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Yamareco

記録ID: 231339
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部五郎岳・北ノ俣岳≪飛越新道≫[クロベゴロー]

2012年10月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
 - 拍手
votti その他1人
GPS
15:27
距離
28.4km
登り
2,274m
下り
2,254m

コースタイム

4:24飛越トンネル19:51
6:06神岡新道分岐―
6:58寺地山―
9:20北ノ俣岳14:57
11:47黒部五郎岳12:34
天候 くもり→霧雨→小雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯=国道471号=(駒止橋:北ノ俣岳への案内看板有り)=高山大山林道=飛越トンネル
コース状況/
危険箇所等
神岡新道分岐から北ノ俣避難小屋まではぬかるみの道です。雨が降ったらそれこそです。
北ノ俣避難小屋から北ノ俣岳への最初にある木道。斜度によってはスリップします。下りはとくに要注意です。


北ひだの森を歩こう!>北ノ俣岳
http://hidamoriaruki.com/map/kitanomatadake/index.html
飛越トンネル
2012年10月08日 16:46撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:46
飛越トンネル
2012年10月08日 16:46撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:46
神岡新道との分岐点
神岡新道は点線ルートになっていますね
2012年10月08日 16:45撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:45
神岡新道との分岐点
神岡新道は点線ルートになっていますね
ぬかるんだ道が多いです
2012年10月08日 16:45撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:45
ぬかるんだ道が多いです
笠ヶ岳

初雪が降ったそうです
北西尾根が正面みえる
この角度の笠さまがいいですね
2012年10月08日 16:45撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:45
笠ヶ岳

初雪が降ったそうです
北西尾根が正面みえる
この角度の笠さまがいいですね
焼岳も白い

※誤り
こちらは乗鞍岳です…
2012年10月08日 16:45撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:45
焼岳も白い

※誤り
こちらは乗鞍岳です…
乗鞍岳もです

寺地山までの間
展望が開く草地があります

※誤り
こちらは御嶽です…
2012年10月08日 16:44撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:44
乗鞍岳もです

寺地山までの間
展望が開く草地があります

※誤り
こちらは御嶽です…
寺地山から飛騨側の展望
2012年10月08日 16:44撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:44
寺地山から飛騨側の展望
正面には北ノ俣岳

山頂部に雲がかかっているのが気になります
2012年10月08日 16:44撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:44
正面には北ノ俣岳

山頂部に雲がかかっているのが気になります
笠ヶ岳


きょう最後になってしまった
2012年10月08日 16:43撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:43
笠ヶ岳


きょう最後になってしまった
池塘群
2012年10月08日 16:43撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:43
池塘群
木道が続きます

角度にご注意ください
2012年10月08日 16:42撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:42
木道が続きます

角度にご注意ください
振り返ると
有峰湖
2012年10月08日 16:41撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:41
振り返ると
有峰湖
山頂が見えてきました

稜線近くになって風が強くなってきました
2012年10月08日 15:29撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 15:29
山頂が見えてきました

稜線近くになって風が強くなってきました
赤木平

最初は雲ノ平と勘違いしていました
2012年10月08日 16:49撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:49
赤木平

最初は雲ノ平と勘違いしていました
北ノ俣岳=上ノ岳 2661M
2012年10月08日 16:48撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:48
北ノ俣岳=上ノ岳 2661M
2012年10月08日 16:56撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:56
黒部五郎岳

あそこまで行くぜ!
行けるか?
2012年10月08日 16:56撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:56
黒部五郎岳

あそこまで行くぜ!
行けるか?
北ノ俣岳の裾と
赤木岳の裾が延びたところが赤木平
2012年10月08日 16:53撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:53
北ノ俣岳の裾と
赤木岳の裾が延びたところが赤木平
気を引き締めて〜

まさにその通り!

雷鳥?
2012年10月08日 16:51撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:51
気を引き締めて〜

まさにその通り!

