【過去レコ】雲取山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 1,818m
コースタイム
鍾乳洞バス停駅→日原林道→大ダワ林道→芋ノ木ドッケ→大ダワ→雲取山荘
2007年11月17日
雲取山荘→雲取山→大ダワ→芋ノ木ドッケ→白岩小屋→お清平→地蔵峠→三峯神社
天候 | 2007年11月16日:曇り のち 雪 2007年11月17日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:三峯神社バス停から西武観光バスで、西武秩父駅 |
写真
感想
2007年11月16日
早朝の東京駅へ向かいます。まだ夜明け前で真っ暗。東京駅5時43分発の各駅停車高尾行きに乗車。立川駅で6時50分発の青梅線に乗り換えて、8時2分に奥多摩駅に到着。久しぶりに奥多摩駅に来ました。駅前に鍾乳洞行きの西東京バスが停車しています。8時10分に発車。平日なので乗客は少ないです。8時34分に鍾乳洞バス停に到着。終点まで乗車したのは3人だけ。バス停前に見晴亭というお店がありましたが、閉まっています。8時43分に出発。すぐに小川谷橋を渡ります。渡ると道は左右に分かれます。右は日原鍾乳洞、酉谷山方面。一緒に下車した2人は右へ行ってしまい、私1人が左の雲取山方面の日原林道へ。林道の木々は紅葉しています。舗装道路から、じきに土道に変わりました。右に孫惣谷林道への橋を分けて八丁橋を渡ります。すぐに天祖山登山口を過ぎて、車両ゲートを通過。さらに林道は続きます。 唐松谷林道への道を分けて林道行き止まり。ここが大ダワ林道登山口への入口。林道を下り、沢に下ります。木橋で沢を渡り、しばらくジグザグの道を急登します。鮮やかに朱色に紅葉した木がありました。急登が終わると、二軒小屋尾根に出て大ダワ林道を登ります。落ち葉がいっぱいの登山道で道標はありません。登山道の印のテープが張ってあるのですが、枝にある赤いテープは短く、次のテープを発見できません。 絶対間違ってると思いましたが、ひたすら上を目指して登っていきました。引き返しても元へ戻れそうもありません。ピークらしき所まで来ると、林道を下ってから初めて道標が見えてきました。一安心です。道標を見ると芋ノ木ドッケ。地図を広げてびっくり。大ダワに向かっていたつもりなのですが、だいぶ右へ進んでいました。 大ダワ林道では無く、二軒小屋尾根の背を直接登っていたのかもしれません。この頃から白いものが降ってきました。道標に従い雲取山に向かいます。急な下りが終わると、やっと歩きやすい尾根道になりました。ベンチのある大ダワに着きました。予定では、ここにたどり着くはずでした。初めてここで登山者に会いました。男坂と女坂の分岐。なだらから女坂を行きます。登山道がだいぶ白くなってきました。男坂と合流して、しばらくすると雲取山荘が見えてきました。山荘前のベンチは真っ白。15時10分に到着です。雪を払って山荘に入ります。ご主人の新井信太郎さんが受け付けでした。ログハウス風のきれいな山荘です。2階の八畳間。豆炭のコタツがあります。相部屋になるかもしれないとの事でしたが、相部屋にはなりませんでした。雪が降っているので山頂は明日にします。水場が外にあるので、汲んでおかないと凍結して出なくなるそうです。1階の受付横に売店があり、ストーブの周りに長椅子があり談話スペースになっています。今日は平日で、空いています。18時に夕食。食堂は20人ほどでした。食後に歯を磨きに外に出ようとすると、ご主人が、水はもう出ないよっ。汲んでおいた水で歯を磨きました。尾瀬の山小屋とは違い、水は貴重なのです。考えてみれば、尾瀬以外の山小屋は、いつ以来だったか記憶にありません。早々と19時就寝。
予定では明日は、富田新道を下り日原に戻る事にしていましたが、三峰への道のほうが良さそうに思えてきたので予定変更。三峰までの地図を持っていなかったのですが、ご主人に聞くと道標がしっかりしているので大丈夫と言わました。
天気は、曇りのち雪。明日の天気に期待です。
尾根道に出るまでの、枯葉の登山道は道がわからず、不安になりましたが、なんとか無事に山荘にたどり着けました。
2007年11月17日
5時に起床。外に出ると満天の星空。良い天気になりそうです。5時半頃から東の空がオレンジ色に染まってきました。日の出予定時刻は6時18分。6時に朝食です。すばやく食事を済ませて、日の出を待ちます。6時20分に日の出、あっという間に昇り切りました。山荘がオレンジ色に輝いています。6時48分に山頂に向けて出発です。山荘左の階段を上がり、薄っすらと雪が積もった山道を登っていきます。7時20分に雲取山山頂に到着です。いきなり、雲の上に真っ白い富士山。すばらしい眺めです。東から南にかけて雲海が広がっています。しばらく、眺望を楽しみます。 少し先に、雲取山避難小屋の屋根が見えたので行ってみます。大きくて綺麗で立派な避難小屋です。ここからの富士山の眺めも最高です。7時45分に下山開始。雲取山荘に戻り大ダワまで、緩い下りを行きます。登山道には霜柱が見られます。階段を登ると芋ノ木ドッケ。昨日の芋ノ木ドッケとは小ピークを挟んで反対側のようです。台風による森林破壊の跡地という場所にベンチがありました。道標では白岩山に向かっていたのですが、小屋が見えてきて白岩小屋に到着。白岩山は尾根道から外れた所にあるようで、通り過ぎてしまったようです。前白岩山、前白岩の肩を過ぎると、階段を下り急降下。お清平という鞍部に出ました。しばらく登り、登りきると霧藻ヶ峰の標識。すぐに霧藻ヶ峰休憩舎という小屋。飲み物やカップメンを売っていました。休憩舎前からの眺めが良かったです。すぐに岩壁に秩父宮両陛下のレリーフ。少し行くと見晴の良い台地に出ました。西に見える隣の山は、和名倉山(白石山)。下って行くと地蔵峠。小さなお地蔵さんいました。登山道は緩やかな下りになり雑木林の、のんびりと歩ける道になりました。炭焼平を過ぎて、二股桧という所で昼食にしました。11時50分。雲取山荘で作ってもらった弁当を食べました。このあたりから、紅葉が見られるようになってきました。奥宮の鳥居。妙法ヶ岳への登山道が続いています。次の白い奥之宮の鳥居をくぐると山道は終わり、杉並木の平坦な道へ。雲取山登山口の標識。12時35分。下山完了です。ちょうどベンチがあったので荷物を整理します。土産物屋を過ぎて、三峯神社を一巡り。駐車場に降りると、西武秩父駅直通の急行バスが停車しています。13時45分発のバスで西武秩父駅へ。15時25分発の特急ちちぶ30号に乗車して帰宅。
今日は、朝から良い天気。
雲取山山頂からの眺めは最高でした。三峰までの登山道は道標がしっかりしていて、安心して歩けて気持ちの良い山歩きができました。土曜なので登って来る人と多くすれ違いました。昨日の日原からの林道は失敗でした。
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