唐松谷林道で雲取山
- GPS
- 10:18
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,357m
- 下り
- 2,375m
コースタイム
06:50 小川谷橋
08:15 吊り橋
08:35 富田新道分岐
10:05 ブナ坂
10:35 奥多摩小屋
10:55 小雲取山
11:10 雲取山山頂(2017m)-13:10
13:50 奥多摩小屋
14:20 ブナ坂
15:30 水場
16:35 小袖駐車場
16:50 鴨沢BS
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 06:00 奥多摩駅 バス(西東京バス) 06:02 奥多摩駅 06:30 東日原 【復路】 バス(西東京バス) 17:06 鴨沢 17:43 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 唐松谷林道の登山道で道幅が狭く、谷側に傾斜している所が2,3箇所ありますが、慎重に進めば問題ありません。 【東日原BS→登山口】 日原集落の中を鍾乳洞方面に登っていきます。 小川谷橋を左折して日原林道に入り、引き続き舗装路を進み、途中から未舗装路に変わってからも進み続けます。 日原林道沿いには巨樹を巡るコース案内がいくつかあります。 巨樹コースの「熊宿の森」を過ぎるとすぐ唐松谷林道や新田新道に向かう登山口があり、この二つは途中で分岐します。 【唐松谷林道】 日原林道から日原川に向かって急斜面を下ると吊り橋に至ります。 吊り橋は長さ10mほどでワイヤーで吊られ踏み板は木でできています。 多少揺れますが、全く不安なく安全に渡れます。 吊り橋を渡り出すと左手正面に支流があり、豪快に落ちる滝が見えます。 この支流沿いに、しばらく登山道を進むと新田新道との分岐点が現れます。 分岐後は始めこそ急坂ですが、すぐにゆるやかになります。 ところどころ、片足がやっと乗るくらいの道幅しかないところや谷側に傾斜したところもあり、注意深く進む必要があります。 支流を左手に見ながらゆるやかに登り下りを繰り返しながら登山道が伸びています。 路面は落ち葉が積もっていますが、進路を見失うことはありません。 一旦、支流から離れた高さまで登りますが、次第に下って川と同じ高さにまで下りてしまいます。 そのまま川べりを進み、支流に架かった丸太橋を渡ると本格的な登りが待っています。 落ち葉の登山道を進み続け左手の七ツ石山が近づき、尾根道に飛び出すとそこがブナ坂です。 |
写真
感想
【計画】
このところ天候に恵まれず、この週末もあまり期待できないので、平日に会社を休んで行こうと計画を立てました。
7日に唐松林道が桟橋架け替え工事が終わるので、新しくなった木橋を1番に渡ろうと思い、このルートにしました。
七ツ石山と鷹ノ巣山にも足を伸ばし、紅葉を満喫しようと出発しました。
【唐松林道】
山と高原地図のコースタイムでは3時間の登りとなっていますが、意外と早く着きました。
途中、お目当ての木橋を渡って満足です。
おそらく一番乗りと思われる木橋には周りにおがくずが散らばっていて、新鮮な木の香りが鼻をくすぐり、いかにも工事直後といった感じです。
こういった登山道の整備があるからこそ山歩きが楽しめるのを実感し、感謝の念を込めて一歩一歩ゆっくり渡らせてもらいました。
【予定変更】
日原集落でお会いした地元の方は、最近になって急に冷え込んできて、同時に紅葉も進んだとのこと。
抜けるような秋の青空の下、東日原から見上げると紅葉も綺麗に映え、気分は上々でした。
山頂は数人のハイカーが食事をしてい巻いた。
私は決まって避難小屋横の岩の上で石尾根を眺めながら食べます。
そこは石尾根のほか、右手の飛龍山、左手の長沢背稜まで見渡せます。
飛龍の稜線の背後に雪をいただいた冬の富士山が美しい裾のを広げ、心なしか大きく見えました。
昼食後、ぽかぽか暖かくなってきて、うとうと・・・
10分ほどしか眠っていないのですが、目覚めてもまどろんでいるような心地ちよさ。
・・・帰りたくない・・・もうちょっとここにいよう。。。
ということで、コーヒーを淹れて景色をボーっと眺め、飲み終わる頃には、七ツ石や鷹ノ巣はやめよう、他のピークを踏んで気分を上書きしたくないと思うようになりました。
静かな山頂で美しい自然にいだかれて、心も身体もゆるみきっていたので、この余韻のまま帰ることにしました。
下るときもブナ坂まで何度も目に焼き付けるように景色を楽しみながらのんびり歩きました。
急いで帰りたくなかったので、鴨沢まで4時間もかけてまったりと歩いてきました。
【小ネタ】
小雲取山の急登は、真夏は汗がポタポタと滴り落ちるほどで、この季節でも息を切らせてゆっくり登らないとバテバテになってしまします。
そこで、考えたのが一旦富田新道に周って登るというものです。
ヨモギノ頭を下ると直進して小雲取山に進む道と、右に進んで富田新道に至る分岐があります。
これを右に進むというもので、最後は小雲取で合流するので、登る高さは同じですが、いわば女坂といったところで、距離は長くなるものの勾配は緩くなります。
また、砂れきの急登を滑るのを気にせずに登れる点もメリットです。
今回、このルートで登ったところ、分岐してから合流するまで10分ほどでしたので、時間的にはさほど変わらないかなという印象でした。
体力や足の具合を考慮してこの選択もありかと思います。
LArcさん 初めまして。 Inoと申します。私の記録にコメントをいただきありがとうございました。こちらにコメントさせていただきます。
避難小屋の横の岩場でずっと景色を見ていた方がいたのは覚えています。
11月8日は本当に天気が良く、最高の景色を楽しむことができましたね。風もなく、富士山もきれいで、紅葉も最高で、幸せを感じました。
小雲取山の登りは、汗を拭きつつ・・・の登りでした。半袖になろうかと思ったくらいでした。
メスティンは最近購入した調理道具です。「げんさん」という方の「山めし礼賛」というHPに触発されて最近購入しました。
これからもLArcさんのヤマレコ記録を楽しみにさせていただきます。
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