赤石岳から悪沢岳（80~81座目）

2006年08月12日(土) ~ 2006年08月15日(火)

• GPS: 80:00
• 距離: 27.7km
• 登り: 3,123m
• 下り: 3,122m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:00

10:30 椹島ロッジ
13:30 13:40 カンバ段
15:30 赤石小屋

2日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:50

4:00 赤石小屋
4:40 5:00 富士見平
7:00 7:20 赤石岳
11:20 11:30 中岳
12:40 13:00 悪沢岳
14:20 0:00 千枚岳
14:50 千枚小屋

3日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:30

3:50 千枚小屋
5:50 6:00 蕨段
9:20 椹島ロッジ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

1日目：夕方、新幹線で名古屋を発ち静岡駅前のビジネスHで1泊目。
2日目：静岡バスセンター発5:40のバスに乗って、9:00に畑薙第一ダムに到着。9:10発の東海フォレストのバスに乗り換えて10:10に椹島到着。椹島を10:30にスタートして赤石小屋に15:30に到着して2泊目。
3日目：小屋を4:00に発ち、7:00に赤石岳、12:40に悪沢岳（東岳）を経て14:50に千枚小屋に到着して3泊目。
4日目：3:50に千枚小屋を発ち、9:20に椹島へ帰着。椹島発10:30のバスで11:30に畑薙第一ダム着。同ダム発12:30のバスに乗り換えて16:00に静岡BCに到着し、16:14発の新幹線で17:05に名古屋駅に戻った。

コース状況／危険箇所等

　人気のコースなので比較的登山者も多く、安心して歩けたように思う。ただし、登山口に至るまでに時間を要し、乗り換えもあるので、交通渋滞や歩行時間の誤差などもあるだろうから、時間的な余裕をもった計画とするのが良いと思う。

写真

8/13 16:12

　椹島を10:30に出発し、この赤石小屋には15:30に到着した。標高1,123mの椹島から、ここ2,500mの赤石小屋まで5時間かけて登ってきた。

8/14 4:54

　4:00に小屋を出発し、4:40に着いた富士見平で見た富士山。距離が近いので大きく見えて嬉しい。夜明けの富士を見ながら20分ほど過ごす。

8/14 5:47

　鮮やかな青のトリカブト。変わった形の綺麗な花なので、とても猛毒を持った花とは思えないが？

8/14 7:02

　快晴の赤石岳山頂で記念の一枚。一区切りの80座目の百名山である。

8/14 9:00

　小さな白い花の群生。風雪の過酷な環境に咲く花は、こじんまりしていて可愛い。

8/14 10:42

　悪沢岳に向かう途中の、荒川小屋付近の勾配の緩い斜面の花畑。斜面勾配などによって花の種類が違っている。それぞれの環境に適応した場所に咲いている。

8/14 11:26

　標高3,083.2mの荒川中岳にて、自撮りの一枚。

8/14 11:58

　中岳を過ぎたあたりの急斜面に咲く花達。ダーウィン曰、「強いものや、賢いものが生き残ったわけでなく、適応したものが生き残った」。

8/14 12:46

　81座目の悪沢岳。標柱は「荒川東岳」であり、地理院は東岳としているが、深田久弥はそんな平凡な山ではない、「悪沢岳」であらねばならん・・・と書いている。

8/14 13:54

　岩斜面の花畑。

8/14 14:06

　薄いピンクの綺麗な花。

8/14 14:16

　通過地点の千枚岳にて一枚。今夜泊まる千枚小屋はもう近い。

8/14 14:42

　背の高いシシウドの花。大きな花であるが、一つ一つの花？は線香花火のようでかわいい。千枚小屋には計画書より2時間早い14:50に到着した。

8/14 14:46

　翌朝、千枚小屋を3:50に出発し、バス発車時刻の1時間ほど前、9:20に椹島に無事下山した。今回も予想通りの天候に恵まれた良い山旅であった。

撮影機器：

EX-S100 CASIO COMPUTER CO.,LTD

感想

fujisky

　南アルプスの山は登山口まで入るのに時間がかかるので、仕事の合間を縫っての山旅計画を立てるのがなかなか難しい。また、自分としては大好きな富士山が良く見える山が多いので、もっとゆっくり歩きたいが、贅沢は言えない。
　赤石岳と悪沢岳を登る計画は、色々と考えてみたが、時間的には今回のコースが最も良いように思われて実施した。お盆なのでもっと込み合うかと思ったが、山好きの皆さんもお盆は家族サービスで実家に出かけたり、お墓参りをされるようで、お盆の山は思ったより混雑しないようである。
　今回も、好天に恵まれた良い山旅であった。