八経ヶ岳で初の親子ツエルト泊に挑戦
- GPS
- 27:11
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,132m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:07
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
子供と一緒にテン泊ならぬツエルト泊で八経ヶ岳を目指しました。
そもそも予算の都合でテントが買えず、ファイントラックのツエルト2ロングを昨年購入しました。なかなか機会がなかったのですが、この夏休みのタイミングで小5の子供を連れて行くことになりました。
これはある意味、道連れのようなもので、父の初のテン泊ならぬツエルト泊に、子供にとっても初の百名山に挑戦するというチャレンジングな山行です。
計画段階では四国の剣山が第一候補だったのですが、台風の影響で天気が悪そうだったので、八経ヶ岳に変更しました。
ルートは、行者還トンネルからだと泊まるにはコースが短すぎるという変なこだわりから、熊渡に車を置いて狼平避難小屋で一泊して翌朝登頂する計画です。
思ったより暑く、ゴツゴツした石だらけの林道を登って行き、金引尾根に取りつきます。この道は不明瞭、しかも一気に標高を上げるので最初で最大のヤマ場です。子供は山用のリュックではないので、肩にモロに負荷がかかります。私は私で、40リットルのザックに無理やり詰め込んでいるのであまり余裕はありません。休憩しつつ標高を上げ、ようやく約1,500mの主稜線にたどり着いたころには子供は疲れ気味になっていました。取りつきが約700mだったので、800m登ったことになります。慣れない重さのザックを背負って、これだけ登ればそりゃ疲れますね。
ここからは標高はあまり登らないものの、水平距離が長いので、まだかまだかと何度も聞かれながら狼平避難小屋にたどり着きました。
狼平避難小屋は沢沿いにありキャンプ適地で、先にソロのテン泊の方がいらっしゃいました。適当な芝生の上にグラウンドシートをひいて、ツエルト設営に取り掛かります。何しろ屋外で1度、屋内で2度、仮で張っただけなので、心配ではありましたが、思ったよりスムースに張れました。ファイントラックから発売されているガイラインセットに自在が付いているので、テンションを調整しながらやるとうまく張ることができました。
ロールの銀マットと折り畳みのパッドを並べて二人で寝るというものです。ツエルトの中では広い方とはいえ、大人と140cmくらいの子供でもやはり狭く感じます。特に三角形になっている作りのため、横並びに座ると頭の部分が支えてしままい、余計狭さを感じてしまいました。一人なら一番高いところに頭を持っていけるので許容かもしれません。
夜になると風が強くなりましたが、サイドリフターのペグが抜けた以外は倒壊することなく持ち堪えていました。しかし夜間雨が降り透湿性が落ちたのか、結露してきました。二人で寝ているので、テントの両端に体がふれるためその部分だけシュラフが濡れてしまいました。縫い目はシームコート処理をしたものの、天井部分の紐から浸水してきてポタポタ水滴が落ちてきました。
まあ、快適性とコストを比較した結果、コスト優先(限定?)でツエルトを買ったので、あれこれ言っても仕方ありません。うまく張れたのと、一晩持ち堪えたことで自信になりました。
結局、慣れないツエルト泊で翌朝子供の調子が思わしくなかったので、頂上にはいかずそのまま下山しました。お互い、いい経験になったのではないかと・・・。
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