74座目の塩見岳

2005年08月27日(土) ~ 2005年08月28日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,530m
• 下り: 2,539m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:20

7:30 造林小屋跡駐車場
8:00 0:00 鳥倉林道登山口
10:30 0:00 塩川・鳥倉ルート合流点
10:50 11:10 三伏峠小屋
12:00 12:20 本谷山
13:30 13:40 塩見小屋
14:40 15:00 塩見岳
17:00 0:00 本谷山
17:50 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:50

4:40 三伏峠小屋
5:00 5:40 三伏山
5:50 0:00 三伏峠小屋
7:00 0:00 豊口山のコル
8:00 0:00 鳥倉林道登山口
8:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1日目：名古屋の自宅を4:20に発って中央高速の松川ICで降り、大鹿村の鳥倉林道を走って7:10に造林小屋跡の駐車場に着いた。この日は塩見岳の山頂を踏んで三伏峠まで戻り、三伏峠小屋に泊まる。
2日目：夜明け前に三伏山に登って日の出を迎え、5:40に三伏山を発って8:30に駐車場に戻り、行きと同じコースを走って12:10に帰宅した。　

コース状況／危険箇所等

　百名山の山は何処も良く整備されていているし、天気が良かったので、特に危険や迷いは無かった。

写真

8/27 7:46

　駐車場を7:30に出発し、林道を15分ほど歩いて振りかえり見た駐車地。15台ほど停まっていてほぼ満杯だった。林道は続いているが、車が入れるのはここまで。

8/27 7:56

　林道の左手上の大岩壁。屏風岩というようだ。林道を2kmほど歩いて登山道へ入る。

8/27 9:54

　枯れ枝に付いていて落下したのは、サルオガセ？

8/27 11:18

　三伏山から見た塩見岳。確かに、ずんぐりした入道頭に見える。背後の山は方向的には白峰三山で、右から農鳥岳、間ノ岳、北岳と思うが、定かでない。

　紫の可愛い花。写し手が下手なので写真写りは悪いが、実物はもっともっと綺麗である。

8/27 11:42

　緑の中の鮮やかな赤。

8/27 11:48

　時期遅れの花畑であるが、草の緑と空の青、白樺と白い雲が綺麗である。こんな景色だと元気が出る。

8/27 12:02

　正午頃に本谷山に到着。本谷山から見る塩見岳。山容に特徴があるので、このコースではどこからみても間違うことは無い。

8/27 11:43

　塩見岳のアップ。深田久弥によれば、ここにもジャンダルムがあるというが、左手前の瘤山がそれか？

8/27 13:31

　塩見小屋手前の尾根から見る白峰三山？中央左の大きな山が間ノ岳、その左の尖山が北岳で、中央右が西農鳥岳か？だとすると手前の尾根は仙塩尾根のようである。

8/27 13:38

　塩見小屋に到着。ここで泊まる予定だったが、小さな小屋が満杯とのことで、山頂を踏んだのち、三伏峠小屋まで戻って泊まることにした。

8/27 13:39

　小屋から見る塩見岳山頂部。

8/27 13:45

　見事な這松の急斜面。ここでも緑と、青と白のコントラストが綺麗だ!

8/27 14:01

　同じく、緑と青と白のコントラストが綺麗!山頂はもう近い。

8/27 14:18

　山頂の岩峰。

8/27 14:31

　最後の岩の急斜面の登り。

8/27 14:36

　山頂では二羽の雷鳥が出迎えてくれた！

8/27 14:38

　山頂のトウヤクリンドウ。この薄緑の、控えめの色合いが良い。

8/27 14:42

　山頂にて記念の一枚を撮っていただく。背後はやや高い東峰。

8/27 16:25

　帰り道の午後4時半頃、本谷山辺りから振り返る塩見岳。北側の谷から雲が湧き上がってきている。三伏峠小屋には18時少し前に到着した。

8/28 5:03

　翌朝午前5時の三伏山山頂。塩見岳の日の出が見たくて登ってきた。日の出前であるが、三伏峠小屋が良く見える。

8/28 5:07

　山の背後が明るくなって、特徴的な漆黒の鉄兜がくっきりと見える。

8/28 5:24

　西には雲海に浮かぶ中央アルプスの山並み。北アルプスも肉眼では見えるが、写真には写しきらない。

8/28 5:28

　日の出は5時28分だった！

8/28 5:32

　朝日を浴びる三伏峠小屋。雲海の右奥に見える山は恵那山か？

8/28 5:35

　朝日を浴びる山々の景色を小1時間楽しんだ後、5:40に下山にかかった。

8/28 7:13

　朝日を浴びる白樺の木立が綺麗である！

8/28 7:49

　白い花。

8/28 7:00

　白くて長い花。

8/28 7:46

　青い花。

8/28 7:51

　黄色い花。

8/28 7:54

　つぼみが開き始めた花。サナギから孵る蝶のようであるが、あるいはシシウドの花かも知れない。

8/28 8:18

　並び立つ赤と緑の丸い木立。

8/28 8:20

　空色の花。

8/28 8:22

　紫の花。

8/28 8:24

　白い花。

8/28 8:25

　ピンクの花。

8/28 8:34

　白と黄緑の花。

8/28 8:54

　白い花。

8/28 8:58

　ススキの花が咲いて、山はもう秋の気配である。駐車場へは8:30頃に無事帰り着いた。宿泊予定は少し狂ったが、天気に恵まれた良い山旅だった。

撮影機器：

EX-Z3 CASIO COMPUTER CO.,LTD

感想

fujisky

　塩見岳の山旅は、計画書は塩見小屋に泊まる予定にしていた。しかし、当時の塩見小屋はごく小規模な小屋で、宿泊は無理とのことだったので、三伏峠小屋まで戻って泊まることにした。当時は山小屋に衛星電話などは無く、予約もなく飛びこまれては、山小屋も困っておられたと思う。
　三伏峠小屋の到着は少々遅くなったが、快く泊めていただいて有難い思いをした。おかげで、翌朝は見晴らしの良い三伏山の山頂で朝日の出を迎えることができた。
　多少の狂いはあったが、良い天気に恵まれた良い山旅であった。