蛾ヶ岳からの富士山絶景、『ゆるキャン△』の四尾連湖、藤垈の滝の水芭蕉

2020年03月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 9.6km
• 登り: 599m
• 下り: 581m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 1:46
• 合計: 5:29

距離 9.6km 登り 601m 下り 581m

6:22 四尾連湖
6:25 6:32 蛾ヶ岳登山口
7:02 四尾連湖分岐
7:47 7:54 西肩峠
8:12 9:10 蛾ヶ岳
9:24 9:25 西肩峠
10:07 10:08 四尾連湖分岐
10:14 10:21 大畠山
10:40 10:50 四尾連峠
11:11 11:22 四尾連湖
11:32 11:36 四尾連湖水明荘キャンプ場
11:46 四尾連湖
11:51 蛾ヶ岳登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水明荘駐車場:中部横断道六郷25分(or増穂20分or中央高速甲府南35分)
水明荘駐車場〜藤垈の滝:40分(中央高速甲府南10分)

写真

3/21 6:17

6年前の敬老の日にきて以来の四尾連湖です。当時、マイナーだけど静かで気持ちがいい場所と感じました。水明荘に駐車場料金を払って出発です。登山マップをいただきました。

3/21 6:28

駐車場の下段には公衆トイレがあります。まだ車は数台しかいません。

3/21 6:32

林の中を登って行きます。

3/21 6:37

振り返ると葉の落ちた木々の合間から四尾連湖が見えます。

3/21 6:56

花はこれだけです。

3/21 6:59

四尾連湖分岐まで登って尾根に出ます。

3/21 7:10

登ってくるときは北岳が木々の間から見えましたが、尾根に出ると荒川岳が時々見えます。東岳と前岳。

3/21 7:11

ヤセ尾根がいくつか続きます。凍っていると怖そう。

3/21 7:14

四尾連湖の形が変わってきました。

3/21 7:20

正面に蛾ヶ岳が見えてきました。

3/21 7:21

＼コンニチワ/ ＼コンニチワ/ ＼コンニチワ/ ＼コンニチワ/ ＼コンニチワ/ ＼コンニチワ/

3/21 7:47

小さな山をトラバースしながら進んでいきます。峠の手前は少し急です。

3/21 7:48

西肩峠に到着。昔の人は歩いたのかな。

3/21 7:48

六地蔵の峠ともいうようです。

3/21 8:04

ここから段差はありませんが急勾配です。左右の木々の隙間から富士山や南アルプスが見え隠れします。

3/21 8:14

頂上到着。富士山の絶景です。斜面の雪が光っています。もう春霞？

3/21 8:23

ちょっと下りると、竜ヶ岳から毛無山の天子山塊がよく見えます。手前には御坂山地の西部。

3/21 9:06

南アルプス方面。鳳凰三山から、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川三山。写真では枝に見え隠れしていますが赤石岳まで見えます。

3/21 8:18

甲斐駒は後に隠れてしまっていますが鳳凰三山がきれいに見えます。あまり雪がありません。地蔵ヶ岳のオベリスクが青く見えます。

3/21 8:21

北岳、間ノ岳、農鳥岳。手前に櫛形山。櫛形山の中腹にぽっかりと棚田で有名な平林集落が見えます。

3/21 9:06

八ヶ岳方面です。八ヶ岳、茅ヶ岳、奥秩父が見えます。春霞でよくわかりませんが、瑞牆山や金峰山のシルエットも見えるような気がします。

3/21 8:22

八ヶ岳と茅ヶ岳、ほんとに相似形ですよね。

3/21 8:25

山頂には祠もあります。

3/21 8:47

起きたのが早かったので、まだ9時ですがカップライス。グラグラ湯を沸かして作りましたが湯を多く入れすぎたせいか今一つ。

3/21 9:09

折り返します。頂上直下の急坂は、砂利に乗ってすべりそうなので慎重に下ります。富士山の剣が峰からの下りを思い出しました。

3/21 9:50

稜線を歩いていると登山道に小さな鳥がいっぱいいました。暖かくなって這い出してきた虫を食べてているのでしょうか。コガラ？鳥を撮ることはめったになく、手持ちズームではこれくらいが限界。ピントがこない！

