withコロナ時代の登山。梅雨の晴れ間に剱岳。↑早月尾根、↓別山尾根(行こう！歯科健診登山部！)

2020年07月21日(火) ~ 2020年07月23日(木)

• GPS: 48:51
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,990m
• 下り: 1,331m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:01
• 合計: 4:57

距離 5.3km 登り 1,464m 下り 21m

7:57 スタート地点
8:40 松尾平
10:12 早月尾根標高1600m標識
11:40 11:41 1920.9m三角点
12:54 早月小屋

2日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 2:08
• 合計: 7:42

距離 6.6km 登り 1,017m 下り 703m

7:56 早月小屋
9:11 9:34 標高2600m標識
10:16 10:33 標高2800m標識
11:03 11:15 カニのハサミ
11:22 11:52 剱岳
11:56 11:57 カニのハサミ
12:08 12:16 カニの横バイ
12:23 12:33 平蔵の頭
12:47 12:53 前劔の門
13:00 前剱
13:43 13:49 一服剱
14:09 14:11 剣山荘
15:15 15:28 剱澤小屋
15:38 剱沢キャンプ場

3日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:44

距離 5.2km 登り 509m 下り 609m

6:04 剱沢キャンプ場
7:04 7:05 剱御前小舎
8:01 浄土橋
8:13 8:14 雷鳥沢ヒュッテ
8:21 雷鳥荘
8:36 8:37 みくりが池温泉
8:46 8:47 ホテル立山
8:48 ゴール地点

写真

ヘルメットに、コロナ収束祈願のアマビエを追加。

写真に写し込むこれにも。

7/19 17:56

テント泊の装備は10.1キロ＋水2.5Lで12.6キロ。

今回は早月小屋がコロナの為休業。
水の補給ができないので、合計5L担ぎました。

荷物が12キロを超えると大丈夫かな？と心配していた右の背中、脇腹の痛みは許容範囲内。
胸を張り、背筋を伸ばすのを忘れたり、疲労が溜まると痛くなりますが、こまめに休憩を取る事で対応できそうです。

7/20 22:14

バスタ新宿。

今回の山行は、自分がコロナに感染しない…だけでなく、自分が「隠れコロナかもしれない」と仮定し、コロナを撒き散らさない為にマスク、ソーシャルディスタンス、手洗いを可能な限り実行しました。

