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Yamareco

記録ID: 2316719
全員に公開
ハイキング
北陸

タカンボウ山  - タカンボースキー場から藪道調査完了 -

2020年04月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
10.7km
登り
985m
下り
982m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:36
休憩
0:59
合計
7:35
8:05
126
スタート地点
10:11
10:12
32
10:44
10:46
24
標高1020mトラバース道発見地点
11:10
11:19
23
851m標高点
11:42
11:58
19
ブナオ林道下降点
12:17
12:17
35
851m標高点
12:52
12:52
19
標高1020mトラバース道発見地点
13:11
13:16
46
西北西尾根1015m
14:02
14:28
72
15:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
タカンボースキー場ゲレンデボトムから、さらに上へ車で上がれる。
2020年04月25日 07:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 7:29
タカンボースキー場ゲレンデボトムから、さらに上へ車で上がれる。
通信基地局前に駐車、ここから歩き出す。上に見えているのは第1リフト終点。
2020年04月25日 08:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:02
通信基地局前に駐車、ここから歩き出す。上に見えているのは第1リフト終点。
第2リフト終点そばに第1鉄塔。
2020年04月25日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:29
第2リフト終点そばに第1鉄塔。
反射板のある大高山。
2020年04月25日 08:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/25 8:31
反射板のある大高山。
第一鉄塔に藪抜けで入ったが、山道は別にあった。
2020年04月25日 08:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:36
第一鉄塔に藪抜けで入ったが、山道は別にあった。
大門山はまだ大部白い。
2020年04月25日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:37
大門山はまだ大部白い。
日陰には数日前の降雪が残っている。
2020年04月25日 08:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 8:44
日陰には数日前の降雪が残っている。
ブナ若木の林になる。
2020年04月25日 08:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:46
ブナ若木の林になる。
イワウチワ
2020年04月25日 08:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:47
イワウチワ
杭が持ち上がっているステップがあちこちあるが、
2020年04月25日 08:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:54
杭が持ち上がっているステップがあちこちあるが、
足で簡単に押し込められた。
2020年04月25日 08:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 8:55
足で簡単に押し込められた。
第2鉄塔近くで雪道になる。
2020年04月25日 09:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/25 9:13
第2鉄塔近くで雪道になる。
1030mのピークから。
2020年04月25日 09:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 9:44
1030mのピークから。
道は見えないがペンキマークに導かれる。
2020年04月25日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 10:02
道は見えないがペンキマークに導かれる。
足跡ばかりで本体になかなか会えない野ウサギ。大伸ばしでトリミング。
2020年04月25日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
4/25 10:08
足跡ばかりで本体になかなか会えない野ウサギ。大伸ばしでトリミング。
1週間ぶりのタカンボウ山山頂。
2020年04月25日 10:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 10:10
1週間ぶりのタカンボウ山山頂。
頂上台地を南西へと進む。先週の自分のトレースがうっすら分かる。
2020年04月25日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 10:13
頂上台地を南西へと進む。先週の自分のトレースがうっすら分かる。
道のない西北西尾根を下りて行く。
2020年04月25日 10:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 10:34
道のない西北西尾根を下りて行く。
標高1020mでトラバース道を見つける。
2020年04月25日 10:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 10:44
標高1020mでトラバース道を見つける。
ブナオ林道までの道は割とはっきりしている。ここは痩せ尾根部分。
2020年04月25日 10:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 10:52
ブナオ林道までの道は割とはっきりしている。ここは痩せ尾根部分。
851m標高点。ここは休憩適地。
2020年04月25日 11:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:10
851m標高点。ここは休憩適地。
もう林道の直下なのだが、倒木の右か左か迷った。左が正解。
2020年04月25日 11:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:37
もう林道の直下なのだが、倒木の右か左か迷った。左が正解。
林道登り口には人工物のステップ。
2020年04月25日 11:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:39
林道登り口には人工物のステップ。
林道に出たところ。この木が目印になるが、枯れ木なのでいつまであるか。
2020年04月25日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:41
林道に出たところ。この木が目印になるが、枯れ木なのでいつまであるか。
林道脇のフキノトウを取って帰る。
2020年04月25日 11:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:42
林道脇のフキノトウを取って帰る。
カタクリが咲き始め。
2020年04月25日 11:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 11:47
カタクリが咲き始め。
ブナオ峠から下りてくると、ザックの位置が下り口。
2020年04月25日 11:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 11:51
ブナオ峠から下りてくると、ザックの位置が下り口。
ここでコーヒータイム
2020年04月25日 11:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 11:52
ここでコーヒータイム
タカンボウ山西北西尾根1020m地点に戻り、トラバース道を行く。
2020年04月25日 12:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 12:55
タカンボウ山西北西尾根1020m地点に戻り、トラバース道を行く。
道の場所が分からなくなった。
2020年04月25日 13:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 13:00
道の場所が分からなくなった。
ここは先週手前から来て道を探した場所。正面のくぼんだところに道があったのだ。
2020年04月25日 13:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 13:07
ここは先週手前から来て道を探した場所。正面のくぼんだところに道があったのだ。
先週気にしたピンクリボンマークに出た。
2020年04月25日 13:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 13:09
先週気にしたピンクリボンマークに出た。
これで先週のルートとつながった。
2020年04月25日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 13:10
これで先週のルートとつながった。
タカンボウ山頂台地へ登り返す。
2020年04月25日 13:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 13:51
タカンボウ山頂台地へ登り返す。
山頂に戻った。
2020年04月25日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 14:04
山頂に戻った。
ザックから取り出したのは
2020年04月25日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 14:04
ザックから取り出したのは
雪で冷やしておいた炭酸飲料。
2020年04月25日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 14:04
雪で冷やしておいた炭酸飲料。
トレース辿って下山。
2020年04月25日 14:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 14:33
トレース辿って下山。
自分のトレースにカモシカが通っている。
2020年04月25日 14:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/25 14:36
自分のトレースにカモシカが通っている。
イワウチワに癒される。
2020年04月25日 15:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 15:08
イワウチワに癒される。
行きには見つけなかった、ゲレンデからの山道入口。
2020年04月25日 15:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 15:17
行きには見つけなかった、ゲレンデからの山道入口。
通信基地局横に車が見えて、もうすぐゴール。
2020年04月25日 15:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/25 15:34
通信基地局横に車が見えて、もうすぐゴール。
先週と今週のGPSトラックを編集してルート図とした。
このスケールでは地形図上の道と合ってるように見えるが
先週と今週のGPSトラックを編集してルート図とした。
このスケールでは地形図上の道と合ってるように見えるが
トラバース部分の拡大。地形図の道より概ね20m低い所に実際の道がある。
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トラバース部分の拡大。地形図の道より概ね20m低い所に実際の道がある。

