紅葉と霧氷の甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜雁坂峠周回)
- GPS
- 03:25
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,060m
コースタイム
9:45 西沢渓谷
10:15 徳ちゃん新道入口
12:20 近丸新道との分岐(昼飯) 12:45
14:50 木賊山 14:55
15:10 甲武信小屋 15:25
15:40 甲武信ヶ岳 16:00
16:15 甲武信小屋
11/3
5:40 甲武信小屋
5:55 甲武信ヶ岳 6:15
6:30 甲武信小屋 6:40
8:25 西破風山 8:30
8:50 東破風山
9:35 雁坂嶺 9:40
10:10 雁坂峠 10:20
12:10 沓切沢橋
13:10 西沢渓谷
天候 | 11月2、3日とも晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
11/2(行き) 塩山駅(8:30)→西沢渓谷入口(9:30頃) 11/3(帰り) 西沢渓谷入口(13:10頃)→塩山駅(14:10頃) http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20121101/kubodairanisizawkeikokusen.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:西沢渓谷ネトリ橋 トイレ:西沢渓谷ネトリ橋 水場:甲武信小屋(50円)、破風山避難小屋(未確認)、雁坂小屋(未確認) コース: 徳ちゃん新道・戸渡尾根は急登もありますが、歩き易いです。 木賊山から甲武信小屋への下りは雪が凍結しており、とても滑りやすく慎重に下りる必要があります。 2200mあたりから雪も残ってましたが、上記区間を除いて軽アイゼンは不要でした。 今後は念のため持参した方が良いです。 雁坂峠を下った峠沢のルートは道幅が狭い箇所や、崖沿いの箇所も多いので注意が必要です。 落ち葉でルートが見辛い箇所もありました。 昭文社・山と高原地図:「25雲取山・両神山」に雁坂峠のコースが記載されてます。「26金峰山・甲武信」には記載されてません。 温泉:塩山温泉・廣友館(10時〜17時 1時間600円) |
写真
感想
今週末は西丹沢・大室山に行く予定でしたが、金曜日が会社公休日と分り急遽コース変更。
以前から名前がカッコイイと思っていた奥秩父の甲武信ヶ岳にしました。
ルートは西沢渓谷から徳ちゃん新道経由で甲武信ヶ岳。
甲武信小屋で1泊し、破風山・雁坂峠経由で西沢渓谷へ下ります。
塩山駅から1時間ほどの西沢渓谷は紅葉の真っ只中。
金曜日ですが観光客は多かったです。
ちなみに土曜日はもの凄い人出で、道の駅近くの駐車場は満車でした。
甲武信ヶ岳へは徳ちゃん新道のルートを利用。
徳ちゃん新道はヌク沢西の尾根道で、急登も多く結構きついコースです。
しかし黄色く色づきはじめたカラマツ林の中、赤く鮮やかな紅葉に癒されました。
近丸新道との合流点近くになると、展望が開け、富士山がどーんと鎮座してました。
合流点で昼食後、徐々に高度を上げると、徐々に霜や新雪が目立つようになりました。
しかしアイゼンを装着するほどでもなく、難なく歩けます。
次の雨でだいぶ積もるかもしれないので、今後は軽アイゼンの準備は必要かも?
木賊山は展望無し。立派な三角点とベンチがありました。
今回の一番の難所は木賊山から甲武信小屋への下りです。
雪が凍結しており、つるつる滑ります。
姿勢をかがめ、木々をつかみながら慎重に降りました。
15時過ぎに宿泊する甲武信小屋に到着。
受け付けを済ませ、ザックを置いていざ甲武信ヶ岳へ。
15分ほどで山頂に到着。
素晴らしい展望が広がってました。
東から大菩薩嶺、富士山、奥秩父山稜、南ア、中央、北ア、八ヶ岳、浅間山、両神山。
金峰山は山頂の五丈岩もはっきりわかりました。
でも、山頂は風が強く凄く寒い。
小屋で置いてきたザックに手袋を忘れたため、早々と退散。
甲武信小屋は古い山小屋みたいですが、トイレはとても綺麗。
食事も夜はカレー、朝食もシンプルでしたが、とても美味しかったです。
ご主人の徳さんは、とても気さくでお喋り好き。
僕のアイフォンのアプリに興味津々でした。
また必ず利用したいと思える山小屋でした。
2日目は朝食後に、再度甲武信ヶ岳山頂へ。
気温は氷点下でしたが、ご来光も見れ、少しづつ色を変える山肌に感動。
雲海に浮かぶ富士山、赤く染まった八ヶ岳、小さいけど滝雲が流れる奥秩父山稜。
甲武信ヶ岳から再度山小屋に戻り、2日目出発です。
天気は快晴ですが、若干雲も多め。
破風山あたりでは、ガスが出始め、展望はイマイチ。
しかし、破風山から雁坂嶺にかけて木々は霧氷に覆われてました。
全く予想もしてなかった自然の美しさに見とれてしまい、写真をパチリパチリ。
霧氷も終わり、少し歩くと、日本三大峠の雁坂峠へ到着。
富士山も見えましたが、日も高くなり、モヤってました。
この辺りは草原に覆われ、春夏はお花畑になるみたいです。
雁坂峠で休憩を取り、西沢渓谷へ下ります。
結構な急坂が続きますが、徐々に紅葉も増えてきました。
徳ちゃん新道が赤が強い紅葉でしたが、この下りコースは黄色く色づく紅葉が多かったです。
沢沿いからは、狭い道も多く、崖も多いコースでした。
車道に到着し、雁坂トンネル有料道路が見えてきたらゴールはもうすぐ。
ここでトラブル発生。
サルの群衆が前方に車道で休んでいる。
こちらに気づいたサルは逃げたが、サルを気にしすぎて、バス停へ下りるルートを見失ってしまう。
緩やかな斜面を見つけエスケープしてバス道路に出れたものの、バス出発ギリギリでした。
バス車中では山小屋でご一緒したハイカーさん3人と再会し、塩山温泉・廣友館で一風呂入って帰りました。
温泉後ビールを御馳走してくれたハイカーさん、ご馳走様でした。
下山後のビールは本当に美味い!
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