7/20 22:16

閑散としています。

7/20 22:16

マットはザック横に付け直しました。

7/20 22:23

どこもコロナ対策。

7/20 22:23

夜行バスに乗り込む前に夕食。

7/20 22:30

富山へ。

7/20 22:33

夜行バスに乗り込みます。

実際には私を入れて4名程。

7/20 22:36

スカスカ。

7/21 5:15

翌朝、富山駅到着。

7/21 5:16

路面電車。

7/21 5:38

コンビニで朝食。

7/21 5:41

JR、路面電車、あいの風富山鉄道、富山地方鉄道の4路線が乗り入れ。

7/21 5:42

富山地方鉄道駅へ。

7/21 5:44

ここからアルペンルートにも行けますが…今回は上市駅で降ります。

7/21 5:44

黒部渓谷、宇奈月温泉駅へも。

7/21 5:45

高速バスのハブにもなっている模様。

7/21 5:45

Suicaは使用不可。

7/21 5:46

立山観光ポスター。

7/21 5:46

富山地方鉄道、路線図。

7/21 5:53

ワンマン運転。

7/21 5:53

撮り鉄への注意喚起。

7/21 5:54

コロナ対策で窓開け推奨。

7/21 5:54

開けました。

7/21 5:57

膝痛予防のテーピング。

7/21 6:05

右背中、右脇腹痛予防のゴムベルト。

7/21 6:11

路線図。

7/21 6:13

晴れてたら車窓から剱岳が見えたのかな？

7/21 6:17

雲で剱岳は見えず。

7/21 6:22

上市駅到着。

7/21 6:22

駅に輪行袋の注意書きがありましたが、富山平野はサイクリングが盛んなのでしょうか？

7/21 6:24

客引きのオバちゃんに誘導され、タクシーで馬場島へ向かいます。

7/21 6:25

コロナ対策で窓を開けます。

7/21 6:52

伊折の冬季ゲート。

7/21 6:53

早月川。

7/21 7:01

敗退して馬場島に戻る場合も想定し、タクシーの電話番号を記録。

7/21 7:02

馬場島到着。
車は二台のみ。

7/21 7:02

馬場島荘。鍵は閉まってました。

事前に電話で問い合わせたところ
「新規の山荘宿泊は断っている」
「テント場のトイレ、水道は使える」
との事。

7/21 7:03

装備はこんな感じ。

短パンにアプローチシューズ。

7/21 7:03

遭難者のポスター。

7/21 7:03

早月小屋は休業中。

7/21 7:03

遭難者のポスター…

7/21 7:04

馬場島荘。

7/21 7:05

テント場の岩には、遭難者の追悼プレートが多数。

7/21 7:05

追悼プレート。

7/21 7:05

「小窓尾根下山中に遭難」

7/21 7:07

自分が感染を広めぬように、持参したアルコールスプレー。

7/21 7:11

冬季閉鎖の板を貼ったままの公衆トイレ。

出入り口は空いてますし、水も流れていますが、本格的には開けていないという事でしょう。

7/21 7:12

よく手を洗います。

7/21 7:14

コロナ対策ポスター。

7/21 7:14

キャンプ場の炊事場。

7/21 7:17

本日は早月小屋でテント泊、明日は剱岳山頂経由で別山尾根を下降。

今日の予報は概ね曇り、夕方から雨。明日は夜明けまで雨、朝方以降は晴れの予報。

それ程気温は上がらないようですが、余裕を持って5L担ぎます。

7/21 7:25

良いキャンプ場ですが、誰もいません。

7/21 7:25

テントサイトにバーベキュー用コンロがある場所も。

7/21 7:26

大窓、小窓、池の谷、赤谷方面。

7/21 7:27

石碑。

7/21 7:28

キャンプ場の中に石碑が点在。

7/21 7:29

早月尾根へ。

7/21 7:30

剱岳は岩と雪の殿堂である。
人身(心身？)とも鍛錬された人々よ来れ。

鍛錬…されてるか自信はないですが…

7/21 7:31

如来様？

7/21 7:31

これを見にきました。
試練と憧れ。

7/21 7:32

御堂。

7/21 7:32

いざ、早月尾根へ。

7/21 7:50

追悼プレート。

7/21 7:50

追悼プレート。

7/21 7:57

追悼プレート。

7/21 7:58

早月小屋まで5.4キロ。
標高差1440m。

5時間位かな？

7/21 7:58

早月尾根取り付きの看板。

7/21 7:58

注意のお知らせが沢山。

7/21 7:58

