本沢温泉ゲートから硫黄岳ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(本沢入口までは舗装されていますが、そこからゲートまでは道幅も狭く凹凸のある未舗装路を行くので、車高の高い4WDでないと厳しいです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは本沢温泉にありました 【下山後立ち寄った温泉】 八峰の湯(ヤッホーのゆ)http://www.yahho-onsen.jp/ |
写真
感想
AM3:30起床、雲ひとつない星空と月明かりの中、AM4:15自宅出発。
上信越道松井田妙義IC〜佐久IC、AM5:15佐久市内にて「すき家」の卵かけご飯で朝食。
AM6:30、R141沿い小海町のセブンイレブンでおにぎり、パン、カップラーメン、スポーツドリンク、行動食のチョコとビスケットを購入、松原湖から稲子湯方面に向かいます。
稲子湯に向かう途中、車のハンドルを切るたびに異音がするが、しばらく走っても収まらず、ますます音がひどくなったので車を止め、ドアをあけてみると、なんと、前輪(助手席側)がパンクしてました...(≧σ≦)しょっく!!
ちょうど目の前に稲子湯の駐車場があったので、そこへ移動してタイヤをスペアタイヤに交換するのに、時間を30分以上ロスしてしまいました。
車をそのまま置いて、今回はみどり池経由で本沢温泉に向かうことも考えましたが、既に時間が8:00近くなっていて、今日は日帰りの予定できているので帰りのことも考えると私たちの足では厳しそうだったので、本沢温泉のゲートまで車で向かいました。
本沢入口までは舗装してあり、普通の車でも問題なく走れそうでした。ただし、地面は霜が降りてスリップしやすそうでしたので、要注意です。
本沢温泉入り口から先は、道幅が狭く、しかも未舗装でえぐれている箇所がある悪路ですので、車高の高い4WDでないと厳しいと思います。
ゲートの前まで4WD+デフロックを駆使して、進みました。駐車場は5台くらいしか停められない広さで、既に3台停まっていますが、空きがあったので駐車してAM8:30、歩き出しました。
10月14日にこのコースを下見を兼ねて本沢温泉まで歩いてみたときは、けっこう距離が長くきつかったような気がしたのですが、今回は意外とあっという間に本沢温泉まで着きました。途中から見た周囲の景観も、前回とはだいぶ季節感が異なっていました。なにより、下から見た硫黄岳に雪が積もっていたのが、一番の違いです。途中のテント場には、テントが2張り。夕方帰るときに通りかかったら、7〜8張りほどに増えていました。
本沢温泉〜夏沢峠までの道は、今回初めて歩きましたが、上りきったところで突然やまびこ荘の脇に飛び出るので、それまでの樹林帯の道から一気に視界が開け、達成感がありました。そして、これも今年7月14日にガスと強風の立ち込める中を、オーレン小屋〜夏沢峠を経由して山頂を目前にして途中で撤退した、硫黄岳の山頂に向かう道を行きました。
前回撤退したあたりに差し掛かると、やはり風が強くなってきました。おまけに雪があったり、ところどころ凍結していたりで、緊張しましたが、眺望は最高で、日差しもあるので、歩いていて気持ちよかったです。
ケルンを頼りに巨大な火口壁を左に見ながら登りきった先に、山頂が広がっていました。蓼科山のように、石がゴロゴロとあたり一面に転がっていますが、雪はそれほど深くもないので歩きやすく、何よりも赤岳がすぐ目の前にそびえており、雄大な展望が楽しめました。
時間は既にPM0:40、山頂でお昼ご飯にしたかったのですが、風が強くて寒かったのであまりじっとしていられず、帰りの時間のことも考え、PM1:00、下山を開始しました。
帰りは来た道を戻って、夏沢峠で遅い昼食を軽く食べ、PM2:00近くに本沢温泉に向けて歩きはじめ、1時間ほどで本沢温泉に到着。本沢温泉はかなり混み合っていたのでゆっくり休むこともなく、ゲートに着いたのはPM4:00過ぎとなりました。
隣に停まっていた車が、朝とは入れ替わっていて、その車の持ち主で広島から来たという男性単独者の方としばし話をしました。途中であちこちの山に登りながら、ここまできたそうです。今日は鳳凰三山に行っていたとか...そして今晩ここに車中泊、翌日、本沢温泉〜天狗岳にのぼるそうで...すごい方です。
しばし山の話で盛り上がった後、男性とお別れし、ゲート前から車に乗り込み、本沢入口の舗装道路に出たところでゼッケンをつけたランナーに遭遇。何かの大会かと思っていたら、さらにその先で複数のランナーを見かけました。もう暗くなりかけているのに、まだ走り続けています。後で帰宅後、調べてみたら、「OSJ八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース」という、なんと二日間かけて八ヶ岳山麓を一周するという、ものすごい大会と分かりました。
帰りに「八峰の湯」に寄ってみようと思い、稲子湯の先を車で移動していたら、橋の上でなにやら事故があったようで、足止め。警察官が寄ってきて、「車がスリップして橋の上でガードレールに衝突して、いま事故処理中なので、あとどのくらいかかるか分からない」というのでUターンして、稲子登山口のほうから松原湖へ回りこみ、八峰の湯で温泉に入り、併設の食堂でエビフライの卵とじ丼を食べて帰りました。
PM7:30頃、八峰の湯から松原湖畔を過ぎたあたりを車で通りかかると、まだまだ大勢のランナーがヘッドランプを頭にともして走っていました。
国道141号に出て、さて無事に家に帰れそうだと、安心した矢先、渋滞を避けるためにいつもの小海町内の裏路地を走行中、今朝聞いたことのある異様な音が聞こえてきました。
いやな予感がして車のドアを開けてみると、なんと本日2度目のタイヤのパンク発生...またまた(≧σ≦)しょっく!!
今度は運転席側の前輪です。すぐに違和感に気づいて、車を安全な場所に停止したので、タイヤへのダメージは少なかったようで、車に積んでいたパンク修理剤を注入で、事なきを得ました。同じ日に2回もパンクするなんて、しかもスペアタイヤは既に助手席側に使ってしまっているので、どうなることかと思いました。
そんなわけで、車のトラブルはありましたが、7月以来の念願だった硫黄岳の登頂に成功し、展望を楽しめましたので、PM10:00近くに自宅に着いてからも、登頂の余韻に浸ってしまい、感動で嬉しくてなかなか寝付けませんでした。今回の大半のルートは、以前に歩いたことのあるコースだったこともあって、体力的・精神的にもかなり余裕でした。事前の下見の効果は絶大だと、改めて感じました。これも、距離的・時間的にも自宅から手軽に来られる八ヶ岳ならではの利点ですね。いろいろな登山ルートがあるのも魅力で、今後、ますます八ヶ岳にハマりそうな予感です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する