
ロング缶6本のボッカは重かった。
お疲れ〜...
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