早月小屋からのお知らせ。

7/21 7:58

これも。

7/21 8:03

下部は木の根多し。

7/21 8:13

見事な杉。

7/21 8:33

展望台。
標識あり。

7/21 8:34

ベンチあり。

7/21 8:34

右脇腹、背中の痛みは許容範囲内。

7/21 8:36

ブナグラ谷？

7/21 8:41

背中が丸まっていると右脇腹、右背中が痛いですが

7/21 8:41

胸を張り、背筋を伸ばしていれば痛くありません。

7/21 8:51

巨木。

7/21 8:53

枝から芽？が出て育ったように見えます。

7/21 8:53

ビバーク出来そうな木のうろ。

7/21 9:06

また木の根。

7/21 9:15

標識1200m通過。

7/21 9:19

ブナグラ谷？

7/21 9:19

ブナグラ谷の取水口？

7/21 9:35

残置されたグローブ。

7/21 9:42

立山川方面。

7/21 9:42

立山川沿いの人工物。
なんだろ？

7/21 9:51

右脇腹はちょっと痛みますが、背筋を伸ばして胸を張れば許容範囲内に。

7/21 9:53

標識1400m通過。

7/21 10:11

標識1600m通過。

7/21 10:11

ガスガス…

7/21 10:58

トンボ。

7/21 11:07

標高1800m通過。

7/21 11:31

1920mの三角点？

7/21 11:46

股擦れ？痛い…

7/21 11:51

避難小屋跡。

7/21 11:52

池。

7/21 11:58

年季の入った赤布。

7/21 12:00

標識2000m。
早月小屋まであと1キロ。

7/21 12:20

早月小屋手前の池。

たとえ浄水器を持っていても、飲むのには躊躇します…

7/21 12:31

この先も度々見かけた、立ち入り禁止の標識。

古い踏み跡がいくつもありました。

7/21 12:42

鎖場。

7/21 12:43

スラブの鎖。

7/21 12:50

早月小屋を見下ろす丸山。

7/21 12:51

富山方面。

7/21 12:51

早月小屋。

7/21 12:53

今シーズンはコロナ休業。

7/21 12:56

事前情報通り、公衆トイレは使えました。

7/21 12:56

ただし男子用のみ。

7/21 12:57

貸し切りでした。

7/21 12:58

標識を確認。
剱岳山まで2.9キロ。

7/21 13:03

早月小屋までで1.5L消費。
晴れていたらもっと消費したかな？

7/21 13:03

水の残りは3.5L。
明日は剱岳山頂経由で別山尾根下降、剣沢か雷鳥沢でテント泊予定。

7/21 13:16

気温は補正値でマイナス2℃？
濡れて表示が狂ったかな？

7/21 13:21

テント設営。

7/21 14:02

お見苦しい写真で申し訳ない…
股擦れが痛いのでテーピング。

7/21 14:03

左右とも。

7/21 14:07

テント設営。いつものストックシェルターではなく、雨対策でやや大きめのモノポールシェルター（モンベル）を選択。

汗でぐっしょりのシャツと短パンを干します。

7/21 14:09

菓子パンで昼食。
ガスは無しのノークックスタイル。

7/21 14:39

日帰りで下山してきた方。愛媛から。

雨が降ったら五本指靴？に履き替えるとの事。

いくつかのメーカーから出ている模様。

7/21 14:58

食休み。

7/21 15:21

上市駅でタクシー客引きのおばちゃんから頂いた飴。

梅塩飴を食べ、グルコサミンは下山後のお楽しみに取っておきます。

7/21 15:49

雷鳴が聞こえてきたので、緊急避難でトイレに。

7/21 15:50

奥に行くと臭い…
入り口に近いと雨に濡れる…

7/21 16:05

傘をさしてみたり。

7/21 16:17

雨脚と雷鳴が強くなり、結局奥に避難。

7/21 16:43

ガス越しの剱岳尾根。

7/21 16:43

猫耳岩と命名。

7/21 16:54

爪先が冷たいので、テムレスをはきます。

7/21 18:26

ランチパックで夕食。

7/22 5:10

一夜明けの気温は、補正値でマイナス9℃？
濡れるとダメなのかな？

7/22 5:11

一度4時に起きましたが、雨が止んでいなかったので二度寝。
5時に朝食と出発準備を始めます。

7/22 5:13

天気予報では、6時頃には雨は止むとの事。
このまま止まなければ、敗退もやむなしと考えていました。

7/22 5:22

