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Yamareco

記録ID: 2231496
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ッ・北横岳(双子池テン泊予定が...)

2020年02月23日(日) [日帰り]
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GPS
07:15
距離
9.9km
登り
802m
下り
800m

コースタイム

08:15 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場
08:16 北横岳・縞枯山登山口
08:58 スキーゲレンデ横断
10:16 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
11:07 三ツ岳分岐
11:17 北横岳ヒュッテ(小休止) 11:31
11:47 北横岳南峰 11:53
12:01 北横岳北峰 12:05
12:17 クサリ場
12:30 撤退地点
12:45 北横岳北峰
12:51 北横岳南峰
13:03 北横岳ヒュッテ
13:08 三ツ岳分岐
13:40 雨池峠分岐
14:04 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
14:41 スキーゲレンデ横断
15:25 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場

雪山です。前進できずに撤回したレコですのでコースタイムは参考になりません。
ルート工作のためクサリ場の手前にザックをデポしたときザックにGPSを入れたままだったので、クサリ場から撤退場所までのログはありません。
天候 午前中曇りパラパラ小雪、午後ときどき青空
山麓駅駐車場:ー5℃、坪庭:-10℃
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:松本IC−長野自動車道−<岡谷JCT>−中央自動車道−諏訪IC−国道20号(諏訪バイパス)−<新井>−国道152号−<本町東>−県道192号(ビーナスライン)−<白臼台別荘地>−北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場

■復路:北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場−<白臼台別荘地>−県道192号−<本町東>−国道152号−<新井>−国道20号−諏訪IC−中央自動車道−<小仏渋滞>−首都高速−都内

■駐車場 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場(無料)
マップコード:218 831 709*22
コース状況/
危険箇所等
■山麓駅−山頂駅
新雪で踏み抜きがありましたが、コースは明瞭で迷うような箇所はありません。
途中でスキーゲレンデを横切ります。朝はロープウェイが動いた時間でスキーヤーなどはいませんでしたが、午後の通過はスキーヤーと交差しますので、注意して渡りましょう。

■山頂駅−北横岳北峰
山頂駅からの登山者が多く、踏み跡明瞭です。初めてのエリアなので、雪が多いか少ないか分かりませんが、南峰、北峰とも危険箇所はありませんでした。

■北横岳北峰より先
北横岳北峰までは山頂駅から多くのツアーや登山者が入っていますが、北横岳北峰より先はこの時期テン泊が前提となります。
北横岳の少し先に南八ヶ岳の展望が開けるポイントがありますが、その先へ入る人はいないようでクサリ場までトレースはありませんでした。
ピッケルだけ持って空身でクサリ場を下りましたが、雪深くその先のルート工作が出来ずに撤退をしました。
久々のテン泊ザック26キロ、ビールが多めです。
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久々のテン泊ザック26キロ、ビールが多めです。
駐車場は除雪され融雪剤が撒かれています。
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駐車場は除雪され融雪剤が撒かれています。
今日は双子池まで、距離が短いので山麓駅の登山口から歩きます。
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今日は双子池まで、距離が短いので山麓駅の登山口から歩きます。
スキーゲレンデを横切ります。ロープウェイが動き出した時間なのでゲレンデはガラガラ、スキーヤーの姿はありません。
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スキーゲレンデを横切ります。ロープウェイが動き出した時間なのでゲレンデはガラガラ、スキーヤーの姿はありません。
枯れ木に霧氷の花が咲いています。
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枯れ木に霧氷の花が咲いています。
坪庭で振り返った山頂駅。ロープウェイから次々に人々が押し出されてきます。
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坪庭で振り返った山頂駅。ロープウェイから次々に人々が押し出されてきます。
山頂駅から1時間ほどで北横岳ヒュッテに着きました。煙突から煙が出ているので営業しているようです。
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山頂駅から1時間ほどで北横岳ヒュッテに着きました。煙突から煙が出ているので営業しているようです。
北横岳の南峰です。風が強いです。山頂の雪は飛ばされています。
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北横岳の南峰です。風が強いです。山頂の雪は飛ばされています。
基準点:横岳 等級:三等 標高:2471.99m
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基準点:横岳 等級:三等 標高:2471.99m
風があるのでバラクラバを出して北峰へ向かいます。
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風があるのでバラクラバを出して北峰へ向かいます。
2〜3分程で北峰です。
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2〜3分程で北峰です。
蓼科山は雪が少なそうです。
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蓼科山は雪が少なそうです。
天狗岳は見えていますが南八ヶ岳は雲の中です。双子池に向かいます。亀甲池経由も考えたのですが、初めてのエリアなので大岳経由で行きます。
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天狗岳は見えていますが南八ヶ岳は雲の中です。双子池に向かいます。亀甲池経由も考えたのですが、初めてのエリアなので大岳経由で行きます。
稜線上はトレースが無くても平気でしたが、尾根筋から分かれて七ツ池側へ下る所は落ちるような斜度でクサリが半分見えています。
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稜線上はトレースが無くても平気でしたが、尾根筋から分かれて七ツ池側へ下る所は落ちるような斜度でクサリが半分見えています。
ザックをデポしてピッケルだけ持って空身でルート工作をするために下りてきましたが目印など無くルートが分かりません。
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ザックをデポしてピッケルだけ持って空身でルート工作をするために下りてきましたが目印など無くルートが分かりません。
空身で胸まで沈みました。この後、テン泊用ザックを担いで越えるのは無理と判断して撤退を決めました。
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空身で胸まで沈みました。この後、テン泊用ザックを担いで越えるのは無理と判断して撤退を決めました。
稜線まで這い上がってきました。南八ヶ岳の雲が上がりはじめています。眼下と雨池山の麓に小屋が二つ見えます。
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稜線まで這い上がってきました。南八ヶ岳の雲が上がりはじめています。眼下と雨池山の麓に小屋が二つ見えます。
眼下に見える小屋は北横岳ヒュッテのようです。
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眼下に見える小屋は北横岳ヒュッテのようです。
雨池山の麓に見える小屋は縞枯山荘のようです。
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雨池山の麓に見える小屋は縞枯山荘のようです。
南アルプスも姿を現しました。急速に天候は回復しているようです。
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南アルプスも姿を現しました。急速に天候は回復しているようです。
北横岳の北峰まで戻って来ました。ここから亀甲池に下ることも考えましたが、一度切れた気持ちは...
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北横岳の北峰まで戻って来ました。ここから亀甲池に下ることも考えましたが、一度切れた気持ちは...
北横岳ヒュッテで昼食を、っと考えたのですが、ツアーなどの団体さんで激混みでした。
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北横岳ヒュッテで昼食を、っと考えたのですが、ツアーなどの団体さんで激混みでした。
山頂駅まで戻って来ました。
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山頂駅まで戻って来ました。
黒い雲はなくなり青空が広がってきました。明日の祝日は好天になりそうです。
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黒い雲はなくなり青空が広がってきました。明日の祝日は好天になりそうです。
南八ヶ岳も見えてきました。
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南八ヶ岳も見えてきました。
南八ツをアップに...
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南八ツをアップに...
権現岳をアップに...
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権現岳をアップに...
天狗岳は結構白いです。
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天狗岳は結構白いです。
ビールを買うお金はあるんだけど、標高を買うお金がないんだな...
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ビールを買うお金はあるんだけど、標高を買うお金がないんだな...
山麓駅の駐車場に戻ってきました。ほぼ満車状態です。
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山麓駅の駐車場に戻ってきました。ほぼ満車状態です。
おまけ:ビーナスラインより蓼科山。
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おまけ:ビーナスラインより蓼科山。
おまけ:ビーナスラインより北横岳。
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おまけ:ビーナスラインより北横岳。

