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記録ID: 237253
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

万太郎山【土樽〜万太郎山〜谷川岳肩の小屋〜天神平】

2012年10月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
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GPS
--:--
距離
14.6km
登り
1,801m
下り
1,096m

コースタイム

土樽駅 8:50
吾策新道入口 9:35
井戸小屋沢の頭 11:45
万太郎山 12:40-12:55
大障子避難小屋 13:35
オジカ沢の頭 14:20
谷川岳肩の小屋 15:05−15:20
天神平 16:15
天候 午前中は晴れ。
万太郎山山頂〜谷川岳肩の小屋までは強風&霧
谷川岳〜天神平は曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
上野駅5:13発、土樽8:42着
コース状況/
危険箇所等
【吾策新道】
ひたすら体力勝負の急登です。途中なだらかな箇所は1か所(30分)程度しかありません。
井戸小屋沢の頭の前後は多少崩壊していたり、道幅が狭い箇所がありますが、トラロープがあるので不安はありません。

なお土樽から登る場合、登山道入口が多少迷います。ガタガタの林道からキレイに舗装された林道に変わる地点に「登山道はこちら」という看板がありますが、「こちら」がどちらなのか解りません。正解はキレイに舗装された林道をあと5〜10分程度歩いた右側です。看板がなければ迷う事はないと思うのですが・・・。

【万太郎山〜谷川岳】
よく整備された歩きやすい道で、危険箇所はありません。
アップダウンは激しいので、体力は使います。
【谷川岳〜天神平】
危険箇所はありません。

感想

どうも谷川連峰とは、相性がイマイチのようです。

紅葉を見に谷川連峰に行きたいと思ったものの、谷川岳の人混みではゆっくり楽しめそうにありません。それでは、と思って考えたルートは、吾策新道から万太郎山に登り、仙ノ倉岳、平標山と谷川主脈の西半分を歩くルートでした。
しかし、結果的には万太郎山から谷川岳に向けて主脈の東半分を歩くルートに変更せざるを得ませんでした。

土樽駅で下車したのは自分ひとり。多くの方は土合駅で下車してしまいました。谷川岳の混雑はこの時点でわかります。
土樽駅から車道→林道を1時間弱歩くと、吾策新道入口に着きます。ようやく登山開始です。
吾策新道は樹林帯の中の急登がひたすら続きます。展望も殆どなく、ひたすら体力勝負の登山です。決して気温が高くなかった当日ですら暑かったので、真夏だったら蒸し暑くて大変だと思います。紅葉はある程度の高さから色づいていましたが、鮮やかという感じではありませんでした。

ようやく展望の開ける箇所に来ると、絶景が待ち構えています。恐らく大ベタテノ頭だと思いますが、標識等は発見できませんでした。
この吾策新道、道は明瞭ですが、テープも標識も看板も殆どありません。井戸沢小屋の頭しか明確な場所はわかりませんした。

大ベタテノ頭から井戸沢小屋の頭の前までは、なだらかで景色も良く、気分よく歩けます。今考えると、当日景色を堪能できた最初で最後の地点でした。

井戸沢小屋の頭の前後は更なる急坂だったり崩壊箇所がありますが、トラロープも設置されているので慎重に行けば問題ないでしょう。もちろん、雨天時や強風時には更なる留意が必要だと思います。

急登を終えやっと万太郎山の山頂に着いたときは、強風&濃霧が発生しはじめていました。
ここまでですれ違った方はわずか2人です。

せっかくの万太郎山にもかかわらず、何も見えません。しかも強風で寒い!
時間はすでに12:40。平標山に抜けるための目安として、万太郎山到着12:00〜12:15、山頂出発はギリギリ12:30だと思っていたので、既にタイムオーバーです。
まあ、これは自分のタイム設定が厳しすぎたためだと思いますが、、、(苦笑)。この時点で平標山を諦め、谷川岳方面に行くことにしました。

万太郎山から谷川岳への道は、非常に明瞭で歩きやすい道です。しかし霧のため、視界が大きく開けるのは霧のわずかな切れ間くらいでした。特にオジカ沢避難所から天神平までは強風&霧は更に濃くなり、歩くのも少し怖いくらいでした。
もし晴れていたら雄大な景色を独占しながら、気持ちの良い主稜線を歩けたはず…と、残念でした。
この天候だったからか、万太郎山から肩の小屋までですれ違った人も2人でした。

肩の小屋でコーヒー休憩をしてからは、天神平まで一気に下ります。
谷川岳山頂は、天候不良で展望が期待できなかった事からパスしました。
さすがにこの天候なので人は少なかったですが、それでも一部渋滞していました。もし天候が良かったら、と思うと、天候の良い日は天神尾根は違う意味で厳しいかもしれないです。
天神平から田尾尾根を下ろうか、ロープウェーを使おうか迷ったけど、この人数なら待ち時間も短いだろうと思ったロープウェーは混雑していて、16:15に行列に並び始めてロープウェーに乗れたのは17時過ぎ。並びながらすっかりカラダが冷えてしまいました。田尾尾根を下った方がヨカッタかもしれません。

肝心の紅葉は、当日の登山行程の中では天神平までの道が一番色づいていましたが、少し赤茶けた感じが目立っていたように思います。今年の谷川連峰の紅葉はイマイチなのかもしれません。

ロープウェー駅から水上駅までは17:30の臨時バスが出ていて、これに乗って水上駅まで戻りました。本当は新幹線で帰りたかったけど、水上駅からだと新幹線を使う意味があまりなく、各駅でゆっくりと帰宅。自宅到着は22時を過ぎていました。

今年8月の西黒尾根の時はあと1分でバスに乗り遅れ、蓬峠の時は暑さでバテて大源太山に到達せずにエスケープ、今回も平標山に行けずに谷川岳方面にエスケープ。
魔の山なので天候が安定しないのは仕方ないとしても、まだ1度も予定通りの登山ができていない谷川連峰…。次回こそは、天気良好な日に予定通りの登山をしたいものです。

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