準備中。

7/22 5:34

剱岳山頂経由で別山尾根から降りるなら、2L有れば十分でしょう。

1Lは出発までの時間で飲む事に。

7/22 5:41

少しでも軽くなるかなと、昨日の雨で濡れた装備を干します。

7/22 6:06

6時。雨はなかなか止んでくれません。
この時に、東京からの単独男性が一人通過。

昨夜10時に上市駅を出発、ここまで歩いてきたとの事。凄い！

7/22 6:10

太陽が顔を出しました。このまま晴れてくれるかな？

7/22 6:15

太陽と剱尾根。

7/22 6:15

猫耳岩。

7/22 6:21

猫耳の向こうには北方稜線が。

7/22 6:33

濡れたトイレットペーパーも干します。

7/22 6:33

他の装備も干します。
どうせ歩き出したら汗びっしょりになるのですが…

7/22 6:36

日焼け止めを肌に。
メンタムはアナル周辺に塗り込みます。
※擦れ防止です。

7/22 6:45

右は東京の男性の靴跡。トレランシューズ？

左は私。スポルティバTX4、アプローチシューズです。

7/22 6:49

晴れたので剱岳山頂が見えました。
朝7時頃、別の単独男性も通過。

岩が乾くのを待つ為に、出発は8時に決めました。

7/22 6:52

左から猫又山、ブナクラ乗越、赤谷山、白萩山？

7/22 6:56

奥大日岳の稜線直下に雪庇の残り？

7/22 7:03

ゴムベルトをしても、背中が丸くなると痛みが出ます。

7/22 7:03

胸を張り、背筋を伸ばせば(概ね)大丈夫。

7/22 7:05

早月小屋、日本海側入り口。

7/22 7:06

二階にも出入口が。
あそこまで積雪があるという事でしょう。

7/22 7:07

玄関？の雨樋には天水を導くホースが。

7/22 7:07

ホースが伸びる先は…

7/22 7:07

貯水槽。

7/22 7:11

準備運動がてらウロウロ歩き回り、靴紐を微調整します。

7/22 7:32

昨日は外付けにしていたマットは、岩場通過に備えてザック内に移動。

7/22 7:47

快晴！出発します。

7/22 7:56

かと思ったら、またガスが…

7/22 7:57

まずは山頂まで2.9キロ。

7/22 7:59

ハイマツ？の新芽。

7/22 8:02

ハシゴ。

7/22 8:11

崩落地。

7/22 8:22

雲海。

7/22 8:22

森林限界を超えました。

7/22 8:23

左のピークは剱御前かな？

7/22 8:26

手前から剱尾根、北方稜線、奥は後立山？

7/22 8:28

標高2400m通過。

7/22 8:32

日陰はベチャベチャの箇所も。

7/22 8:39

左から長次郎ノ頭、長次郎のコル、剱岳山頂？

7/22 8:47

山頂近くには、廃道になった踏み跡が一杯。

7/22 8:47

岩には薄っすらとペンキマーク。踏み跡も見えます。

7/22 8:49

鎖場。

7/22 8:50

帽子のつばからは、汗が滴り落ちます。

7/22 8:52

積雪期はロープがないと下降は難しいかな？

7/22 8:54

真新しいステップ。

7/22 9:02

暑いので腕まくり。

7/22 9:09

標高2600mで、雪渓歩き。

7/22 9:10

滑り止めに、ストックのキャップを外します。

7/22 9:11

チェーンスパイクは持参せず。
登りなら問題ないと判断しました。

7/22 9:11

仮に滑っても、山側に落ちる？ようなラインを歩きます。

7/22 9:12

先行者の足跡あり。

7/22 9:16

雪渓を無事通過。

7/22 9:19

ストックのキャップを戻し、ザックに収納。

7/22 9:27

ランチパックで小休止。

7/22 9:30

またガス…

7/22 9:44

ハイマツの実？味をみておけばよかった。

7/22 9:52

暑い…
雪渓の雪を掘って…

7/22 9:52

かじります。涼しい！

7/22 9:58

登ってきた早月尾根は、雲の下に。

7/22 10:08

富山県警の青いヘリがウロウロ。
パトロールなのか、救助要請でもあったのか。

7/22 10:26

標高2800m通過。
山頂まであと700m。
ここがエボシ岩だったのかな？

7/22 10:28

肌寒くなったので、袖を伸ばします。

7/22 10:33

また富山県警のヘリが。

7/22 10:34

しばらくウロウロしてから、富山市の方向に戻っていきました。。

7/22 10:48

鎖場と雪渓。

