ヤチキ沢遡行〜日向山〜林道

2020年07月22日(水) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,339m
• 下り: 1,321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:37
• 合計: 6:27

9:09 スタート地点
13:02 13:05 日向山
13:06 13:07 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
13:15 13:48 雁ヶ原
13:49 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
13:53 日向山
15:36 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

沢の遡行なのでそれに準じた危険
沢のルートそのものに大きな崩落などはなく久しぶりにスッキリした沢を登った気がします。ただ、ナメ滝は苔がひどくかなり滑るので要注意

写真

7/22 9:10

沢の取り付き
水量が少ない沢らしいがここから水がジャブジャブ

7/22 9:20

7/22 9:59

くの字2段8m滝
リード時ずぶ濡れに、木からランナーを一ヵ所取る

7/22 10:11

フォローで登るパートナー

7/22 13:28

日向山山頂にて

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 カラビナ スリング 渓流シューズ トポ ルート図

感想

セラック

連休が雨のため急遽計画を変更して日帰りの沢へ
晴れ間をついて快適な登山でした。

ヤチキ沢を遡行するのが初めてです。
トポ図の情報では入口は水流が無いと記載されておりますが、梅雨のせいか
水量は多めということなのでしょうか？

全体を通して傾斜が強く登れる手ごろな滝がどんどん現れる、北向きに位置するのに
開けており開放的な気分が味わえるいい沢です。
核心は水量にもよりますが、くの字2段8m滝と上部のスラブ帯だと思われます。
特にスラブ帯はあか苔かわかりませんが、ヌルヌルがひどくできれば乾いた部分を登っていくことをおすすめします。

沢の終了点も水が枯れているようですが、はるか上からも絶え間なく水流がでていました。終了点から枝尾根に一旦乗り上げてそこから日向北東尾根までトラバースが20分ほど続きます。トラバース前に沢の装備を解除
トラバースは道がはっきりしている部分もありますが、それが急に消えます。
よく進行方向先を見て、歩きやすい道を自分で探しながら進みましょう。

今回北東尾根とぶつかったところから日向山まで向かいました。
沢の遡行だけが目的であればここから下降を開始します。
日向山に向かう場合は尾根を忠実に登った方が良いです。
下手に側面から近道しようとすると却って大変です。

下降ルートは3つあるようです。
今回はトラバースと尾根がぶつかったところから少し下りてから出合う最初の
ピークの枝尾根から下りてみました。（最短距離だったので…）
ただこのルートはあまりオススメできません。
地形図に載っていない小さな尾根が結構あり、ルートφディングが難しいです。
一番長く続いそうな尾根を選べばいいのですが、斜面も急で危ないです。

初心者がいる場合は1221mピーク手前の尾根から下りるルートが安全だと思われます。（沢の初心者講習会ではこちらから下りている記録がありましたので）