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記録ID: 2474985
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ハイキング
近畿

頂山〜オハイ

2020年08月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:13
距離
9.8km
登り
705m
下り
705m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:13
休憩
0:00
合計
7:13
距離 9.8km 登り 705m 下り 708m
7:33
433
スタート地点
14:46
ゴール地点
「原生林の山」であることを現地に来て知りました。
深山につき衛星状態が悪くGPSがブレを起こし正常に機能しない場所が見られた。下見をしてから登らないと時間がかかる。
本コースは、マニア向き。
九鬼〜オハイ(巨石海岸の)〜古田コースは、一般向き。隠れた海のスポット人気急上昇。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
紀勢道尾鷲北IC下車、R42号・R311号を経て尾鷲市九鬼センターまで30分.
コース状況/
危険箇所等
原生林の山で迷いやすい。南面の登山路は、厳しい地形なので強風雨になれば損傷の恐れあり。
駐車地と登山口周辺図。
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駐車地と登山口周辺図。
駐車地の九鬼中学校と九鬼センター
駐車地の九鬼中学校と九鬼センター
九鬼中学校と登山道を見る。
九鬼中学校と登山道を見る。
九鬼中学校裏に登山口。
九鬼中学校裏に登山口。
登山口から石段の道を行く
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登山口から石段の道を行く
谷筋に入ると青や赤テープが氾濫している。
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谷筋に入ると青や赤テープが氾濫している。
登山は、ピンク色。橋を渡らずに進む
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登山は、ピンク色。橋を渡らずに進む
分岐に標石あり。字は消えて分かりにくいが「ゆくのみちとやまみち」と読めます。
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分岐に標石あり。字は消えて分かりにくいが「ゆくのみちとやまみち」と読めます。
息苦しい谷筋を広いとこで休憩。傍らに「原生林」と書かれた標識がある。
息苦しい谷筋を広いとこで休憩。傍らに「原生林」と書かれた標識がある。
林道に出る。
300mほどで林道終点。
標識に従い谷間の斜面を行くが分かりにくい。
300mほどで林道終点。
標識に従い谷間の斜面を行くが分かりにくい。
小高いところに来て、頂山へは2コースあり。
右の小尾根を登っていくが最後がきつかった。
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小高いところに来て、頂山へは2コースあり。
右の小尾根を登っていくが最後がきつかった。
頂山山頂。薄らい平凡なところ。山は海の恋人と書かれた標識あり。

頂山山頂。薄らい平凡なところ。山は海の恋人と書かれた標識あり。

ハカリカケ入口標識。
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ハカリカケ入口標識。
ハカリカケ大岩。大岩が二つ真ん中が割れている。
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ハカリカケ大岩。大岩が二つ真ん中が割れている。
ハカリカケの眺望。雄大な熊野灘が見える。
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ハカリカケの眺望。雄大な熊野灘が見える。
ハカリカケから尾根を下る道。シダ群生地で道が消えてしまった。何とGPSもブレ現在地が分かりにくい。
天気が悪かったらテープは分からない。お手上げしただろう。
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ハカリカケから尾根を下る道。シダ群生地で道が消えてしまった。何とGPSもブレ現在地が分かりにくい。
天気が悪かったらテープは分からない。お手上げしただろう。
古道に出る。古田への標識がある。
古田は東の方を指す。西は、何も書かれていないが九鬼へ行くのだろう。古田道へ進むが古田は何処にあるのか分からず不安。
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古道に出る。古田への標識がある。
古田は東の方を指す。西は、何も書かれていないが九鬼へ行くのだろう。古田道へ進むが古田は何処にあるのか分からず不安。
無事、古田に着き安堵した。
清流も流れキャンプ場には、最適。
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無事、古田に着き安堵した。
清流も流れキャンプ場には、最適。
橋を渡ると神社が祀られている。
傍には、2号遠見・番所の古い標識はあるがオハイへの道標なし。周辺を探索し古田に戻って昼食をとる。
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橋を渡ると神社が祀られている。
傍には、2号遠見・番所の古い標識はあるがオハイへの道標なし。周辺を探索し古田に戻って昼食をとる。
大石にオハイ入口と書かれ所から入る
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大石にオハイ入口と書かれ所から入る
大配(オハイ)の標識。
ここは、隠れた人気スポット。滝のように水流が巨石の中を走り熊野灘へ。
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大配(オハイ)の標識。
ここは、隠れた人気スポット。滝のように水流が巨石の中を走り熊野灘へ。
大岩から滝のように流れ落ちる。
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大岩から滝のように流れ落ちる。
岬が見えます。右に見えているので九鬼岬ではない?
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岬が見えます。右に見えているので九鬼岬ではない?
大海原の熊野灘。青い海と水平線が丸を帯びて見えます。海と空の境界線が鮮やかです。手前の白い波も絵になります。
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大海原の熊野灘。青い海と水平線が丸を帯びて見えます。海と空の境界線が鮮やかです。手前の白い波も絵になります。
オハイ〜九鬼への道。海と山が接近した急斜面の東南面に登山道が付けられている。台風等が来たらモロに影響受けそう。出かける前には情報を得てから登るようにしてください。
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オハイ〜九鬼への道。海と山が接近した急斜面の東南面に登山道が付けられている。台風等が来たらモロに影響受けそう。出かける前には情報を得てから登るようにしてください。
この先、鉄板が落下し危険な状態になっています。何とか這い上がりました。
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この先、鉄板が落下し危険な状態になっています。何とか這い上がりました。
山の斜面に密集した九鬼の集落
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山の斜面に密集した九鬼の集落
階段のある狭い道なので自転車しか通れません。
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階段のある狭い道なので自転車しか通れません。
九鬼神社に下山。
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九鬼神社に下山。