感想

富山県南砺市タカンボウ山の西を通る、境川ダムとブナオ林道間の連絡道の状況調査として、先週は境川ダムから入山しタカンボウ山直下までの南半分を踏査したが、北側へのトラバース道の存在が確認できなかった。今回はその部分と、ブナオ林道からの入口を確認したいが、ブナオ林道はまだ冬季閉鎖中のため、タカンボースキー場から入り、タカンボウ山の山頂から下りる作戦とした。

 タカンボースキー場からのタカンボウ山は、これまでヤマレコに記録を残している範囲で7回登っているが、全て冬期の、スキー場営業中の雪山である。雪がなければこうなっているんだと感心するところが多かった。

 スキー場の第1リフトの終点より1段下に移動通信基地局があり、そこまで車で上がれる。第1リフト終点まではオフロード車なら上がれそうな道があり、その上第2リフトの区間はゲレンデ内を歩く。踏み跡が見えていたり見失ったりで、草刈りはされているのでどこでも歩けるが、切株がやっかいでできるだけ踏み跡を探して歩く。第2リフト終点に対峙して送電線鉄塔があり、その直ぐ手前にゲレンデ端から山道に入る口があったのだが、行きでは見逃して第1鉄塔の基部に短い藪抜けで入った。

 山頂までの中間になる、第2鉄塔までは中部電力の巡視道として整備されている。第2鉄塔の手前で割と急速に雪道になった。第2鉄塔には下から見て左側に着くように道がついていたが、鉄塔から上の道の存在が分からない。冬のときと同じように、鉄塔周りの刈り払いの端を右上へと上がって上端で薄い藪に入った。これも下りで分ったが鉄塔下からの延長線上、すなわち下から見て左側に道はあった。