7/22 10:48

しばしば雪をかじります。

7/22 10:50

朝6時に早月小屋を通過した単独男性が降りてきました。
山頂は貸し切りで、のんびりしていたとのこと。

7/22 10:52

絶壁の鎖場。
積雪期はどうなっているのかな？

7/22 10:53

ありがたいボルト。

7/22 10:53

朽ち果てた標識。

7/22 10:53

読めません。

7/22 10:55

鎖場を圧迫するような雪渓。

7/22 10:56

岩と雪渓の間に体をこじ入れて通過。

7/22 11:02

早月尾根最後の鎖場。

7/22 11:12

早月のペンキ。

7/22 11:12

早月尾根と別山尾根の分岐標識が2つ見えます。

7/22 11:13

小さいのが一つ。

7/22 11:14

大きいのが一つ。
2016年の写真では、横板？は2枚。
2018年4月に上った時は、横板？は1枚。
だんだん朽ちているようです。

これは2016年7月の分岐標識。
板が十字に2枚あるのが確認できます。

こちらは2019年4月の写真。
下側の板が見えません。

7/22 11:16

ガス越しに、早月小屋の赤い屋根が見えます。

7/22 11:23

剱岳、三度目の登頂！

7/22 11:23

三！

7/22 11:26

居合わせた方に撮って頂きました。

7/22 11:28

三！

7/22 11:28

剱岳山頂でミラノール！（フッ素うがい）

ミラノールは（理屈の上では）虫歯リスクを半分にします。
お求めは、お近くの歯科医院で。

7/22 11:29

剱岳山頂で歯科健診！

自分の歯を守る為に、お近くの歯科医院で定期健診を受けましょう。

7/22 11:30

剱岳山頂でデンタルフロス。

歯ブラシだけでは、6割のプラーク（細菌）しか取れません。
フロスを使いましょう。

7/22 11:33

この時、山頂には2人パーティと私の合計3人。

こんな剱岳は初めてです。

7/22 11:33

日本海に伸びる後立山連峰。

7/22 11:34

剱沢。

7/22 11:42

八ツ峰。

7/22 11:44

山頂直下、源次郎尾根方向に、ビバークできそうなスペースが。

7/22 11:45

右の赤い屋根は剱澤小屋。
左の青い屋根は、文部科学省登山研究所夏山前進基地。

7/22 11:46

祠には御札とお酒が奉納されていました。

アマビエの御札でも持ってくればよかった。

7/22 11:47

山頂パノラマ画像。

7/22 11:49

八ツ峰。

7/22 11:49

剱沢方面。

7/22 11:50

三角点。

7/22 12:06

気温は補正値でマイナス1℃？

うーん、薄手のウインドブレーカーと短パンで丁度いい程度だったので、もうちょっと気温は高かったと思うのですが…

7/22 12:07

下山します。
カニのヨコバイ入り口へ。

4月に降りた時は鎖が雪で埋まっていて使えず、後ろ向きでダブルアックスで降りました。
鎖が使えれば楽なもんです。

7/22 12:10

カニのよ…ばい！ハレンチな！

7/22 12:11

先行者の動きを見て予習。

7/22 12:12

赤ペンキの下が、有名？な「身を乗り出さないと届かない最初の一歩」です。

7/22 12:14

ヨコバイ核心部通過。

7/22 12:15

ハシゴ。

7/22 12:15

ガイドツアーの方は、スリングとカラビナで鎖にセルフビレイを取って降りていました。

7/22 12:16

同じ支点から伸びている鎖は、二人同時に掴まないように…

7/22 12:18

後ろ向きで降りる時は、股の間から次の足場を見極めます。

7/22 12:19

平蔵のコル、トイレブース。

7/22 12:20

2室あります。

7/22 12:20

手前の部屋。

7/22 12:20

奥の部屋。
携帯トイレの使用ブースとなっていますが…使っている人、いるのかな？

7/22 12:20

平蔵小屋跡。土台だけ残っています。

7/22 12:21

平蔵谷。アイゼンとピッケルがあればここから降りれるのですが。

7/22 12:23

雪渓の向こうが、登りルートのカニのタテバイ。

7/22 12:27

平蔵の頭へ登る鎖場。
2019年の4月は、ダブルアックスで雪壁を降りました。

7/22 12:28

ここが雪壁になっていたのです。よく降りれたな…

7/22 12:28

前回（2019年4月）はどうやってここを通過したか、思い出せません…
稜線通しだったかな？

7/22 12:34

トラバース。ここも思い出せません。

