芝倉沢

2018年04月28日(土) ~ 2018年04月29日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,320m
• 下り: 1,472m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:37

9:23 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
9:54 巌剛新道登山口
10:18 一ノ倉沢バス停
10:38 幽ノ沢出合
11:47 中芝新道入口
15:45 稜線
16:13 茂倉岳
16:24 茂倉岳避難小屋
17:00 幕営地

2日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:36

5:54 幕営地
6:00 矢場ノ頭
8:58 茂倉新道登山口
9:30 土樽駅

天候

4/28　晴れ
4/29　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

沢の中を登るので、全体的に注意が必要。
特にS字のゴルジュは稜線からのブロック崩壊や雪崩等が起きやすく逃げ場がない。
主稜線に近づくにつれて傾斜が強くなるので、転滑落に注意。また、稜線に出た途端強風に叩かれることがある。

その他周辺情報

土樽駅周辺は何もなく、電車の本数も少ない。

写真

4/28 9:27

登山指導センターを過ぎてすぐに通行止め

4/28 9:54

巖剛新道入口

4/28 9:55

マチガ沢横断点には一切雪がなかった

4/28 10:15

一ノ倉沢が見えた

4/28 10:18

さすが一ノ倉沢横断点付近は雪が多い。
除雪されていて助かった。

4/28 10:37

幽ノ沢横断点もしっかりと雪で埋まっている

4/28 10:39

幽ノ沢横断点先にある水場「ぶなのしずく」と名付けられている名水

4/28 11:45

これから取り付く芝倉沢が見えた

4/28 11:47

水を汲んで、アイゼン装着して登りにかかる

4/28 11:48

最初は広く緩やかで快適

4/28 12:13

すぐに狭まり傾斜が増す
S字のゴルジュの始まり

4/28 12:18

雪崩れ跡

4/28 12:21

こんなのに直撃されたら一発アウト

4/28 12:21

まだまだゴルジュは続く

4/28 12:52

雪融けが早かったせいか、前回に比べて残雪量が少ない、穴も大きく空いている

4/28 13:07

少し広くなる
稜線は間近に見えるが、まだずっと先

4/28 13:13

傾斜が更に急になってきた

4/28 14:05

後ろを振り返る

4/28 14:05

S字になっているのが分かる

4/28 15:14

ひたすら登る

4/28 15:22

水を汲むことが出来た。雪融けが早いのも少しはいいことがある。

4/28 15:31

稜線へ直接登るには急なので迂回した

4/28 15:45

稜線に上がったところで、後続のモコモコさんを待つ。

4/28 15:45

二人とも無事稜線に到着し、茂倉岳を目指す。
ここで、単独の馬蹄形縦走者に出会った。入山から下山まで出会ったのは芝倉沢を滑降してきた方を除いて、この方だけだった。

4/28 15:55

登ってきた所を見下ろすが、曲がりくねっているので下までは見えない。

4/28 16:04

一ノ倉岳と谷川岳

4/28 16:13

茂倉岳山頂
山頂標識が折れたらしく、そのまま埋め立てられていた。まるで三角点のようになっている。

4/28 16:22

山頂から茂倉岳避難小屋方面へ下山

4/28 16:24

小屋は屋根の一部が見えるだけ、トイレ棟も上部がでているだけ。

4/28 17:00

茂倉新道を少し降りた所から茂倉岳を振り返る

4/28 18:05

矢場の頭手前で幕営、幕営地から茂倉岳
日が暮れてきた

4/29 6:00

翌朝、矢場の頭で。

4/29 6:16

早朝なので、雪が硬くてモコモコさんはへっぴり腰でやっと降りた

4/29 7:02

檜廊下の痩せ尾根

4/29 7:46

石楠花がきれいだった

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ シェラフ

共同装備

調理用食材 調味料 コンロ 調理器具 地図（地形図） GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー カメラ ポール テント テントマット

感想

山人

残雪期の山スキーの名ルートとなる芝倉沢。
2010年に一度登ったことがある。このときは5月中旬でも豊富な残雪できれいな状態で快適に登れた。
2018年は積雪量はある程度あったものの、3月から急に気温が上がり暖かい日が続いて、雪融けが早かったので4月中に登ることにした。
残雪量が前回に比べて少なく、既に大きく穴が空いていたり、傾斜も急になっていた。
それでも天気がよく、雪が安定していたので楽しい登山となった。
1名の男性がスキーで下降してきた。例年ならば、もう少しスキー下降者がいるのかもしれない。しかしながら、我々のスキー技術では、この沢の下降は無理だなと思った。
茂倉岳避難小屋は、5月中旬くらいまでは雪に埋まってまともに使えないと思うので、あてにしてはいけない。
茂倉新道の檜廊下は歩きにくく意外に時間がかかるので、時間に余裕をもった方がいい。特に電車利用の人は、本数が少ないので一本逃すと酷い目に遭う。