［過去レコ］2014年・憧れの赤岳

2014年07月26日(土) ~ 2014年07月27日(日)

• GPS: 27:16
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,821m
• 下り: 1,919m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:11

11:44 美濃戸口
12:31 赤岳山荘
12:39 美濃戸山荘
14:55 行者小屋

2日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:00

6:00 行者小屋
7:27 赤岳
8:27 9:00 キレット小屋
11:14 権現岳
11:55 三ッ頭
15:00 天女山登山道口
15:00 ゴール地点

天候

一日目：晴れ
二日目：強風とガスガス（たまに青空）→雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー

一日目：茅野駅→美濃戸口までタクシー
この日は事故により新宿〜茅野駅のあずさが大遅延、予定のバスに乗れずタクシー
二日目：天女山入口→甲斐大泉駅までタクシー
途中、どこかの温泉施設に立ち寄ったが場所を覚えておらず、その温泉から甲斐大泉駅まではバスに乗った気もします。

コース状況／危険箇所等

コースタイムは写真の時間を確認しながら書き込みましたが、権現岳以降は雨降りで写真を撮影しておらす、山地図のタイムを参考にしています。

写真

茅野駅からタクシーで美濃戸口へ。
何かの事故で新宿発のあずさが大遅延、予定のバスに乗れませんでした。
茅野駅で待ってくれていたリーダーさん、すみませんでした。

さわさわと気持ちの良い水の流れ、

青空！
いいお天気。

赤岳山荘を通過。

影の濃さが夏全開。

大量のアブにガブガブ噛まれながらの南沢。
痛かった。

おー
ギザギザの横岳。

行者小屋に到着。

はーーー
はじめて目の当たりにする赤岳！！

小屋の中。

なるほど。

夕暮れです。
寒いけど、シルエットになった山の向こうに沈むやわらかい陽がきれい。

翌朝、ガスガスの中を出発。

がしがし登ります。

はー
何も見えないけどかっこいいのはわかる。

おお！
なんじゃこりゃ。
すんごいきれい。

息が苦しい。
奥多摩や中央沿線の山々をどれだけ歩いても、疲れたり息があがったりなんてしたことなかったのに、なぜ？？と不思議でしたが、いま考えるとこの時は標高2,500m以上の高所に体が慣れていなかったんですね。

この写真があるということは、文三郎尾根で登ったと思われます。

強風、突風の赤岳山頂。めっちゃ笑顔です。
頭のバンダナは暴れまわる髪の毛をおさえるためにザックから慌てて引っ張り出したもので、当時使っていた「かわいさ優先」のツバの大きいハットは、下から吹き上げる風に煽られ役に立たず。

すんごい場所からすんごい景色を眺めているのは、リーダーかな？
この道、ぜったい初心者向きじゃないと思う…

どーん

おお！
富士山！！

はー
青空。

ここは登ったんだっけ。
下ったんだっけ。

人生初こまくさ。

辛いけど眺めが最高じゃー

長い長い長いハシゴ。

黄色いお花を撮ったんだろうか。
撮れていないけど。

再びガスの中。

権現岳で撮ってもらった写真も満面の笑みです。
バンダナがいい味出してるな…

三ツ頭。

写真はここで終わっています。
この後は土砂降りの雨で写真どころではなくなり、必死で下りました。

感想

suitosuito

はじめての南八ヶ岳、憧れの赤岳を歩いた時の過去レコです。
山歩きをはじめて4年目、高山に憧れはあるものの山道具をコツコツと揃えるのが精一杯、そこへ宿泊を含めた登山となると、何をどうしていいのやら…
そんな時に当時所属していた山岳サークルで赤岳の企画があがり、夢の赤岳山頂に立つことができた、とにかく嬉しかった二日間の記録です。
が、この時のリーダーの「初心者でも大丈夫」の言葉を疑いもせず出かけたものの、今の自分だったらこのルートを初心者には勧めません 笑
急峻な岩場、クサリ場、キレット越え、長い長いハシゴ、そしてはじめて経験する痩せ尾根での強風にざぁざぁと降り出す雨。
「風というより空気のカタマリにぶん殴られる」感覚をはじめて経験したのもこの山行です。突風に体当たりされた瞬間、岩にしがみついた男の人が「うおーーーっ」と叫んでいたのが強烈でした。
本当に夢中で登って下った赤岳ですが、後から見た写真には満面の笑みで写っていて、あぁ嬉しかったんだな、わたし、と何だかしみじみ。
この時のメンバーには感謝しています。
ひとりでは挑戦しづらいルートも、先をゆくリーダーのおかげで怖い思いをせずに歩けました。ありがとう！！