感想

<山レポ>
7時35分
 今日は、休日なので学校の先生や役場職員も出勤してこない。
 九鬼センター前の駐車場は1台も留めてありませんでした。
 中学校の裏にある「頂山・1号魚見・原生林」案内板の所に来る。
 駐車場から200m位です。
 登山口付近にいたご老人に道を尋ねると、
 ここは、山師しか入らない。迷いやすいので登山者は見かけない。
 一瞬、不安な気持ちになるも石段を登っていく。
 谷筋に入ると、山師が付けたと思われる青いテープが
 次から次へへと出てくる
 ピンクのテープが登山用のようですが、圧倒的に少ない。
 谷道は、大勢で来るとテープの色分けも容易であろうが、
 二つ目(単独)では、ピンクテープを選択するのにも時間がかかる。

 8時19分
 分岐に標石が建つ
 消えかかっているので文字は読みづらい。
 右のやまみちは、頂山のこと。 左の字は、不明。
 帰宅後、調査したら「ゆくの道」らしい。
 奥に、生野という村落が存在していたようです。
 息苦しい谷筋を抜け広いとこに出て休憩。
 傍らに「原生林」と書かれた標識がある。
 確かに植林とは違う雰囲気を感じます。
 伐採はされているのか以外と明るい。

 8時50分、林道終点から頂山へ。
 紀北の山本(著者福井)には、。
 R311号線「健康とゆとりの森」から5km。
 林道終点に駐車、徒歩25分で山頂に着くとある。
 林道終点らは、小峠に出て右の高い方へ踏み跡を辿るが
 分かりにくいと書かれている。
 自分は、林道終点から30分かかりました。

 9時20分、頂山着。
 昼までも薄暗い山頂には山は海の恋人書かれた標識あり。
 中央に二等三角点あり。
 海の恋人にしては、平凡なところで夢を感じない。
 10時、ハカリカケ大岩着
  周りには、大木が多い。熊野灘の展望が良い。

 ハカリカケから古田までの道。
 ハリカケから吉田道分岐の峠までは、シダの群生した尾根で
 迷いやすい。
 シダの群生に来て、GPSは異常シグナル。
 スマホGPSは、ブレて現在地が分かりづらい。
 ガーミン64sGPSは、進路と反対の方向を指す。
 何度も立ち止まり「地図とコンパス」で方向を決めテープを
 探し探し進む。
 お天候が悪ければテープは分からないのでお手上げだ。 
 ここから進むも戻るも地獄の道が待っている。
 
 11時15分、古田着。
 清流の橋を渡ると神社が祀られている。
 2号魚見など古い標識があるがオハイへの道標はなし。
 30分ほど周辺を探策し古田に戻って昼食をとる。
 清流も流れ空も抜け明るい。キャンプ場には最適。

 12時25分、オハイ着。
 沢に沿って下っていくと小滝が連続し、沢はオハイの巨石の中を
 音をたて流れ、最後は轟音をたて海に落ちていくドラマチックな
 光景。
 大海原の熊野灘、青い海と水平線が丸みを帯びて見えてます。
 海と空の境界線が鮮やかです。手前の巨岩と白い波も絵になる。
 憧れのスボットに来て疲れも吹っ飛び喜びに変わった。
 まさに「山楽し」でした。

 オハイから九鬼への道。
 海と山が接近した急斜面の東南面に登山道が付けられている。
 台風等が来たらモロに影響を受けそうな道です。
 出かける前には情報を得てから登るようにしてください。

 <後書き>
 原生林の山であることを現地に来て知りました。
 深山につき通信衛星の受信状態が悪くGPSがブレ
 正常に機能しないところがあった。
 地図とコンパスを見て何度か修正した。
 本コースは、マニア向き。下見をしてから登らないと時間がかかる。  九鬼〜オハイ(巨石海岸)〜古田は、一般向き。

 登山時期、真夏の登山は適していません。
 原生林は、シダのヤブもあり長袖・長ズボン・スパッツなど
 防虫対策をしないと怖いです。
 三重県南部は、マダニ・ツツガムシに要注意です。
 (7月朝熊ケ岳でも2人刺され入院した)
 水は、至る所にあり補給できます。
 涼しいところは見当たりません
 この日は35℃の猛暑でバテバテ状態でした。

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