7/22 12:45

武蔵谷？

7/22 12:47

鎖場。

7/22 12:53

下山道は、前剱東側を巻きます。山頂は通りませんでした。

7/22 13:04

4番鎖場。
多分前剱の山頂直下。

7/22 13:06

事故が多いという前剱の下り。

技術的には普通の岩場ですが、疲労が溜まっている上に難所が終わって気が緩むからでしょう。

2度尻餅。トホホ。

7/22 13:16

前剱大岩。

7/22 13:17

前剱大岩を下から。

7/22 13:30

途中でガイドツアーのパーティーを追い抜きます。

7/22 13:34

振り返って。

7/22 13:37

一服剱トラバースは廃道。

7/22 13:47

前剱を振り返って。

ほぼ垂直に見えます。

7/22 13:50

剱沢。
来月は真砂沢経由で水平歩道、櫻平に抜ける予定。

7/22 14:08

剣山荘到着。

7/22 14:09

手洗いしてからマスク装備。

7/22 14:14

山荘内ではマスク着用の注意書き。

7/22 14:20

お互いの感染リスクを少しでも下げる為、カレーは外で食べます。

美味い！

7/22 14:47

浄化槽。
剣山荘は山小屋には珍しい水洗トイレですが、ここで処理をしてから剱沢に流しているのかな？

7/22 14:48

今日のゴール、剱沢野営場まであと一踏ん張り。

7/22 14:54

何度か雪渓を渡ります。

7/22 15:03

古い踏み跡に入ってしまい、遠回り。

7/22 15:08

剱沢小屋が見えました。

7/22 15:14

雪崩対策の石垣。

7/22 15:15

剱岳を振り返って。

7/22 15:16

石垣と小屋の間。
隙間に雪が入らないようフタがしてあります。

7/22 15:18

雪渓についた道。
歩いているときには傾斜を感じませんでしたが、遠くから見ると結構傾いているように見えます。

7/22 15:18

剱沢小屋到着。

7/22 15:25

ガスが。うまい具合に晴れ間に登れたようです。

7/22 15:25

剱岳パノラマ画像。

7/22 15:26

文部科学省（以下略）。

7/22 15:27

真砂沢方面は来月に。

7/22 15:28

テン場へ歩きます。

7/22 15:38

トイレの建物は2つ。

7/22 15:39

テン泊の受付。

7/22 15:43

手の消毒、マスク着用の注意書き。

7/22 15:43

テン泊は、一泊500円。
2泊以上は何泊しても1000円。知らなかった。

7/22 15:43

コロナ関連の注意書き。

7/22 15:43

剱沢小屋は、小屋泊の人以外には食事の提供なし。
カップ麺は「お湯は自分で」とのこと。
接触を極力避ける為でしょう…うむむ…

7/22 15:43

受付時、小屋に入る人数は1名まで。

7/22 15:43

水場は2箇所。
管理所そばの水場は塩素有り。中央水場は塩素無し。

気にせず中央水場の生水を飲みました。生水でお腹壊したことが無いので…

7/22 15:47

「マスク着用」の旗。

7/22 16:01

テント設営完了。

7/22 16:04

ツェルト一杯。
ガチな山岳会か、大学の登山部か？

7/22 16:06

今晩と明日の水を確保。

7/22 16:06

こちらは生水。

7/22 16:09

カップ麺のお湯がもらえないので、コーラとチョコチップクッキーの夕食。

7/22 16:09

マットとエマージェンシーヴィヴィを干します。

7/22 16:16

アイフォンのバッテリーと、ヘッデンを充電。

7/22 16:24

テント設営完了。

7/22 16:33

15張り位。

7/22 17:36

トイレからテン場方向。

7/22 17:44

2シーズン履いているスポルティバのトラバースTX4。
だいぶソールが磨り減ってきました。そろそろ買い替えかな？

7/22 21:19

日が暮れた辺りから雨が。
寒い…
足先をザックに突っ込みます。

7/22 23:39

「私物落下事故多発地帯」

トイレの注意書き。

7/22 23:39

コワイコワイ…

7/22 23:49

背中が冷たい…
ゴムベルトを背中に敷くと、少しマシになりました。

銀マットを折りたたんで、背中側に入れても良かったかも。

7/23 4:44

寒さで目が覚めました。
雷鳥荘の外来入浴開始（10時半）に合わせて7時半くらいに出発しようと思っていましたが、寒いのでまず室堂ターミナルへの下山を優先することにします。

