紅葉の白山(平瀬道)
- GPS
- 08:49
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり 硫黄の香りがする露天風呂があります(300円) ※東海北陸道 庄川ICから平瀬道登山口まで1時間ほど 途中、コンビニはありませんので食材は事前に調達しておく必要があります |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特になし お池巡りをする場合、御前峰からの急な斜面で足を滑らさないように注意 ※2012年の白山室堂の宿泊は10月15日までです。 |
写真
感想
6月にお花をじっくり楽しんだ霊峰白山ですが、今度は紅葉を見に行きたい、ということで行ってきました。
当初、白山の麓の白川郷から登っていこうと思っていたのですが、この北縦走路ルートは1泊どころか2泊でも往復するのは厳しい行程ということが判明。
そしたら知り合いの方から「大白川から大倉尾根を登る平瀬道の紅葉が一番きれいだよ」ということを聞き、このルートを日帰りで登ることにしました。
大白川の登山口から白山室堂まではコースタイムで登り3時間10分、下り2時間50分。山頂までの往復1時間半を加えると7時間半となり、これに休憩時間や食事の時間を加えると8時間を超える行程。
さらに、自分の場合、写真を撮るために一つの場所で太陽の光を待つために長時間留まることがあったりするので、さらに時間が増えます。
北アルプスあたりの今の季節は日没が17時ぐらい。山では16時半ぐらいには薄暗くなってくるので、16時までには下山しておきたい。
とすると、空が明るくなる朝6時に出発すると行動できる時間は10時間ほど。
できるだけスピードアップして行動時間や撮影時間を確保できるように、荷物の軽量化を目指しました。
コンロ・ガスも持たず、食事もアンパンとスポーツようかんで。
水も500mlのみ。足らなくなったら室堂で補給する計画。
■平瀬道・大倉尾根(大白川登山口〜大倉山避難小屋)
ブナ林の中、緩やかな坂を登っていきます。
麓は葉っぱはまだまだ緑色ですが、標高を上げていくと次第に黄色になっていきます。
ときどき平坦になって歩きながら息を整えたりすることができるので、大きな休憩をすることなく大倉山を経て大倉山避難小屋に到着できます。
■平瀬道・大倉尾根(大倉山避難小屋〜白山室堂)
避難小屋を過ぎると少し登ると森林限界を超え、視界が広がります。
そして、大白水谷に広がる紅葉がものすごいきれい!
赤に黄色に緑にパッチワークのよう。
日が当たるとキラキラしてとても美しいです。
ちょうど、紅葉のいい時期に来ました。
このあたりから眺める三方崩山(さんぽうくずれやま)はものすごいカッコいいです。
本当に3方向が大きく崩れてますね。
あのお山も登ってみたいです。
また、大カンクラ雪渓から見上げる白山への斜面に広がる紅葉も美しい。
このルートはとても楽しいね。
尾根を登りきると、賽の河原という平坦なところに出て、少し行くと白山室堂に到着します。
■白山室堂〜山頂(御前峰)〜お池巡り〜白山室堂
天気はいいのですが、風が強く寒いのでダウン、手袋、ビーニーを着用して山頂に向かいます。
山頂へは石畳の階段を登って40分ほどで到着。
なかなかよい景色。
雲海の上に槍ヶ岳、穂高連峰などの北アルプスの名だたるお山の頂上が頭を出しています。
山頂の風が強く当たる部分には小さな海老のしっぽができていました。
だいぶ冬が近づいてきています。
ちょっと休んでお池巡りに向かって、室堂に戻ってきました。
6月に来たときにも思いましたが、白山の北西に広がる斜面はスキーで滑るにはとても気持ちよさそう。
また、今回登った大倉尾根の下に広がる大白水谷もスキーで滑るには手頃な斜度だと感じました。
雪が積もったらここでバックカントリースキーを楽しみたい。
※アプローチが大変そうですが…
大白川の登山口には露天風呂があります。入浴料300円。
硫黄の香りがします。
コケでぬるぬるしていたりしてあまりきれいではありませんが、こうした野趣あふれる露天風呂が好きな方はぜひ。
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