 樹林帯に入ると、樹木へのペンキマークで道の存在は分かる。1030mの緩いピークを越え、ブナ林の中斜面を上がって、一週間ぶりの山頂に達した。数日前に降っていた筈の新雪もあり、真っ白で綺麗だが予想より雪が深く、カンジキを持ってきた方が良かったかなと思った。なくてもなんとかなる範囲だが、あったら少しは楽だっただろう。

 さて今日はこれからが探検となる。三角点の山頂は頂上台地の北東端にあり、先ず南西へと平坦な台地を歩く。先週の僕のトレースがうっすら認められる。先週登ってきたのは西南西尾根だが、それより北にある西北西尾根を今日は下る。最初は尾根が広くて方向が定めにくく、GPSで確かめながら進むが、次第に尾根筋がはっきりしてくる。

 地形図上で山道と出会う筈の標高1040m地点、ここに山腹をトラバースする道は見つけられない。地形的にありそうにも思えない。下を覗ける地点で見下ろすと、細長く藪の薄い雪面がなんとなく見える。あれは山道ではないか、とそちらに向かって真っすぐ下りてみると、あった! 正しくこれがトラバース道だ。やはり地形図の表記よりは低く、標高1020mにある。トラバース部分の探査は帰りにして、さらに下ってブナオ林道を目指す。

 ブナオ林道に出るまでは、基本的に道ははっきりしていた。一部851pの辺りと最低鞍部では不明瞭で迷いやすい所はあった。テープマークはそれなりにつけられている。藪は基本的に目の前のものを手で払う位で、歩行への支障は少ない。踏み跡を外さなければ、であるが。舗装の林道に丁度上がる所に大きな倒木があり、どちらから上がるのかは迷った。

 林道に上がって、今度はこちらから山道に入ることを考えると、この入口がなかなか見つけにくい。道路から見て、標識があるわけでもない。いきなり急斜面の急降下で、真上から覗かないと、離れてからは山道があるとは見えない。従ってピンポイントでここらに山道がある筈だと探さないと、なかなか見つからないと思う。今回のGPS記録が示す下降点は地形図上のものより20mほど南にある。これを知ってれば大分見つけやすいだろう。

 来た道を戻り、最後の課題、タカンボウ山西面のトラバース道の解明だ。標高1020mの発見地点に戻り、トラバース道を南へと進む。地面は雪で覆われているが、しばらくはやや平坦になっている道の存在が分かる。先週の道に出るまでの半分から先、斜面の斜度が緩く、道のありかがはっきりしなくなり少し迷った。どうにか見つけて進んでいくと、先週歩いた尾根が見え、そこにある、先週見つけたテープマークの所に着いた。やはりここだったか、の思いだった。雪がなくなってしまえば道を辿り易いのではあろうと思われる。

 尾根を登り返してタカンボウ山の頂上台地、行きのトレースに戻って再び山頂へ、ここで祝杯。スキー場への帰路を、自分のトレースを辿る雪道からイワウチワ咲く春の山道へ、そしてゲレンデを下りて車に戻った。

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コメント

Nishidenさん、はじめまして。大門山〜大笠山を周回するに辺り、こちらのレコを参考にしました。残雪期と違い、藪が生い茂って難儀し、3時間掛かってしまいました。境川ダムと林道側の取り付き、トラバースルートへ入る辺りが不明瞭でしたが、後は割と歩き易かったと思います。ルーファイに時間取られなければ使えるかも知れませんね。再訪はないと思いますが(笑)。
2021/9/26 11:32
h2odtmさん、
参考にしていただき光栄です。同年5月31日の周回レコも見ていただきましたでしょうか。
9月18日に反時計回りで周回したのですね。避難小屋が入れなかったとは不運でした。鍵が掛けられているとは信じがたいのですが。
2021/9/28 14:39
5月31日のレコは見逃しました。既に周回されていたのですね。私はブナオ峠の林道からタカンボウルートへの取り付きは探すのに手間取りそうなのと、遅くなった場合迷いそうなので、境川ダム側から入る事にしました。日帰り不可の場合は大笠山の避難小屋を使おう、という事で。どなたかのレコで緊急事態宣言中なので小屋に鍵が掛けられている、という記述を見たような気がするのですが、その通りでした。木製の扉にシリンダーキーが付いており、がっちりロックされてました(苦笑)。入山者はいない、という前提なのでしょうね。
2021/9/29 0:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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