7/23 4:51

マットが濡れていました。これで背中が冷たかったのかな？

7/23 5:14

外は雨。
体を冷やさないように、テント内で靴も履いてしまいます。

7/23 5:40

大雑把にザック、予備バックに荷物を詰め込み、早朝で誰もいないトイレに逃げ込み、ゆっくりパッキングします。

7/23 6:01

6時に出発。
剱岳はガスの中。

7/23 6:01

テントを撤収している人も。

7/23 6:02

テムレスの裾は、袖の中に入れて水の侵入を防ぎます。

7/23 6:41

剱御前小舎へ。

7/23 6:44

間違えて別山の尾根へ直登するルートに入り込み、時間のロス…
後続の方も直登ルートへ向かっていたので、教えてあげました。

7/23 6:57

涸れ沢を横切る箇所で、間違えて岩場を直登しようとしている方がいたので、声をかけてルートミスを指摘。

ガス＋雨だと、集中力も落ちるし、地図を見るのもおっくうになり、簡単にルートミスが起こります。

7/23 6:59

剱御前小舎が見えてホッとします。

7/23 7:02

剱御前小舎の直下まで雪渓が残っています。

7/23 7:03

温かいコーヒーでも飲もうかなと思ったら…

7/23 7:04

「ご宿泊の方のみお入りください」
「休憩室はご利用いただけません」
とのこと。
温かいコーヒー…飲みたかったですが、自分がコロナかもしれないと仮定すると、三密の状況を可能な限り避けた方が無難です。