雷鳥?
紅葉する赤木沢

2012年10月08日 16:51撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:51
紅葉する赤木沢

おおっ!
薬師岳

このあたりはなだらかな山容な山が多いです
それが雄大でもある
2012年10月08日 16:37撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:37
おおっ!
薬師岳

このあたりはなだらかな山容な山が多いです
それが雄大でもある
北ノ俣を振り返る
2012年10月08日 16:33撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:33
北ノ俣を振り返る
こちらが雲ノ平でした
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こちらが雲ノ平でした
横から赤木平
クロベゴローさん
2012年10月08日 16:21撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:21
クロベゴローさん
黒部五郎岳にまもなく取り付くよ
2012年10月08日 16:20撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:20
黒部五郎岳にまもなく取り付くよ
クロベのゴーロ


一心不乱に登ってます
2012年10月08日 16:58撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 16:58
クロベのゴーロ


一心不乱に登ってます
黒部五郎の肩に到着!

さあ
楽しみにしていた…
2012年10月08日 16:57撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:57
黒部五郎の肩に到着!

さあ
楽しみにしていた…
黒部五郎のカール!


見下ろします
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黒部五郎のカール!


見下ろします
山頂付近にて

化石でしょうか?
だとしたら、
造山運動のロマンを感じました
2012年10月08日 17:23撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:23
山頂付近にて

化石でしょうか?
だとしたら、
造山運動のロマンを感じました
黒部五郎岳登頂!

黒部五郎岳=中ノ俣岳
二八四〇米
2012年10月08日 17:23撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:23
黒部五郎岳登頂!

黒部五郎岳=中ノ俣岳
二八四〇米
これが今回の目的でした

2012年10月08日 17:35撮影
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10/8 17:35
これが今回の目的でした

三等三角点
その名もズバリ
「黒部」
2012年10月08日 17:22撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 17:22
三等三角点
その名もズバリ
「黒部」
2012年10月08日 17:21撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:21
黒部五郎小舎です

すばらしい佇まい
2012年10月08日 17:19撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:19
黒部五郎小舎です

すばらしい佇まい
「箱庭」をミニチュア風に…
2012年10月08日 17:16撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:16
「箱庭」をミニチュア風に…
トイカメラ風


ミニチュア・トイカメラモードのほうが鮮やかに紅葉が撮れる感じだ、なぜ?
2012年10月08日 17:15撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:15
トイカメラ風


ミニチュア・トイカメラモードのほうが鮮やかに紅葉が撮れる感じだ、なぜ?
冬の便り
昨夜黒部五郎にも初雪が降ったようです
2012年10月08日 17:12撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:12
冬の便り
昨夜黒部五郎にも初雪が降ったようです
それにしてもナダラカ
2012年10月08日 17:10撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:10
それにしてもナダラカ
雷鳥 5羽家族のようです


赤木岳付近にて
先ほどの標識のとおりです
2012年10月08日 17:06撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:06
雷鳥 5羽家族のようです


赤木岳付近にて
先ほどの標識のとおりです
2012年10月08日 17:06撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:06
2012年10月08日 17:04撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:04
癒されました


長い下りもこれで持ったのかな?
2012年10月08日 17:04撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:04
癒されました


長い下りもこれで持ったのかな?
北ノ俣岳まで緩いんだけれども登り返しが多くてメンタルが鍛えられました
2012年10月08日 17:01撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 17:01
北ノ俣岳まで緩いんだけれども登り返しが多くてメンタルが鍛えられました
北ノ俣避難小屋付近

霧雨が小雨に変わりました
ここからがほんとうに
長く辛い下りになりました
2012年10月08日 17:00撮影 by  CX5 , RICOH
10/8 17:00
北ノ俣避難小屋付近

霧雨が小雨に変わりました
ここからがほんとうに
長く辛い下りになりました
19:50
飛越トンネル駐車場到着
下界は霧雨もない様子

3連休の中日とは思えない空き具合
あ、俺たち最後だもんね当然だ


疲れ果てました
2012年10月08日 16:59撮影 by  CX5 , RICOH
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10/8 16:59
19:50
飛越トンネル駐車場到着
下界は霧雨もない様子

3連休の中日とは思えない空き具合
あ、俺たち最後だもんね当然だ


疲れ果てました
撮影機器:

