雄国沼と雄国山:霧の中にニッコウキスゲ満開
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 497m
- 下り
- 500m
コースタイム
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所など全くなし。 |
写真
感想
今週は南岸に前線で、いかにも梅雨。東北は雨は無さそうだが、山の天気はあまり良くない。土曜、日曜のどちらが天気が良いだろうか。雨でも構わない所ということで、ニッコウキスゲを観に、雄国沼に行ってみることにした。6月上旬に三吉山で、ニッコウキスゲを観たが、山中での一面のニッコウキスゲが見たくなってしまった。この時期は雄子沢の駐車場が直ぐに一杯になるので、なるべく早く出ることにした。5時前に着いたが、既に20台以上駐車。
駐車場から檜原湖方面に20m戻り、道標に従って登山道に入る。直ぐにブナなどの原生林の中を緩く登る遊歩道のような道となる。さすがに、国立公園内なので植林はない。朝5時過ぎだし、天気が悪いので、暗い樹林帯の中のゆるい傾斜の道を登っていく。50分程歩くと、やっと深い樹林帯から出るが、辺りは霧に覆われている。雄国山への分岐を過ぎ、水場を過ぎて登ると、雄国沼休憩舎に着く。きれいな建物で、中にトイレも有り(チップ制)。
休憩舎から少し行くと、金沢峠への分岐があるが、左の湿原方面に向かう。本来なら雄国沼が見える頃なのだが、今日は霧で、全く眺望はない。湿原に到着すると、木道の探勝路が始まるが、左回りの一方通行となっている。木道の両側は、一面のニッコウキスゲである。東北でも鳥海山、月山、和賀岳などニッコウキスゲの名所は多いが、これだけの面積と密度がある所はないな。終わった花もあるが、ツボミもあるので、まだまだ楽しめそうである。ニッコウキスゲの花期は割と長いのかな。雨は降っていないが、周囲は霧に覆われているので、幻想的ではあるが、やっぱり周囲の山も見えないとね。木道の突端あたりで、少し休憩。目立たないが、すぐ下の湿原には、トキソウが咲いている。帰りの木道は、雄国沼に近い所を通るのだが、今日は近くの水面しか見えない。こちら側では、ニッコウキスゲの他にヒオウギアヤメが、咲いているのが見える。雄国沼休憩舎まで戻って、休憩。
ひょっとして、少し高い所に登れば、晴れているかと、雄国山まで登ってみる。休憩舎から少し戻った分岐から、つづら折りの道を少し登ると、やや平坦な尾根に出る。そこを少し行くと、雄国山山頂である。三等三角点と展望台があるが、残念ながら、ここも霧の中だった。この天気だが、雄国山の往復でも15人くらいの方と出会った。メインルートの雄子沢口への下りでは100人以上の方と出会ったが、すれ違いも道幅が広いので楽である。下るに従って晴れ間が見えてきた。今から登ると晴れてくるのかな。
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