歩き続けていれば寒くはありません。そのまま雷鳥沢へ降りることに。

7/23 7:05

雷鳥沢へ。
このルートは、2016年に登りで使ったのみで、降りるのは初めてです。

7/23 7:08

ガスのなか、標高を下げていきます。

7/23 7:47

雷鳥沢にも、一部雪が。

7/23 7:54

お花畑。

7/23 8:01

浄土沢にかかる橋を渡り、雷鳥沢キャンプ場へ。

7/23 8:03

雨の雷鳥沢キャンプ場。
結構テントがありましたし、テント泊の荷物を担いで来る方もかなり多かったです。雨の中のキャンプも楽しいのかな？

7/23 8:06

らいじぃ君もマスク。

7/23 8:06

雨で展望なし。

7/23 8:09

雷鳥沢ヒュッテ。

7/23 8:09

雷鳥温泉への最後の登り。

7/23 8:11

雷鳥沢キャンプ場は、今シーズンは売店なし？

7/23 8:20

雷鳥荘。

7/23 8:24

防毒マスク入り、防災箱。

7/23 8:24

英語、中国語、韓国語で書かれた火山性ガスの注意書き。

7/23 8:27

中央の男女パーティーの方に「ツイッターで見てます」と声をかけて頂きました。

7/23 8:37

みくりが池温泉。
ピッケルを持った若者の6人パーティーとすれ違いました。
長次郎谷か平蔵谷を狙うのかな？この雨の中…

7/23 8:38

池の中の雪はすっかり溶けたみくりが池。

7/23 8:45

室堂ターミナルに着きました。

7/23 8:47

ターミナル前には、まだ雪が残っている箇所も。

7/23 8:48

無事下山！

7/23 8:50

建物内ではマスク着用。

自分が人からコロナをうつされないように。
隠れコロナかもしれない自分が、人様にコロナをうつさないように。

7/23 9:11

前剱の負傷が2人。

7/23 9:12

これから入山する方々。お気をつけて。

7/23 9:12

例年の賑わいがウソのような、広々としたターミナル。

7/23 9:13

コロナ対策で、そばコーナーの営業は停止中。

7/23 9:14

ソーシャルディスタンスの注意喚起。

7/23 9:15

びしょ濡れの装備を着替えて、富山県警シンボルマスコットの立山くんと記念写真。

7/23 9:16

Withコロナ時代の登山ポスター。

7/23 9:19

軽食コーナーも中止。

7/23 9:20

佐々成政のさらさら越え。
ホントにやったのかなあ？

7/23 9:20

自販機は稼働していました。
温かい紅茶で一息。

7/23 9:25

室堂ターミナルから美女平まで歩こうかと思っていました。

しかし、この前日に日本医師会から「我慢の4連休。不要不急の外出は控えてください」との声明が。
我慢してそそくさと横浜に帰る事にしました。

7/23 9:26

乗車券のバーコードは、乗客自身がセンサーにかざす方式に変わったとのこと。
接触を可能な限り減らす為でしょう。

7/23 9:26

電気バス。乗客は普段の半分程度。
詰め込まないようにしているようです。

7/23 9:46

大観峰からロープウェイ。

7/23 9:50

何も見えない…

7/23 9:57

黒部平。

7/23 10:04

改札はセルフサービスで。

7/23 10:05

ケーブルカー。

7/23 10:05

運転席にはビニールシート。

7/23 10:17

黒部ダム。

7/23 10:19

黒部川には雲が。

7/23 10:19

雲と放水。

7/23 10:21

黒部ダムの標高は1454m。ダムの高さが186mなので、黒部川の水面は1200m位。なるほど、厳冬期でも完全には凍結せず、黒部横断には渡渉が必要なわけです。

7/23 10:24

ダム側壁に引っかかった木の根っこ。

7/23 10:24

流木がたくさん。

7/23 10:40

関電トンネルをバスで移動。
昔の黒部横断の記録を見ると、歩いて通って大町から黒部ダムにアクセスできていた…というか、黙認されていたようです。

2001年の同時多発テロ事件を契機に、保安上の理由からダメになったっぽいです。

7/23 10:57

扇沢駅。
食堂の椅子が、一方向を向いています。コロナ時代の食堂…

7/23 10:58

ダムカツカレー。美味しゅうございました。

7/23 12:26

信濃大町駅のポスター。
「待合室での長時間の居座り、喫煙、大声での会話、たんやつばの吐き捨て、臭気を伴う物の持ち込み等、迷惑行為の禁止」

うーん、好き放題する輩がいたのでしょうか…

7/23 12:30

膝のテーピング跡。

7/23 12:38

信濃大町駅、アルペンルート概念図。

7/23 12:38

周辺の地図。

7/23 12:39

駅外観。

7/23 12:40

アルペンルート解説。

7/23 12:40

長野県のゆるキャラ、アルクマもマスク。

7/23 12:46

駅そば。

7/23 12:55

駅ホームの模型展示。
さらさら越えした大姥さま？
ホントにそんなおばあさんがいたのかな？

7/23 12:55

さらさら越え展示。

7/23 14:14

駅で新聞を購入。
22日のコロナ国内新規感染者は、過去最多の750人との事。

念願だった早月尾根からの剱岳登頂はできましたが、モヤモヤした思いを抱えたまま横浜に戻ります。
withコロナ時代の登山は、どうすればいいのか色々考えます。

来月も5日間黒部に入る予定ですが、どうなるかな。

7/23 14:15

読み終わった新聞は、濡れた靴を乾かすのに使いました。

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max Apple

感想

wakodental

山行出発直前、東京ではコロナ新規感染者が連日200人超。

私は神奈川在住ですが、いくばくかのうしろめたさや不安を抱えながら出発。

移動中、そして山行中はマスク、ソーシャルディスタンスの確保、手洗いを可能な限り実行することで
「コロナをうつされない」
「自分が隠れコロナかもしれないと仮定し、コロナを人様にうつさないように」
心がけました。

それが正しいことなのかどうかわかりませんが…