感想


黒部五郎岳をはじめて見たのは2年前の笠ヶ岳でした。
去年はカール地形を見たくて双六岳から。高山市からはなだらかな山容。
黒部の奥にあって容易に見ることが出来ない、そんな山ではないでしょうか。
見ることも容易でないのならば、行くというのは…。
ほんとうは黒部五郎岳のカール地形を下から見上げてみたい!という漠然とした目標を持っていましたが、具体的に詰めることが出来ませんでした。

先週久々の山行、五龍岳を登りいきなり火がついた感もある中、Nisidenさんの飛越新道から黒部五郎日帰りのレコを読みました。この日帰りルートは検討していたこともあり、カール下からはまだ今度ということにして、クロベゴローさんを訪ねるだけはしておこうと思い立ちました。

中央道を走っていると23時には雨が降りはじめ、安房峠トンネルをくぐってもまだ止まず、いやな予感がありました。しかし現地雨降ってませんでした。日頃何も徳を積んでいないのにです。これは下りに…。
飛越新道は、ぬかるみが多いと聞いてはいましたので覚悟はありましたが、下りは…。ほんとうに…。
途中樹林のない草地からは笠ヶ岳、焼岳、乗鞍岳が等間隔に並んで、それも白っぽい様が見えました。昨夜の雨は高地では雪になっていたんですね。
このタイミングで笠ヶ岳を見ることが出来たこと、よかったです。

北ノ俣岳、失礼ながらたいへん地味な山だと思いましたが、飛越新道からみるこの山は、なだらかな斜面ながら雄大です。
2661Mから2000M地点まで600Mの緩やかな山体を正面に見ながら、滑ってみたい山だなぁと思ったりしながら登っていきました。(余談ですが、GoogleEarthでみると北ノ俣岳を境に、西は夏山、東は冬山にクッキリと)
高原湿地で木道から、沢になりかけている道などを歩いていくと、やがてハイマツ帯になります。しばらくすると、太郎平・折立から新穂高を結ぶ「本線」にぶつかります。北ノ俣岳の山頂もなだらかで広い。ここまでくるとガスで遠望はできなかったのは残念。風もやや強く吹いていました。こんどは越中(風)VS飛騨(ガス)の戦いが繰り広げられていました。
北ノ俣から中ノ俣乗越まではちょっとした上り返しが続くのが、復路にきいてきます。

「本線」に入ったことで、三連休ということを思い出しました。折立⇔新穂高、なかには室堂→新穂高への縦走される方がほとんどのようです。
写真では伝えづらい紅葉も、曇天、ガスの中なりに映えていました。
雲ノ平が正面に見えるほどの奥地にやってきたんだなぁ。歩いてきましたな。

飛越新道=北ノ俣岳のコースで十分ですが、少し足を延ばして赤木まで来れば黒部の最奥部を見渡せる。ゲートの時間も気にしなくてもいい。
日帰り限定なら、このコースは地味ながらポテンシャルを持っていると思います。

黒部五郎岳の最後の登り、ここは「終い重点の坂路調教」また競馬で例えてしまった…。一気に登りました。
最初に黒部五郎の肩から、つぎに山頂からカールを見下ろしました。

「至福のひと時」

たいへんすばらしい山です。


さて、ここまでの時間は8時間!
かなり巻いていかないと、というか日没前には下りれないでしょう。

そんななか癒していただいたのは、赤木岳付近の雷鳥ご一家。会えてよかった。
ちょうどこのあたりから、水分量の高いガスになり、それが霧雨になり、小雨になり。北ノ俣の木道、案の定滑ります。登りから気になっていた傾き具合。
寺地山近辺で暗闇に。ヘッデンつけてほぼ「ぬかるみ」と化した飛越新道を無事「飛越っ!」。また競馬かよ!

行動時間については、去年の新穂高からの双六岳と比較し、距離・累積標高差がほぼ同じだったということで安易に考えていました。
新穂高は秩父沢出合までは林道であること、復路の上り返しが少ないことが考えになかった。これは反省すべき点です。


黒部五郎岳の良さは上からだけでは半分も分からないでしょう。
次は「青天井の大伽藍の中に」入ってみたいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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