大菩薩嶺
- GPS
- 08:58
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
09:20 モロクボ平
10:15 棚倉小屋跡
11:30 かやノ尾山(1429.4m)
12:50 石丸峠
13:25 大菩薩峠
13:45 賽ノ河原
14:15 雷岩-14:45
14:55 大菩薩嶺(2056.9m)
15:55 丸川峠
16:55 舗装路合流
17:10 大菩薩峠登山口
17:20 大菩薩の湯
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西東京バス(950円) 07:25 奥多摩駅 08:18 川久保BS 深山橋BSから登山客なし 【復路】 路線バス300円 18:45 大菩薩の湯 19:09 塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所や道迷いしやすい箇所はありません。 【 ★ イノシシ注意 ★ 】 モロクボ平の手前で体長1mほどのイノシシ1頭に遭遇しました。 詳しい遭遇状況は感想で述べます。 【川久保BS→石丸峠】 コンビニに隣接した川久保BSで下車後、進行方向に進み、右手の派出所を通過し、左手の橋を渡ります。道なりに進んで下り坂になる前に左折して植林帯の登山道に入ります。 ワサビ田を超えてしばらく九十九折りに登りますが、急登と言うほどではなく、淡々と高度が上がります。 モロクボ平からかやノ尾山までは登りらしい登りはなく、樹林帯の中を遊歩道のような登山道が伸びています。 その間、展望はありませんが、 棚倉小屋跡の先、さらに、かやノ尾山では明るく上空が望めます。 かやノ尾山からは登り応えのある山道になり、長峰への分岐(長峰方面は笹が深く道跡不明瞭の注意書きがあります)を経て石丸峠に至ります。 【石丸峠→大菩薩嶺】 石丸峠から笹原を登ると樹林帯に入り、熊沢山を経て苔むした岩や丸太が路面に転がる下り道を下り切り大菩薩峠に至ります。 大菩薩峠から雷岩は一本道で南面が開けており、大菩薩湖や塩山市内を望むことができます。 唐松尾根との合流地点に巨岩の雷岩があります。 大菩薩嶺は樹林帯の中にあって展望はありません。 【大菩薩嶺→裂石】 始めは樹林の中、九十九折りの急降下ですが、すぐにゆるやかな登山道に変わります。 コメツガ林の登山道は、崩落を防ぐため木道や石垣が設けられていて、よく整備されていますが、ところどころ石がゴロゴロしている路面もあります。 樹林がなくなり見下ろすと、笹とススキの原っぱの中に青い建物の丸川荘に至ります。 丸川荘から原っぱを抜けて樹林に突入してしばらくすると急降下が始まります。 大きな岩が段状になっていて、大きな段差になっています。 また、路面にはスリップ痕が残っていて滑りやすくなっています。 下りつづけると左右から水音が次第に大きくなり、左手に白い堰が見え、しばらくすると林道に降り立ちます。 川沿いの林道を進み続けると舗装路に面した駐車場が現れます。 舗装路を下ると大菩薩峠登山口BS、BSのある着きあたりを左折すると大菩薩の湯に向かいます。 【立ち寄り温泉=大菩薩の湯】 大菩薩の湯HP http://enzan.net/sisetu/onsen/hoyou.htm 市外在住者600円/3時間 |
写真
感想
【計画】
紅葉のたよりがレコにもアップされるようになりました。
私が得意とする低山ではまだ早いですが、それでも少しずつ秋めいてきているのでそんな小さな秋を見つけに大菩薩に行くことにしました。
大菩薩嶺は上日川峠からのアプローチがメジャーですが、マイナールートの小菅から向かい、下山道もこれまたマイナールートの裂石に向かうことにしました。
案の定、深山橋BSから登山客は私一人となり、マイナールートのおかげで新たな出会いも体験できました。
【イノシシとの遭遇】
顔を上げると落ち葉をラッセルしている黒い塊が見えました。
最初はそれが何か分からず、立ち止まって見ていると一心不乱に落ち葉をまき散らしながら歩いているイノシシでした。
ここまでの登りで落ち葉の踏み跡が新しいので、最近登山者が通ったのだと思っていましたが、イノシシが掘り返したものでした。
距離は20mくらい離れていて、幸い相手に気づかれていないので写真に収めようカメラに手を伸ばしたとき、トレッキングポール同士をぶつけてしまい、その音に気付いてこちらを見た瞬間にドドドッと地響きを残して樹林の中に猛スピードで消えていってしまいました。
本当にすごいスピードでスタートダッシュからドピューという感じです。
今思えば、写真を撮ろうとは大胆な行動でした。
写真に収めることができずに残念でしたが、襲われなかっただけでも幸いだったと思います。
【雨にも負けず】
この日は朝から雨でした。
それでも奥多摩駅にはたくさんのハイカーが集結しています。
以前の私だったら家にとどまったかもしれませんし、晴れの方が気持ちがいいのですが、最近は雨でも違ったものが見れると思って予定どおり出かけるようにしました。
バスの中でカッパを着こんで降車し、午後には晴れるという予報を信じて出発し、予報どおり昼前には雨が上がりました。
大菩薩嶺は大人気の山だけあって賑わいをみせており、皆さん天候が回復して満足そうでした。
やはり予想どおり紅葉にはちょっと早かったのですが、小さな秋をたくさん見つけることができ私も大満足でした。
ところで、大菩薩嶺での写真、いつものザックの他にシャボン玉が写っています。
左に写っている若い方が、突然、作ってくれたのです。
私が写真を撮る直前、仲間から邪魔だよと注意されていたのですが、私が一緒に撮りたいとお願いところ張り切って作ってくれました。
お陰でいつものさみしい写真に彩りを添えてくれました。
雨にも負けず、大菩薩嶺に来ていただいて、シャボン玉をプレゼントしてくれてありがとうございます。
【靴を新調】
3シーズンはいた靴を新調しました。
入門者用のトレッキングシューズから縦走も視野に入れたモデルにグレードアップしました。
履き慣らしを兼ねて今回のルートはちょうどよかったなと思いました。
急な登り下りが少なく、距離も程よく、舗装路や岩場も少々あって感触を確認できました。
この靴の初山行が雨なのはかわいそうかなと思いましたが、それも試す必要がありましたし、足は濡れることなく見事期待応えてくれました。
前のものより頑丈な作りなのでまだ固さに慣れませんが、安定性は抜群でした。
これから慣れていければ、長く付き合えそうです。
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