武尊山【過去レコ】〜「オグナほたか」からいくつもの峰を越えて!
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,202m
- 下り
- 1,184m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
わかりにくいところはありませんが、岩場があったり、歩きにくい笹原があったり、なかなかタイヘンな道でした。もちろん川場剣ヶ峰の岩場は巻きましたよ。 |
写真
感想
前日は道の駅白沢に車中泊しました。5時半過ぎに、椎坂峠(当時はトンネルなかった!)を越えて、武尊のペンション村を過ぎると、すぐにスキー場です。広い駐車場に登山道の案内がありますが、車がパラパラ、あまり登る人がいないようです。
登山道の看板のところからはっきりしない道が登っています。すぐに広葉樹林の中の道になります。ふかふかの気持ちいい道です。急坂が緩くなると、30分でスキー場に出ました。ここからはコンクリートの急坂です。ここまで上がってきている車もあります。どうやってくるのかな?
ゲレンデの中をひたすら登っていくと、そのうち、前のほうに山が見えてきました。後で考えたら家の串あたりみたいです。左側が開けると、前武尊が見えてきました。中腹が紅葉しています。スキー場がずいぶん上のほうまで続いています。コンクリートの道も終わり、ゲレンデから潅木の中に入って少し行くと、川場への分岐です。そして、その先急坂になります。登りにくい岩場もあったり、結構時間がかかりました。やっとのことで山頂、でっかい像があり、南のほうが開けているけれど、かすんでいてよく見えません。
そこからがたいへんでした。少し行くと、剣が峰が見えてきました。その先の山も見えます。登山道が家の串を越えているのが見えます。下っていくと巻き道で、これが歩きにくかった!。笹が曲がっていて、それに乗るとすべるんです。崩壊したところも歩きにくいし、岩も出てきました。やっとのことで鞍部に出ます。この先のトラバースも歩きにくいんです。荒海山を思い出しました。木の根や枝につかまっていくようなところが多くなりました。
そこからはピークを2つ3つ越えて家の串の登りになります。このあたりは比較的歩きやすいけどけっこう長いんです。少し先から、沖武尊と中の岳がよく見えます。ここからはかなりこわい岩場。ナイフリッジのようなところを進み、岩場を下ります。もう足が上がらなくなってきました。ちょっとのところもすべるようでこわいんです。ロープがついた岩場はどう下るか分からず、右を巻きます。ここが一番こわかったです。
武尊牧場への分岐点は山のふもとにありました。急に人が多くなりました。山頂の人も見えます。笹原のトラバースも結構登ったり下ったりすると、ひょっこり水場に出ました。さらに樹林を越えると池に出ました。さらに登るとまたナンダカの像があります。その先少しで山頂でした。ずいぶん時間がかかりました。
近くの剣が峰のあたりの眺めはすごいです!。ここまで越えてきた峰峰もすばらしい。遠くは良く見えなかったけど、それでも、だんだんはっきりしてきました。至仏が大きく、燧から白根、皇海そのあたりが見えます。
昼前に下山開始。三ツ池から分岐あたりまではのんびり眺めを楽しみます。その先は緊張する下り、特に鞍部まで1箇所いやな下りがあります。しかしその先、行きにこわかったロープの下がっている岩場は、帰りはどうってことなかったし、そのさきの岩場も行きよりは楽に感じました。
家の串でちょっと休んで、2〜3つピークを越して、いやなトラバース。でもここも短く感じました。滑りやすい笹のトラバースも転ばないですんみました。お昼を食べてちょっと元気になったみたいです。
最後の登りで前武尊。ちょっと休んで最後の下りです。もうつかれました。それでも、あとはスキー場のアスファルトの道を白根や皇海を見ながら下るだけ。アスファルトの道は足が痛くなりましたが、もうこれで安心です。最後、歩きやすい樹林の道を下って、車にもどりました。
いや〜、とにかく長かったですねー。それに、道もあんまり整備されていない感じです。もっとも、わかりにくいようなところはありませんでしたけど…。
この山は2度目でした。ずいぶん昔、武尊神社の方から日帰りで、山頂越えて武尊牧場に抜けて、(バスがないので)そのまま尾瀬に行く国道の武尊口のバス停まで歩いたことがありました。今考えると、とんでもない!、若かったんですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する