幌内岳
- GPS
- 08:46
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 602m
- 下り
- 587m
コースタイム
Co1050(5:53)-1530藪漕ぎ(9:06)-10時22分山頂(10:22-11:11)-12時40分1672峰(12:40-13:10)-4時59分1270分岐(14:19)-1050P(15:59)
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
幌内岳(1695) ペンケヌーシ9の沢
久しぶりのチロロの会の山行。
一応、カテゴリーは沢登りとしたが一般的な沢屋が期待するものはなにもない。
滝はひとつも無い。しかし、苔むした渓相は沢の楽しさが厳しさだけや難しさだけにあるわけではないことを気がつかせてくれる。
ganさんが日高北部森林管理署から事前に鍵を借りてきてくれていてチェーンを外して中に入ったが荒れた林道を理由に閉鎖するならペンケヌーシ登山口に向かう林道のほうがよっぽど荒れている。
9の沢に掛かる橋がなくなっているところが林道終点としてここから歩く。
入渓するものの帰りに林道がずーっと奥まで続いていることが分かるのである。
一箇所位置の特定に戸惑ったところがある。最近は山行中にすっかりと見ることの無くなったGPSもなぜかkmzファイルが表示されない。(私の場合は30回に1回はある。後で確認するとCustomMapsに目指すファイルがあるでなぜか分かりません。自宅で転送したときSetUpで認識しているか調べるようにしよっと)
渓相は癒し系。ガスの中苔むした様子は素敵である。
特に何もない中で藪に突入する。ここはganさんが地形図の岩稜マークを見て楽できるかと期待していた場所である。小さなボウル地形ではあるもののびっしりと藪が詰まってる。
だが慣れた沢屋にとってはそれほど厳しいものではない。慣れですよ慣れ。
最後のハイマツ帯を越えて稜線に出ると所々のハイマツにノコの切り跡がある。
頂上に着く前からいきなりガスが切れて稜線に上ったとたん、目の前に日高町側の広大な森林が見て取れ、遠くにはトマムスキー場も見えて嬌声を上げる。
頂上は禿げていて眺望・居心地は極めていい。
三角点設置のためのヤグラ跡が朽ちてはいるが残っている。
しばらく山の同定を行う。
遠くにはカムエク・近くにチロロ・ペンケヌーシ・ルベシベ・芽室岳・ポロナイ分岐峰・ピパイロ・1967峰などが見える。目を転じて西を見ると沙流岳・ペケレベツ・狩振山はもちろん夕張岳も見える。
晴れれば日高山脈の第一級の展望台であることは太鼓判を押せる。
しばらくのんびりと時間を過ごして稜線添いに隣の1672に向かう。稜線上の藪は少し濃い。
1672に上ると直ぐ近くにポロナイ分岐が見て取れて日勝峠から芽室岳に縦走したときの記憶がよみがえり、テントを張った場所を懐かしく思い出した。芽室岳もよりはっきり見え双珠別・労山熊見・日勝ピークや広大な十勝平野がよく見えて素晴らしい。
ここから少し東に歩いて沢型に下降する。しばらくは全く水がない。全く滝もない中、分岐に到着する。
行きはガスで全く期待していなかったのに素晴らしい展望に恵まれてとても得したような気分だった。
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