3/21 9:57

再び四尾連湖が見えてきました。

3/21 10:14

四尾連湖分岐まで戻って少し登ると大畠山です。眺望はありませんが、まだ新緑が出ていないので少しだけ山が見えます。

3/21 10:19

山頂局舎。昔はマイクロ回線の中継所だったのでしょうか。ヘリテレのアンテナとマイクロ回線のアンテナがあります。

3/21 10:19

ここからの山道は山頂局舎の作業道路です。

3/21 10:28

なんか不思議！太い木の幹を細い木が貫いているようです。

3/21 10:48

四尾連湖峠に着きました。看板には「烽火台」とあります。

3/21 10:52

湖に降りていきます。

3/21 10:54

ここでもアブラチャン。山の上で気がついた花はこれだけ。

3/21 11:03

水明荘の裏に出ました。

3/21 11:09

ここからは『ゆるキャン△』聖地巡礼モードです。アニメを見ていて四尾連湖が出てきたときにはびっくりしました。

3/21 11:21

メニューはいっぱいありますが、なでしこのお姉さんが飲んだチャイにします。

3/21 11:13

チャイの甘みとシナモンの香りとが疲れた体にしみます。持ち込みのお菓子と一緒にいただきました。

3/21 11:26

周回します。正面右側にさっき登った蛾ヶ岳。

3/21 11:30

オオバンが静かに泳いでいます。

3/21 11:31

なでしこが、わけもわからず拝んだ石碑。四つの尾の龍神の「尾崎龍王」の碑です。

3/21 11:33

なでしこたちがキャンプしたサイトは三連休で賑わっていました。

3/21 11:43

『ゆるキャン△』では火口湖との説明がありましたが、静大の小山先生の著書『ドローンで迫る伊豆半島の衝突』には、地すべりでできた窪地に水がたまってできた湖とあります。そういえば、断層がずれた窪地にできた伊豆の天城山の八丁池と似た雰囲気があります。

3/21 11:47

龍雲荘側に戻ってきました。オートキャンプ場のサイトも賑わっていました。

3/21 11:50

駐車場も8割がた入っていました。6年前の敬老の日にはこんなに車はありませんでしたしキャンプサイトは閑散としていました。

3/21 12:56

「藤垈の滝 大窪いやしの杜公園」にワープします。

3/21 13:00

ミズバショウが咲き出しています。

3/21 13:00

まだ少し早かったようです。今年の「境川ミズバショウ春まつり」は来週の3月29日（日）です。コロナの影響がなければいいですね。

3/21 13:03

来週は山行き抜きで来ようかな。

3/21 13:04

ニリンソウも咲いていました。

3/21 13:06

ニリンソウの群生です。

3/21 13:07

藤垈の滝。初めて見たとき清水寺の音羽の滝を連想してしまいました。

3/21 13:11

ただの「ハコベ」もよく見るとかわいい。

3/21 13:14

「オオイヌノフグリ」も雑草だけど大好きな花です。『植物に学ぶ生存戦略』に出てからは、山田孝之さんと林田アナの掛け合いが頭に浮かんで困ります。

3/21 13:22

八重の椿の赤が強烈でした。

3/21 13:25

桜の花芽もほころんできています。来週には開花するかも。

3/21 14:14

帰路、遅い昼食で、精進湖道路の上九の湯（旧上九一色村役場）近くの食堂「坂本屋」で「手打ち田舎ほうとう 季節の野菜の天ぷらセット」をいただきました。ほうとうは麺がしっかりして具だくさん、味噌スープも風味があり、天婦羅にはフキノトウが三つも入っていて、大満足でした。飛び込みで入店したお店で、失礼ですが予想外においしく、また機会があれば寄りたいと思いました。

撮影機器：

iPhone SE Apple

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 8 Apple

感想

field_S

連れの膝の調子が悪く、あまり長距離は歩けない、急斜面を降りれないということから、半日で行ってこれる御坂山地の蛾ヶ岳に行くことにしました。丹沢の蛭ヶ岳は全然無理です。昼には下りてくるので、去年はじめて行った「藤垈の滝」に水芭蕉を見に行くことにしました。
6年ぶりの蛾ヶ岳です。四尾連湖は3回目、蛾ヶ岳は2回目です。人があまりいない静かな湖のイメージでしたが『ゆるキャン△』を何となく見ていて、四尾連湖がでてきてびっくりでした。今回『ゆるキャン△』で有名になってどう変わっているかと楽しみでした。
6年前と風景や施設は変わっていないと思いました。一方『ゆるキャン△』のせいかコロナのせいかわかりませんが、まだ寒いのにキャンプサイトは賑わっていて、ずいぶん活気があるなと感じました。
コロナといえば驚いたのが帰路の朝霧高原です。道路から見える、ふもとっぱらキャンプ場、もちやオートキャンプ場、まかいの牧場、どこもテントや車で一杯です。富士山をバックとした牛のいる牧場の道路沿いには、車がたくさん停まっていてみんな写真を撮っています。
アウトドアスポットはゴールデンウィークを凌ぐ賑わいのようです。