感想

この3連休、初日の22日は松本で所用を済ませ、23日、24日とテントを担いで常念岳東尾根に行こうと準備をしていた。
ところが烏川の友人に聞いてみると雪が少ないと言う。
東尾根の取り付きは身の丈ほどある笹が生い茂っている。中途半端に倒されて雪がないと大変な薮漕ぎを強いられる。

そこでいままで一度も足を踏み入れたことのないエリアにテントを担いで行くことにした。
北八ヶ岳...過去2月に蓼科山に登ったことはあるが、天狗岳から北のエリアは未踏のエリア。計画をしたこともないエリアなので一から調べる必要があった。

山麓駅の駐車場に車を駐め、北横岳から大岳経由で双子池に下りてテン泊をする。
翌日は雨池峠から縞枯山に登り、茶臼山から大石峠を経由して麦草峠に出て、五辻を通って駐車場に戻って来るというユル企画。

初日は山麓駅から歩いたとしても4時間半弱で双子池に着くCT。
23日は好天は期待できないが、翌24日は期待できそう。
早く着いても仕方がないので、8時頃に山麓駅を出ることにした。

久々のテン泊ザックはビールを4本入れて25キロ、途中のコンビニでロングを2本追加して26キロ。
前日の夜に雪が降ったようで、駐車場は雪掻きや融雪剤を撒く車が走り回っていた。

山麓駅から山頂駅までは歩く人も少なく何回か踏み抜いたが、中ほどまで来ると6,7人のスキーヤーがシールで登ってきて雪を圧雪してくれ、楽に登れるようになった。踏み抜きは少なくなったが、重荷のせいか滑るので12爪アイゼンを装着。

山頂駅から先はツアーなども入っていて、雪はほどよく踏まれて快適だった。
北横岳の山頂では、風が結構あったが青空も見え始め、蓼科山がきれいに見えた。
北横岳の北峰から大岳に踏み出した。
最初はトレースがありにんまりだったが、すぐにトレースは引き返していた。

クサリ場に来た。クサリは半分ほど出でいたが、テン泊ザックでここを下るには躊躇するほど雪があった。
そこでザックを降ろし、空身でルート工作をするべくクサリを引きずり出しながら下った。
クサリの末端でカラビナを掛けビレーを取りながらルートを探したが目印などはまったく見当たらない。

GPSを頼りに少し進んだ所で、胸まで沈んだ。
恐らくブッシュの上に雪が乗っていて、下のブッシュを踏み抜いたと思われる。
それでも何とか進めないかと前進したが、2度目に落ちたときに気持ちが切れた。
この辺り新雪が吹き溜まっているのか1メートル以上雪がある。
空身で何とか這い上がったが、26キロのザックを背負っていたら這い上がれないかも知れない。
春まで雪の中はいやだなぁ...帰ろう...

ロング缶6本のボッカは重かった。
お疲れ〜...

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体力レベル
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技術レベル
1/5
体力レベル
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