【過去レコ】黒部下ノ廊下
- GPS
- 56:00
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,064m
- 下り
- 3,072m
天候 | 晴れ(阿曽原温泉まで、暑かったと思います。下ノ廊下は、日が射しません。 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
黒部ダムから、同じく下山しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秋期限定のバリエーションルートです。 毎年、登山道の状況が変わりますので最新情報が必要です。 |
写真
感想
【過去記録の整理】
当時に読んだ吉村昭の長編ノンフィクション小説『高熱隧道』で、黒部の電源開発の凄さと自然の厳しさに興味を持ちましたね。
黒部下ノ廊下は、是非とも行きたいと思ってたルートです。
とにかく驚きの道でした。
よくぞこんなところに道(手堀)を付けたものだと感心しました。
各峡谷もビックです。岩壁の高さ、大岩ゴロゴロ、雪渓崩落のブロックの凄さには、ただただ
驚かされましたね。自然の力には、人間は小さい存在だと勉強させられました。
一方、日電歩道を作ったという人間の力も凄いと思いました。国策としての電源開発、時代ですかね🤔
もう、高所恐怖症、ビビりなんで二度と行くことはない登山道ですけどね😁
関西電力の黒部ルート見学会は是非参加したいですね🎵(6月はコロナで中止です。)
https://www.kepco.co.jp/corporate/profile/community/hokuriku/koubo/index.html
[日程]
一日目:信濃大町→扇沢→黒部ダム→内蔵助平サイト
二日目:内蔵助平→ハシゴ谷乗越→真砂沢出合→二股(近藤岩)→仙人池→阿曽原温泉小屋サイト
三日目:阿曽原温泉→S字峡→十字峡→白竜峡→黒部ダム→信濃大町駅→松本から急行「ちくま」で帰京
黒部ダム、黒部下ノ廊下に感謝です❗
◆日電歩道(にちでんほどう)
富山県黒部市の仙人谷ダムから中新川郡立山町の黒部ダムまでの黒部川上流沿いに約 16.6 km にわたって延びる歩道。
黒部峡谷の核心部「下ノ廊下」を通る上級者向け登山道であり、コース沿いにはS字峡・十字峡・白竜峡などの景勝地がある。仙人谷ダムでは黒部川の下流方向へ欅平まで続く水平歩道に接続している。
◆黒部ダム
水力発電専用のダム。1956年(昭和31年)着工、太田垣士郎指揮のもと、7年の歳月をかけて、1963年(昭和38年)に完成。
アーチ式コンクリートダム。貯水量2億立方メートル(東京ドーム160杯分)、高さ(堤高)186メートル、幅(堤頂長)492メートル。日本でもっとも堤高の高いダムで、富山県でもっとも高い構築物。
総工費は建設当時の費用で513億円。これは当時の関西電力資本金の5倍という金額である。作業員延べ人数は1,000万人、工事期間中の転落やトラック・トロッコなど労働災害による殉職者は171人にも及んだ(建設現場以外でも、宿舎(飯場)が雪崩の被害を受け87名死亡)。
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