ベニガラ谷 沢登り
- GPS
- 17:12
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,515m
- 下り
- 2,497m
コースタイム
天候 | 雨→曇、霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
あたくしの実力のなさを感じた今回の沢登り…何をするにもモタモタ…
第1章 天気
私は、お天気ナビの信仰者。
当日まで多数の予報サイトをチェックする。天気予報に一喜一憂しているのはいつものこと。
当日、目覚めるとお天気アプリから「台風が近づいています。」と通知されていました。
スケジュール変更は、いつものことだけれど、その直前までどうするかわからない…
待ち合わせ場所では、傘を、差して車に乗り込みました。
雨が降る沢登りもいつものこと。
雨量は?
雷は?
水量は?
濁りは?
お天気ナビは、他の予報サイトより更新が早い。
道中、お天気ナビを見つめ続けました。
10ミリ
6ミリ
7ミリ
開始時間をずらすとか、雨を耐えるとか想像してると怖くて
雨雲レーダーの赤い塊が傾山に近づいていくのがわかります。
しばらくすると赤い塊は、太平洋側よりに通過!
予報は変わり、これなら小雨程度で行けそう!
第2章 ヌメリ
私は、ラバーソールの沢靴しか所持していないのです。
フリクションの悪さに何度も滑ってしまいました。トラロープで淵をトラバースすることになり、気持ちは、急降下に萎えていきました。ヌメリが怖いよー。
支給してくださった純綿の軍手を沢靴に履かせるとあら不思議!?フリクションが効きはじめます。それでも軍手カバーのないかかと部分でうっかり踏むと滑ってしまいました。
しかし、そのお助け軍手カバーも直ぐにボロボロに。ひっくり返して裏面利用を繰り返すうちに、破れ穴が大きくなり、軍手の指の部分がはみ出してきてそれを反対足で踏んでしまいそうになり。
沢の上部より下部のほうがヌメリが強かったように思います。
第3章 おさかな
あたくしは、釣りができない。
釣り竿を降って同行者に釣り針を引っ掛けてしまった過去がありそれがトラウマ。
リーダーの投げた釣糸の先に、おさかなさんたち集まる。『なになにーっ』って興味津々の様子。なんかかわいい。
第4章 焚き火
焚き火は、楽しい。前に訪れた人がならしたテント場の傍らに石で作られた釜戸。そこら辺で折るパキッ音がするくらいに乾いた小枝を集める。着火材を手がかりに火種を安定させる。太い木を外側に、トンガリ山状に立て掛けて、乾燥を促しつつ燃やすことができました。燃えている火を見つめるだけで幸せ。
第5章 瞼が腫れる
テント場でブヨに刺されました。沢は、楽しいけれど、よく、ブヨに刺されてしまう。これは体質かしら。ブヨ来たなーというときに手で追い払っていたのにやっぱり刺されました。下山時まぶたは、腫れ上がり、目が開けづらいほど。見た目はおいわさんでした。
今回、ヒルさがりのジョニーを持参し、ヒルに噛まれることはなかったのに。
そしてテントの中で蚊にたくさん刺されました。寝てる間に、テント内に小さな蚊がたくさん集まっていました。
持って行きたいもの…蚊取り線香、虫除けスプレー、蚊がいなくなるスプレー
第6章 懸垂下降
以前の山行で懸垂下降のセットをミスしてしまったことがあり、バックアップをとりたくなる。これは、セオリーですが、早くない。つまり、遅い。
ATCで懸垂下降するが、短い懸垂下降なら半マストで降りるように言われる。現場でささっとできるように復習しておかなくては。
それからフィックスしてあったトラロープで懸垂下降しちゃったのも初めて。トラロープは、伸びないからちょっと安心のような。
第7章 地図読み
地図が読めないと言われ続けて随分経ちます。拡大印刷した国土地理院地図を貼り合わせ、ルートを引き、枝沢を書き込み、宿泊地の標高を書き入れてきた。ただ、その地図が大きいので、折り畳んだ状態でジップロックに入れ、水濡れが怖いので取り出さずにいたのです。
傾山の山頂を楽しんで、少し下ったところにベニガラ谷を見渡せるポイントを教えてもらいました。山を見てもなかなか山座同定の難しい私。こっちが右俣、こっちが山頂に突き上げる本流。って教えてもらってやっと気づく。地図を鳥瞰図のように立体視できてなかった!次回からは、地図ケースでささっと取り出せるように準備して、挑戦したいと思います。
第8章 おまけ
帰ってきたら、車の電子キーが作動せず。
沢登りの携行を繰り返すうちに、電子基板が浸食されていたようでした。対処としては、電池を取り出し、内部の水分を拭き取ってしばらく乾燥させるとその電子キーが復活しました。気をつけなくては!
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